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現代医学では「ウイルスや細菌が発見されるとそれが病気の根源だとされる」ようですが、どうもそれは原因と結果の、結果の方を先に見ているのでは無いかと思います。
原因は「宿主」側にあり、ウイルスや細菌がそこに関与する条件が一致しないとこれらは働かないようです。
いくら火(細菌、ウイルスなど)をつけようとしても、燃えるもの(宿主の内的健康状態)が無ければ、火事(発症)にはなりません・
(ウイルスや細菌を空からばらまいてもほとんど効果がない理由)
それよりもウイルスは宿主の細胞との共生関係にあり、いつも有用な働きをしているようです。(宿主からみて一時的に損のように見えても)
「新しい創傷治療」HP http://www.wound-treatment.jp/index.shtml
の【書評とエッセイ】より
感染症は実在しない―構造構成的感染症学(岩田健太郎,北大路書房)
http://www.wound-treatment.jp/next/dokusho.htm
以下転載記事(※内容は一部だけ抜粋、さらに改行を入れしました。全文はリンク先にて読んでください)★★★(★印は投稿者が重要点として付けたもの)★★★
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前文略
★★★★★★★★以下注目★★★★★★★★★★★★★★★★
要するに,「病気の原因」があって「病気」が発症する,という風に考えがちで,
「病気の原因」を見つけると「病気だ」と判断(診察)してしまう。
具体的に言うと,
「痰からMRSAが検出されたから,MRSA肺炎だ」と診断するパターンがそれだ。
ところが,
細菌が体に入ったからといって全例感染症が起こるわけでもないし,症状の出方にも差があるわけで,
「病気の原因(例:感染起炎菌)」と「病気(例:感染症)」は別物なのである。
★★★★以上★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そこで医者はどうするかというと,
検査をして基準値を超えると「異常」とみなし,病気と判断して診断するうわけである。
ところが,
この基準値というやつが曲者で,高血圧の基準値にしても高脂血症の基準値にしても,いわば強引に引いた人為的な基準線でしかないのである。
さらに,検査をするかしないかは医者任せである。
要するに二重,三重に「恣意的に決めた方法と基準」で診断されるのが「病気」であり「感染症」なんだよ,
突き詰めていけば,
それらは実在しないんじゃないか,というのが本書の最初の部分である。
(中略)
少なくとも,
「学会のガイドラインで決められた基準値だから正しい」と頭から盲信している医者にとっては,かなりショッキングな内容ではないだろうか。
(※ 中略 本文はリンク先にて読んでください)
★★★ ★★★★★以下注目★★★★★★★★★★★★★★
ではなぜ,「感染症は実在しない」ように見えるのか。
それは,細菌や微生物と,宿主である人間の関係が動的で刻々と変化するものだからだ。
具体的に言えば,共生,寄生,感染というのは独立した状態(関係)ではなく,宿主と細菌(微生物)のその時々の力関係により,共生は寄生に,寄生は感染へと刻々と状態は変化しているのだ。
おまけに,ここでは便宜的に「共生,寄生,感染」という言葉を使ったが,それらは連続的に移行しあう状態であり,寄生と感染の間には無数の移行状態があるはずだ。
そのあたりがわかっていない医者は,
細菌が人体にいるのを見ると「これは感染症」と即断してしまうが,
実は「感染症の状態」は固定したものではなく,
時間の経過とともに「感染症状を起こしていない状態」に変化していくものなのだ。
この時,患者の状態は「感染症のはずなのに感染していない」状態になってしまうため,
「感染症は実在しない」と見えてしまうのではないだろうか。
つまり,人間の側からだけ細菌を見ると「感染症状を起こすか起こさないか」の二元論で見てしまうが,
細菌の立場から人間を見ると,人間は単なる生息環境の一つに過ぎず(なにしろ体長1ミクロンの細菌にとって2メートル弱の人間の大きさは,人間にすると2000キロ,つまり日本列島のサイズになるのだ),
細菌は生育環境の状態を読みながら,
必要であれば感染症状を起こすし,
必要なければわざわざ感染症状を起こす必要はない。
要するに,細菌は与えられた場で最善の生き残り戦略を選択しているにすぎないのだ。
★★★★★★★★★★★以上★★★★★★★★★★★★★
と,色々と書いてしまったが,それは本書が「久しぶりに出会った知的好奇心を揺さぶられる医者が書いた本」であったからだ。本書が,奥深くて根元的な問題を投じてくれたおかげで,私も様々なことを考えることができた。医者の書いた本には面白いものはあまりないが,そんな中で本書は出色の良書だと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーー
私のコメント
ウイルスや細菌が感染症の根源ではないという事を言うと「危ない話しだな」とよく言われてきましたが、素人の話だけでは済まなくなってきたようです。
口蹄疫狂想曲も新型インフルエンザ狂想曲もどこかおかしい?医学で踊らされてしまった鉄板上の猫ダンスの様に思えます。
ウイルス発見イコール発症でもないし、抗体発見イコール感染でもないようです。
もしこの説に従って厳密に検査して行くと病気だらけにされてしまいそうです。ウイルスや細菌はどこにでも居ると考えた方が自然です。
「どこにも居ない」と考えているのが「清浄国」という考えでしょう。
もっとも、これは厳密な生物学から言っているのではなく、経済(金儲け)中心に創りあげた「思想」のようなものでしょう。
以下は私の素人考えですが
細菌やウイルスは宿主と切っても切れない関係にある。そして、宿主の健康状態(清浄、不清浄の度合い)によって、感染や発症が起こる。
感染の源は宿主にある。
宿主が主で細菌やウイルスは従であるから、本末転倒の医学対策は何も効果を上げない。
ワクチンも治療薬も何の根本的解決になっていない。
反面、ウイルスや細菌をばらまいても宿主との関係が一致しないと感染拡大はしないので、たとえテロでやっても拡散はしにくいだろう。
感染拡大が起こるとしたら地球自然界の働きと宿主の健康状態が絡み合って一致しなければならないだろう。
微生物の働きは発酵か腐敗という形で生物に関与している。
発酵する働きの場合は比較的清浄な状態のものに対して活動する種類。
腐敗の働きをする場合は汚濁されているような状態に対して活動する種類の微生物(ウイルスをいちおう生物的働きとした場合に含む)
したがって、宿主の内的条件が良ければ腐敗系の微生物は働かない。
逆の場合は、発症という形に関与して活動する。
しかし、発症するという事は、イコール腐敗から清浄化への過程であるから、よほどの悪化状態でない限り元の清浄状態に復元する。
病気という清浄を乗り越えた時には、発症前よりも健康度を増す事になり、こちらの方が本当の清浄化現象であろう。
今後も口蹄疫に限らず、同様な伝染性の病気が起こる可能性はある。
家畜も人間も間違った医学に騙されるか、間違いに気づくか、その選択は上の人など「権威」に任せてばかり居られなくなるだろう。
明日は我が身に降りかかる時代、自分でよく考えて判断しなければならない・・・
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