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本日6月11日夕方6時過ぎのKKBのニュースで鹿児島大学の岡本嘉六教授が道路などの封鎖とともに、口蹄疫感染広がりを抑えるためには、時間単位の取り組みが必要であり、発症してから防疫措置を取るのではなく、発症する前に感染畜を見つけることが重要と発言。感染確認がされた農家から1km以内の全農家へ立入検査し、抗体検査で感染の有無を調べることが重要だとのこと。 2000年の時はほとんど被害が広がらなかったが、まさに2000年の時は発症前の感染畜の確認がされていて、発症前に防疫措置ができていたのだ。 2010年のウィルスは2000年のものに比べて感染力が格段に強いと言う報道がされているが、感染実験はされていない。2000年のウィルスと比べてどのような違いがあるのか、感染症状や和牛から乳牛、豚への感染のし易さ、感染媒介がどのようなもので可能なのかなどを実験で確かめる必要がある。野生のシカやイノシシなどで媒介されるのかも確認が必要だ。2000年の時には、ウィルスの分離後、すぐに同居家畜間での感染がある稼働の実験がされたと言う記事がインターネット上にある。今年はまだされていない様子だ。 そもそも、なぜ、2000年の感染の教訓、つまり、感染初期には口蹄疫の典型症状であるひどいよだれや水疱が出ないことがあると言う事実が口蹄疫対処マニュアルに反映されなかったのか、これについてその理由を確認しておくべきだ。 宮崎市に感染したと言うことは、空港や船の貨物を通じて全国へウィルスが広まっている可能性がある。現在のように症状が出てから写真判定で即時に殺処分・埋却というのは、これまでの取り組み、つまり、症状の出た家畜の遺伝子検査の結果を待ってから措置を取るという形よりましかもしれないが、より徹底した対処が必要で、それは、2000年にやったように、感染確認がされたら、その周辺農場でのPCR検査を迅速にやることだ。PCR検査をやったのちに感染する可能性があり、毎日PCR検査をやるのは実質的に不可能だと言う意見があるが、感染ルートを確認するためにも、PCR検査を発症前にやるべきだと思う。発症前にPCR検査をやることで、可能性のある感染ルートを狭めることができるはずだ。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。 <<10>>
口蹄疫発生農場から1km以内の全農場について清浄性検査を
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