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宮崎での口蹄疫感染広がりが故意に仕組まれたものだと言う証拠
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/682.html
投稿者 taked4700 日時 2010 年 6 月 05 日 04:35:19: 9XFNe/BiX575U
 


宮崎での口蹄疫感染広がりが故意に仕組まれたものだと言う証拠

 一週間ほど前から書いているのですが、途中何回も中断したため、文脈が混乱している部分があります。ただ、今回の口蹄疫感染はその被害のひどさがあまりに大きく、そして、自然発生的に起こった感染だとはとても思えないので、その根拠を不完全ながらまとめてみたものです。
 かなり長いのですが、なるべく資料を文中に引用したためです。
 なお、全部で(1).から(10).までの10項目にわたって証拠を述べてあります。

(1).2000年の流行時には感染確認後速やかに制限地域内の全農家に対し立入検査と抗体検査が行われ、それに加えて疫学関連調査が全国的に行われ、1例目を除いてその他の症例は、発症前に口蹄疫感染を確認できたが2010年にはそれらが行われた形跡がないこと。結果的に、こういった手抜きが口蹄疫の蔓延を許した形式がとられていること。

http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/FMD/taiou.htmlにある家畜衛試ニュース(2000年) No.103 P2〜7、海外病研究部長 難波功一、企画連絡室長 清水実嗣、「口蹄疫の発生と家畜衛生試験場の対応」から、「発生と診断の経過」の部分を引用する。かなり長いが、重要なことは、引用部分の後半に書かれている。口蹄疫確認後、速やかに全近隣農場へ立入調査と抗体検査が行われていること、及び、「全国の疫学関連農家(宮崎県からの導入牛のいる農家、中国産輸入粗飼料を用いている農家など)について同様な調査が行われた」ことだ。

以下引用:
発生と診断の経過
 宮崎県から牛に口蹄疫を疑う疾病が発生しているとの第一報が入ったのは、平成12年3月21日(火)の夕刻であった。その内容は、開業獣医師より「宮崎市の小規模な肉用牛飼養A農家で3月8日頃に発熱、食欲不振、発咳、鼻や口腔内にビランなど、口蹄疫を疑う症状を示す牛が発見され、同様な症状が同居牛に拡がっている」との届け出が宮崎家畜保健衛生所にあったというものである。しかし、口腔部や蹄部に水疱は観察されず、跛行も認められないとのことであった。そこで、速やかに診断用材料を海外病研究部へ送付するよう依頼した。診断材料は翌22日に採取され、同日午後2時に海外病研究部へ到着した。海外病研究部では、ただちに口蹄疫診断の標準法に基づいた抗原検出用の補体結合反応とエライザを開始し、午後8時に両検査とも終了した。結果はいずれも陰性であったが、同時に行っていたRT-PCRによるウイルス遺伝子断片の検出が同日の深夜、またエライザによる抗体検査では翌日に陽性の成績が得られた。日本では長期間口蹄疫が発生していないことから、診断には慎重を期する必要があるため、23日にはRT-PCRによる遺伝子断片の検出をさらに二度繰り返し実施した。結果はいずれも陽性であった。これらの成績は25日に開催された口蹄疫中央防疫対策本部防疫技術委員会で詳細に検討され、同農場の牛10頭を疑似患畜と診断した。わが国では92年ぶりとなる口蹄疫の発生をうけ、翌26日には疑似患畜を殺処分するとともに、発生農家を中心に半径20km以内を移動制限地域、50km以内を搬出制限地域と設定し、域内の全農家について立ち入り調査と抗体検査を実施することになった。その結果、高岡町のB農家とC農家で抗体陽性牛が見つかり、それぞれ4月3日と9日に疑似患畜と診断、飼養牛の全頭(B農家9頭、C農家16頭)を殺処分した。これらの牛に臨床的異常は認められなかったが、聞き取り調査によりC農家の牛は以前に流涎等の症状を示したことが明らかにされている。
 海外病研究部では、診断業務とともにA農家で陽性となったPCR産物の遺伝子解析を進め、英国のパーブライト研究所(口蹄疫の世界レファレンスセンター)に塩基配列データを送付、ウイルス型の分析を行った。その結果、4月4日に検出した遺伝子断片は最近アジア地域で流行しているO型ウイルスに近縁な新型ウイルスであることが判明し、O/JPN/2000株と命名された。この結果をまえ、疑似患畜とされていたA農場の10頭を患畜と診断した。さらに、4月14日には9日に殺処分したC農家の牛の検査材料から、A農家のウイルスと同様な遺伝子構造を有するウイルスが分離され、C農家の牛16頭のうち抗体陽性の10頭を患畜と診断した。口蹄疫ウイルスの分離に成功したことは、中和試験を可能にするなど以後の抗体検査に大きく貢献することとなった。

 制限地域内の立ち入り検査と抗体検査は連日行われ、一戸ごとに清浄性を確認する作業が間断なく続行された。その結果に基づき、4月23日にはA農家から半径50km以内の搬出制限地域が解除されるとともに、移動制限地域はBおよびC農場を中心とした半径10km以内に変更となった。また、清浄性を確認するためにさらに詳細な検討を要する農家については、複数回にわたる抗体検査とプロバングテストを併用した「農場隔離検査プログラム」を開始することとした。4月26日には移動制限地域をC農場を中心とした半径10km以内に縮小、全地域で清浄性が確認され制限が解除されたのは5月11日であった。

 一方、宮崎県の調査と並行して全国の疫学関連農家(宮崎県からの導入牛のいる農家、中国産輸入粗飼料を用いている農家など)について同様な調査が行われた。その結果、北海道本別町のD農場が農場隔離検査プログラムの対象となり、5月11日には抗体陽性牛2頭のプロバング材料からRT-PCRでO/JPN/2000株と同じ塩基配列を有する遺伝子断片を検出した。同農場では2頭を患畜、同居牛703頭を疑似患畜とし、すべてを殺処分した。また、半径10km以内を移動制限地域に定め、域内の全飼養農家と疫学関連農家(導入元、販売先農場など)の調査を開始した。5月25日には全戸の立ち入り調査と抗体検査によって清浄性を確認し、移動制限が全面的に解除されたのは6月9日であった。

以上引用終わり。

 以上の引用にあるように、2000年の宮崎県での口蹄疫流行では第1例の通報後速やかに@口蹄疫ウィルスの確認が行われ、引き続き、A感染可能性があるエリアの特定とBそのエリア内の全農家へ立入検査と抗体検査及び全国の疫学関連農家への同一内容の検査が行われた。そして、その結果、2例目以降は全て発症前に口蹄疫感染が確認されたのだ。発症前に感染確認がされ、それらの農場で防疫措置が取られたことが感染の広がりを抑えたと言えるはずだ。

 しかし、2010年の同じく宮崎県での例では、@及びAは行われたがBに対応するような検査は行われず、代わりに、次に引用するように電話での聞き取り調査が行われただけだ。そのことは次の資料に書かれている。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei11.htmlより引用:
2 清浄性確認について
移動制限区域及び搬出制限区域内を対象とした電話聞き取りによる清浄性確認については、今日から団体獣医師の協力も得ながら、清浄性確認を行っている。
以上引用終わり。

上の引用は4月23日の記事であり、清浄性確認のタイミングとしては2000年の時と変わりがないと言えるだろうが、電話での聞き取りでは抗体検査ができないので、いたずらに口蹄疫の発症を待っていたと言えるのではないか?

更に、移動制限エリア内などでの立入検査や抗体検査が行われていなかったことは、口蹄疫の感染事例の情報公開で、6例目を除いて全ての感染事例が農場主や普段からその農場を担当している獣医師から通報から確認されていること、及び、立入検査の結果症状が発見されたり、または、抗体検査の結果発症前に口蹄疫ウィルスが確認された例の記載がないことから明らかだ。

 なお、清浄性確認についてという資料が、他に2点、宮崎県のサイトにある。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei14.htmlに4月24日の記事として
「2 本日の清浄性確認について
団体獣医師の協力のもと、移動制限区域内(10q以内)の246戸、搬出制限区域内(10〜20q)の390戸 計 636戸の聞き取り調査を行い、異常は認められなかった。」とある。
また、
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei17.htmlの4月26日付の「防疫措置について」という文書には「2 4月25日の清浄性確認について団体獣医師の協力のもと、移動制限区域内(10q以内)の252戸、搬出制限区域内(10〜20q)の53戸 計 305戸の聞き取り調査を行い、異常は認められなかった。」とある。

 どちらも、聞き取り調査であり、多分、電話での聞き取り調査である可能性が高く、たとえ立入調査であっても、抗体検査はされていなかった様子だ。

(2).2010年の口蹄疫感染が、都農町の水牛農家(6例目)から起こったかのような見せかけが行われていること。この6例目のみが、1例目と飼料会社が共通しているため、疫学関連農場とされて立入検査及び検体検査がされている。しかし、1例目と飼料会社が共通の農家は普通複数あるはずであり、1例目と6例目のみが共通の飼料会社を使っていたと言うのはあまりにもおかしい。また、他に農家があって単に感染していなかっただけだと言うのも考えにくい。そもそも、この2件だけが共通の感染源を持っていたとするなら、その特定はかなり簡単にできているはずで、何が感染源であったかが今頃は発表されていなければいけない。

まず、6例目の水牛農家の口蹄疫発生事例について農林省・宮崎県の記載を引用する。

農林省のホームページhttp://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100423.htmlには次のように書かれている。以下引用:

6例目
(1) 4月22日(木曜日)14時、1例目の農場と利用している飼料会社が共通である疫学関連農場として、宮崎県が当該農場の立入調査を実施しました。
(2) 立入検査時においては口蹄疫を疑う臨床症状は認められませんでしたが、農場主からの過去の臨床症状の聞き取りや、疫学関連農場であることを踏まえて採材を行い、また、別の検査で3月31日に採取、保存していた検体と合わせて、(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(3) 本日夕刻、PCR検査の結果、3月31日採取の1頭で陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(6例目)。

3 今後の対応
当該農場の飼養牛の殺処分、移動制限区域の設定等の必要な防疫措置について、宮崎県とともに迅速かつ的確に実施します。
以上引用終わり。

また、宮崎県のホームページhttp://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei10.htmlには次のように書かれている。以下引用:
(2)確認の経過
平成22年4月22日、1例目の飼料関係の疫学関連農場として、立入調査を実施。
調査の過程で、農場主からこれまでの臨床症状の聞き取りをもとに血液5検体を採取すると共に、別の検査で3月31日に採取していた検体、スワブ3検体と併せて計8検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
4月23日夕刻、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)でスワブ3検体中1検体(1頭分)で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。
3 当面の措置
確認農場において、飼養牛全頭の殺処分、汚染物品の埋却、畜舎の消毒等を実施予定。
以上引用終わり。

どちらも、6例目の発見は1例目の飼料関係の疫学関連調査の結果だと言っている。6例目の農場への立入調査は4月22日であり、これは1例目の感染確認の2日後なので、疫学関連農場が6例目だけだとしたら、あまりに遅い。つまり、普通に考えれば、飼料会社が飼料を販売している農家が別に多数あり、それらに、4月21日や22日以降も立入検査していなければいけないが、そういった情報公開はない。もし、22日の立入検査で当局が第一発症農家が6例目の水牛農家であると考えたのなら、少なくとも、21日に立入検査した農家の事例が情報公開されていなければおかしい。更に、「電話聞き取りによる清浄性確認」と宮崎県の資料に書かれていたのだから、6例目だけになぜ立入調査が行われたのか、非常に不合理だ。

(3).1例目の口蹄疫感染の確認があまりに遅く、2000年の経験が生かされていない。2000年の口蹄疫感染時、「口腔部や蹄部に水疱は観察されず、跛行も認められない」となっていたのだから、2000年以降、水疱やよだれという典型症状がなくても、口や鼻にびらんなどが観察されれば、口蹄疫を疑い、抗体検査(遺伝子検査)をするというようにマニュアル自体が作られていなければいけなかった。しかし、2000年以降に作られたマニュアルはテレビ報道によると、水疱やよだれという典型症状を伴うものとして記述されていたと言う。だから、2000年の口蹄疫感染さえも、作為的なものであった可能性が高い。

1例目の確認の経過については、農林省のほうには記載がない。宮崎県のほうにのみ記載がある。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/page00032.htmlにある一例目の発症の経過と当面の措置を引用する。
   以下引用:
2. 確認の経過
1.平成22年4月9日(金曜)、開業獣医師から宮崎家畜保健衛生所に、口腔内にび爛(軽度な潰瘍)のある牛がいるため、病性鑑定の依頼があった。
2.同日、宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員(獣医師)が当該農場の立入検査を実施したところ、症状がある牛が1頭のみで、現時点では感染力が強いといわれている口蹄疫とは考えにくいため、経過観察とした。
3.4月16日(金曜)夕方、同じ症状の牛がみられるという報告があり、17日(土曜)、再度、立入検査を実施したところ、別の2頭に同様の症状があることを確認。同日、病性鑑定を開始。
4.4月19日(月曜)午前、イバラキ病等の類似疾病について、全て陰性を確認。
このため、口蹄疫も疑われるので、同日20時00分、検査材料を動物衛生研究所海外病部(東京都小平市)に送付した。
5.4月20日(火曜)早朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で陽性との連絡。
なお、当該農場については、感染が疑われるとの報告があった時点から飼養牛の移動を自粛している。
3. 当面の措置
家畜伝染病予防法及びこれに基づく防疫指針に沿って、
1.確認農場においては、飼養牛全頭の殺処分、畜舎の消毒、汚染物品の焼埋却等を実施。
2.確認農場の周囲を移動制限区域、搬出制限区域として家畜の移動禁止、家畜市場等の閉鎖等を実施。
3.周辺農場及び関連農場の立入検査等を実施。
4.宮崎家畜保健衛生所、県及び農林水産省にそれぞれ口蹄疫防疫対策本部を設置。
以上引用終わり。

4月9日に異常を発見しているのに、かかりつけの獣医師も県の家畜衛生保健所の獣医師も、2000年の事例について思い起こすことなく、10日間にわたって経過観察をしてしまっている。

(4).えびの市への感染は川南町の感染農場の系列だったとしているが、川南町の感染事例が何例目のものか示されていないし、疫学関連調査をやった形跡がない。

9例目についてみると、宮崎県のホームページに載っているhttp://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000140704.pdfの毎日新聞宮崎版5月14日には、「えびの市で初めて感染が確認された農場は、川南町の感染農場の系列でした」と書かれている。しかし、川南町の感染農場が何例目のものか特定されていないし、疫学関連調査がされたという記述がない。
更に、次に引用するように、農林省の記事では「発生農場における殺処分等の防疫措置・関連農場の清浄性調査を迅速かつ的確に実施します」としているが、宮崎県の記事では単に「8例目、9例目の確認農場において、飼養牛全頭の殺処分、汚染物品の埋却、畜舎の消毒等を実施予定。加えて、現在把握できている当該農場に係る疫学関連農場に対し移動自粛要請を実施」となっていて、清浄性調査をやったとは書かれていない。
 そもそも、9例目と川南町の感染農場とは、どんな関連があったのかが書かれていない。牛を移動したのか、飼料を移動したのか、獣医師が共通だったのか、使っていた車両が共通だったのか、一切情報開示がなく、なぜ70kmもの距離をウィルスが移動したのか、その説明がされていない。
農林省の記載:
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100428_1.html
2 経緯
8例目及び9例目
(1)4月27日(火曜日)朝、8例目の農場関係者及び9例目から相談を受けた開業獣医師より、口蹄疫様の症状(流涎(りゅうぜん)等)を示す牛がいるとの通報があったことから、宮崎県が立入検査を実施し、同日夜に検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(2)本日朝、PCR検査(遺伝子検査)の結果、8例目については5検体、9例目については4検体において陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(8例目及び9例目)。
3 今後の対応
(1)今回の発生を受け、直ちに第2回口蹄疫防疫対策本部(本部長:赤松農林水産大臣)を開催し、隣接県全域での全額国庫負担による消毒薬散布、発生農場における迅速な殺処分等の防疫措置を支援する獣医師などの増員等を決定しました。
(2)第2回口蹄疫防疫対策本部の決定を踏まえ、宮崎県とともに、引き続き、発生農場における殺処分等の防疫措置・関連農場の清浄性調査を迅速かつ的確に実施します。
(3)都道府県及び国内関係者に対し、改めて異常家畜の早期発見・防疫対策の徹底を指示します。

宮崎県の記載:
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei22.html
2 口蹄疫の疑似患畜の確認(9例目)について
(1)確認場所
宮崎県えびの市大字島内に所在する肉用牛肥育経営
(黒毛和種:肥育牛275頭)
当該農場は、直線距離にして1例目の農場から南西約70Km
(2)確認の経過
平成22年4月27日、開業獣医師から都城家畜保健衛生所に、口蹄疫様症状を示す牛がいるとの通報があった。
同日午前10時に立入検査を実施したところ、流涎や口腔内の軽度のび爛等口蹄疫様症状を示す牛が確認されたため、9頭から採取した検査材料9検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
4月28日早朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で複数検体で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。
4 当面の措置
1.8例目、9例目の確認農場において、飼養牛全頭の殺処分、汚染物品の埋却、畜舎の消毒等を実施予定。加えて、現在把握できている当該農場に係る疫学関連農場に対し移動自粛要請を実施。
2.9例目の確認農場を中心とする半径10kmを移動制限区域及び半径20kmを搬出制限区域として本日夕刻より設置することとした。
以上引用終わり。

(5).口蹄疫ウィルスの感染力が低いように思えること。そして、現代のように国際的に人やモノの動きが激しい時代は、感染のコントロールができないとウィルステロは還って自らを危険にさらすことになってしまうので、感染力が弱いか、又は、毒性が弱い場合しか、テロには基本的には使えないと考えらること。今回の口蹄疫の感染広がりを見ると、一般的な印象は爆発的な感染を起こしていて非常に感染性が高いように思うかもしれないが、実際は感染性が低いことをうかがわせる事例がいくつもある。そのもっともわかりやすい例は水牛農家の事例だ。3月末に水牛の「発熱・下痢」という症状を観察した農家では豚2匹が同一農場で飼われていたが、4月23日に水牛の口蹄疫感染が確認された時点でその豚への感染が観察されていない。このことは、宮崎県のホームページにある「口蹄疫の疑似患畜の確認について」の6例目の「当面の措置」には「飼育牛全頭の殺処分」としか書かれていないし、遺伝子検査で陽性を確認したのは3月31日に採取した水牛3検体と4月22日に採取した5検体の合計8検体のうち3月31日採取の水牛からの一検体のみということから分かる。そして、この水牛農家は水牛を42頭飼っていたわけだが、4月22日に採取した5検体からは遺伝子検査で一つも陽性にならなかった。多分、42頭いた水牛の中から3月31日に症状を出したものはすでに回復していたのだ。もう一つの事例を上げよう。口蹄疫確認の1例目は16頭の牛を飼っていた繁殖牛農家のもの。4月9日に一頭が口腔内に軽度な潰瘍が確認され、4月16日に同様な症状が他の2頭に見られたとされる。牛の潜伏期間は平均6日ほどだとされるので9日に症状を出した牛は4月3日ごろに感染したとみなせ、同居の牛へ感染したのは4月10日と見るのが妥当なはずだが、7日間で15頭のうちの2頭にしか感染症状が出ていない。

(6). 感染の広がり方が、あまりに規則正しいこと。初期の感染の広がり方を見ると、あまりに規則正しいことが分かる。牛の潜伏期が平均6日、豚の潜伏期が平均10日とされるので、防疫体制が作られる4月21日以前の感染は、牛は4月26日までに、豚は4月30日までに症状がでたものになるはずだ。これらは平均の潜伏期なので、牛・豚ともに4月中に症状がでたものを防疫体制が作られる前の感染とみることにする。すると、15例目までが自然状態での感染例とみなせることとなる。川南町の感染例で固有名詞が出ている宮崎県畜産試験場川南支場を基準地点にとると、第1例目から南東約6kmにあるとされるので、第1例目の農場は荒崎山のあたりにあると分かる。6例目とされる水牛農場もこの荒崎山のあたりで、1例目よりも川南町から遠ざかる方向に600m離れた地点にある。
1例目と2例目は位置情報が公開されていない。3例目からは位置情報が公開されているので、それを以下に示す。特に示さない限り全て1例目からの距離のみを記す。
3例目:南約3.4km
4例目:南東約3.4km
5例目:南東約3.4km
6例目:北西約600m(実質的な一例目)
7例目:南東約3.5km
8例目:2例目から北東約2km
9例目:えびの市の感染例
10例目:南東約6km(豚の感染1例目)
11例目:南東約3.4km
12例目:南東約4km(豚の感染2例目)
13例目:南東約6km(豚の感染3例目)
14例目:南東約6.5km(豚の感染4例目)
15例目:南約8km
なお、2例目は3例目から南へ約400m離れていると言うことなので1例目から南へ約3.8kmとみなすことができる。以上の例から南及び南東側のみを抜き出し、症状を観察した日付から逆算したウィルス感染日を記すと次のようになる。
2例目:南約3.8km(症状観察は4月20日、ウィルス感染日:4月14日)
3例目:南約3.4km(症状観察は4月20日、ウィルス感染日:4月14日)
4例目:南東約3.4km(症状観察は4月21日、ウィルス感染日:4月15日)
5例目:南東約3.4km(症状観察は4月22日、ウィルス感染日:4月16日)
7例目:南東約3.5km(症状観察は4月24日、ウィルス感染日:4月18日)
10例目:南東約6km(豚の感染1例目)(症状観察は4月27日、ウィルス感染日:4月17日)
11例目:南東約3.4km(症状観察は4月28日、ウィルス感染日:4月22日)
12例目:南東約4km(豚の感染2例目)(症状観察は4月29日、ウィルス感染日:4月19日)
14例目:南東約6.5km(豚の感染4例目)(症状観察は5月1日、ウィルス感染日:4月21日)
15例目:南約8km(症状観察は4月30日、ウィルス感染日:4月24日)

 つまり、2例目と10例目を除くと、次のようになり、推定感染日との齟齬は多少あるものの、基本的にはきれいに1例目から 順次感染が南下していると見ることができるのだ。
3例目:南約3.4km(症状観察は4月20日、ウィルス感染日:4月14日)
4例目:南東約3.4km(症状観察は4月21日、ウィルス感染日:4月15日)
5例目:南東約3.4km(症状観察は4月22日、ウィルス感染日:4月16日)
7例目:南東約3.5km(症状観察は4月24日、ウィルス感染日:4月18日)
11例目:南東約3.4km(症状観察は4月28日、ウィルス感染日:4月22日)
12例目:南東約4km(豚の感染2例目)(症状観察は4月29日、ウィルス感染日:4月19日)
14例目:南東約6.5km(豚の感染4例目)(症状観察は5月1日、ウィルス感染日:4月21日)
15例目:南約8km(症状観察は4月30日、ウィルス感染日:4月24日)

しかし、自然状態での感染は、空気感染(つまり、飛沫感染)、人やものの移動に伴う感染、ハエなどの昆虫や小動物による感染などがそのまま反映されるので、ある程度の乱雑さを伴うはずだ。そうであれば、以上のようなきれいな並びはあまりにできすぎているように思う。更に言えば、口蹄疫の感染が確認され、防疫体制が敷かれた4月21日以降に感染したことがほぼ確実な5月になってからの感染確認事例が、却ってランダムな分布になっているが、防疫体制が敷かれると感染ルートがたとえば空気感染のみに絞られたりしてランダムにはならないはずであり、このことから言っても今回の感染の仕方は奇妙だ。

(7). 10年前の口蹄疫感染の経験が県や獣医師レベルで生かされていないのはあまりに不自然。2000年に口蹄疫の典型症状が和牛では出ないことを経験している宮崎県で、獣医師、県家畜保健衛生所が今年のケースについて、典型的な口蹄疫の症状がでないからと口蹄疫の遺伝子検査を10日以上も怠っていた。すでに、中国、韓国、香港で口蹄疫感染が今年になってから起こっているし、2001年のイギリスの例ではドーバー海峡を渡ってウィルスが空気感染をした可能性が言われている。だから、韓国などでの発生を受けて今年早春には農林省から各県の畜産関係者へ口蹄疫についての注意を促すペーパーが行っていたはずだ。そして、普通なら、獣医学の学会などでもこのことは話題になり、各畜産関係の獣医師へ注意が促されていたはずだ。なぜ、獣医師と県家畜保健衛生所という二重のレベルで早期発見ができて行かなかったのか、あまりに不自然だ。少なくとも、一種のマインドコントロールが行われていた可能性がある。

(8).口蹄疫処理の不手際があまりにひどく、故意に失敗し民主党の参議院選挙での負けを仕込んでいるように見える。狙いは選挙担当の小沢一郎幹事長の失脚であるはずだ。2009年の総選挙で自民党の負けが仕組まれていた、つまり、麻生元首相の度重なる漢字の読み間違えとか中川昭一氏のへべれけ会見などがマスコミによって集中的に取り上げられたこととほぼ同じように、今回、民主党の選挙での負けが仕組まれているような印象を受けざるを得ない。「怪我」を「かいが」と読んだり、「必勝を期す」を「惜敗を期す」と言い間違うのは、麻生前首相の数十年にわたる政治経験を考えるとあまりに不自然だし、これらのミスがあまりにタイミングよく起こりすぎている。読み間違えが話題になりだしたのは、定額給付金について閣議決定がされていないことが明らかになった直後からだ。普通、総理が賛成すれば閣僚は閣議決定に署名するわけで、閣議決定がされていないということは、麻生首相が乗り気ではなかったということだ。また、中川昭一氏のへべれけ会見も官僚が何人も同行していたのだから、事前に会見をやめさせることができたはずだが、それをしていない。完全にろれつが回らない状況だったのだから、事前に官邸へ電話連絡し会見取りやめの指示を受けることができたはずだ。これらの事例と同じように、今年の民主党の動きはわざわざ支持率を落とそうとしているようにしか見えない。鳩山由紀夫首相の普天間移転に関係する発言はまさにその典型だし、高速道路料金の値上げ案を高速道路建設予算確保を名目に出してきた前原運輸相も、本来なら、高速道路値上げをあまり意識させない形での道路予算確保は幾つかの形で可能だった。そのもっとも簡単なやり方は、建設代金を繰り延べ払いにしてしまうと言うものだ。高速道路株式会社に建設債を発行する権限を与え、その償還期限を10年とか20年ぐらいにすれば、毎年の財政負担はかなり軽くなるはずで、高速道路値上げという印象を与えずに、無料にはならないが現状よりは安い料金設定をすることが可能であったはずだ。そして、今回の口蹄疫感染がある。ゴールデンウィーク中の閣僚外遊は数か月前から決まっていて、自民党政権時代も例年の行事と言っていいものだった。そして、それにちょうど感染拡大期を合わせるタイミングで今回の口蹄疫感染が起こっているわけだ。3月下旬からの水牛への口蹄疫感染が確認されたのは4月23日。しかしその際、同一農場で飼われていた豚二頭については口蹄疫感染が確認されていない。これは宮崎県のホームページにある口蹄疫感染事例の一例目の文章に、豚のことが記されていないことから明らかだ。ほぼ一か月同一管理者の下で育てられていた豚に感染していないと言うことは、初期のウィルスは感染力の弱いものであったはずだ。ともかく、豚に感染していなかったことが、2000年の感染事例がやはり感染力が弱かったことも併せて、赤松農相の海外視察を予定道理行うと言う判断を自然なものとさせる大きな要因だったはずだ。また、口蹄疫対策の一義的な責任は知事にある。このことは各地伝染予防法を読めば明らかだ。更に、初動の遅れは3月の水牛の例や4月初旬の牛の例に県家畜保健衛生所が気が使なったことにある。しかし、これらのことはあまりマスコミでは取り上げられず、もっぱら、政府レベルの対応がまずいことだけが報道されている。

(9). サンデー毎日 「発生源と名指しされた水牛農家大反論」サンデー毎日6月6日号の26ページから27ページにモッツァレラチーズ生産のために水牛を飼っていた農家の方の証言が紹介されている。以下その要約を記す。
・2008年に都農町の農場を買い取り、豪州からオス2頭、メス18頭を輸入してモッツァレラチーズの生産販売を始めた。
・水牛1頭に発熱と下痢の症状が出たのが3月31日。獣医に連絡し、県家畜保健衛生所に通報。しかし、よだれや水疱といった口蹄疫特有の症状がなく風邪と診断された。
・通報から3週間余り後の4月23日、遺伝子検査で水牛の口蹄疫感染が判明。同25日子牛を含めた42頭全頭を殺処分し牧場内に埋めた。6例目として事例報告に記載されている。
・韓国の人を含めて外国人との接触は、自分や従業員を含めて一切ないしアジアに渡航したこともない。輸入した水牛は輸入時に検疫を受けている。
・東国原知事に望むことは本当の第一感染を突き止めてほしいと言うこと。自分の農場を第一発症とするとつじつまが合わない。事実を隠ぺいした牧場があるなら捜査権限を持った機関を動かして真相究明をしてほしい。

要約は以上で終わり。
 もともと、この農場で飼われていた水牛は豪州からの輸入だ。そして、豪州や北米は口蹄疫に感染していない。豪州は口蹄疫清浄国なのだ。だから、検疫でウィルスが発見されないのも当然で、輸入時に口蹄疫ウィルスに感染したいたはずがない。そもそも、輸入は2008年ですでに2年がたっている。もし、輸入時にウィルス感染していれば2008年に症状が出るはずだし、豪州でその感染源探しが行われるはずだ。

 農場主が指摘しているつじつまが合わないこととは多分次のようなことだろう。
1. 2000年宮崎での口蹄疫感染で口蹄疫の典型症状が見られなかったことを県の家畜保健衛生所は分かっていたはずなのに、今回、その教訓が生かされなかった。
2. この牧場の水牛で見られた「下痢と発熱」という症状が他の感染例では見られていないこと。少なくとも宮崎県が公開している口蹄疫感染事例には、「下痢・発熱」という症状は書かれていない。
3. この水牛農家の感染確認は宮崎県のホームページにある「口蹄疫の疑似患畜の確認について 6例目の疑似患畜について」http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei10.htmlには、次に引用するように「1例目の飼料関係の疫学関連農場として、立入調査を実施」と書かれてい、3月31日に県家畜衛生保健所へ通報してあったことが書かれていない。つまり、県がもっと早くこの水牛農家での口蹄疫感染に気が付くことができたはずだと言うことが隠されている。更に、「1例目の飼料関係の疫学関連農場として、立入調査を実施」をしたのなら、他にも多くの牧場・農家も立入検査が行われているはずだが、県の事例報告には、農場主や獣医など、牧場側からの通報で感染が分かったというものばかりが載っている。立入検査がこの水牛・豚飼育農家にのみ行われたのか、または、他の農家にも行われたのか不明であること。
以下、http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei10.htmlよりの引用:
(1)確認場所
児湯郡都農町大字水洗に所在する水牛・豚飼養農家
(水牛42頭、豚2頭)
当該農場は、直線距離にして1例目の農場から北西約600mに位置
(2)確認の経過
平成22年4月22日、1例目の飼料関係の疫学関連農場として、立入調査を実施。
調査の過程で、農場主からこれまでの臨床症状の聞き取りをもとに血液5検体を採取すると共に、別の検査で3月31日に採取していた検体、スワブ3検体と併せて計8検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
4月23日夕刻、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)でスワブ3検体中1検体(1頭分)で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。

(10).スーパー種雄牛忠富士への感染時期・経路について矛盾がある。宮崎県高鍋町の県家畜改良事業団からスーパー種雄牛6頭が西都市へ避難したのが5月13日から14日にかけてだ。そして、同14日には101例目として県家畜改良事業団での肥育牛259頭の中に感染例が少なくとも5頭見つかっている。更に、171例目として忠富士の感染が確認されたのが5月19日だ。しかし、忠富士以外の5頭のスーパー種雄牛や県家畜改良事業団に残してある普通の種雄牛49頭は5月23日現在でも発症していないと言う。13日から14日にかけてスーパー種雄牛を高鍋町の県家畜改良事業団から西都市へ2台のトラックで運んだと言うことだから、この間、少なくとも一晩は忠富士と他のスーパー種雄牛は狭い同一空間に居たはずだ。牛の口蹄疫潜伏期間は短くて3日、長くても10日ほどとされるのだから、忠富士が口蹄疫に感染したのはほぼ移動前の5月13日よりも前であるはずだ。すると、県家畜改良事業団という同一農場内にいてほぼ同一の管理者により世話を受けていた牛たち300頭ほどの中で、肥育牛は259頭から5頭以上が感染したのに、種牛については55頭の中から忠富士1頭のみが感染したことになる。仮に潜伏期間が短くて、西都市へ移動後に感染したとしても、5月19日に症状が観察されているから16日には感染していたはずだ。西都市での最初の感染例発見が20日であり忠富士の発症が観察されたのが19日だからほぼ同時だが、その農場は忠富士などのスーパー種雄牛の仮畜舎からは10km以上離れていたとされている。西都市内で10km以上離れた2地点でほぼ同時期に感染すると言うのは奇妙ではないだろうか?西都市内での発生は24日の時点で他には確認されていない様子だ。更に、宮崎県は、県家畜改良事業団に残してあった種雄牛49頭については14日の肥育牛感染確認から10日を経た25日時点でまだ殺処分していないと言う。
 

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コメント
 
01. 2010年6月05日 13:01:51: wKKuf7EFSc
(8)について
10年前の記録が農水省にあるが、疑似患畜段階で皆殺しにしたから被害が少なくて済んだ模様。
2000年(平成12年)の我が国における発生の経緯及び対応
* 口蹄疫の発生及び対応状況等(PDF:280KB)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/h12_hassei_taiou.pdf
当時の対応に比べたら、政府がやる補償関係については今回の方が早い。
早い拡散に殺処分が追いついてないってのが現状だろう。(出来る人の資格ってのも法律上限られているし、応援要請は知事がやる仕事)
他の国は軍隊が乗り出したり国の仕事になっているけど、日本では地方自治法上、家畜伝染病予防法の運用は自治体の仕事って決まっているので(ry
国は(補償関係や消毒薬の)支出を出したり、自治体だけで手に負えない状況になったら強制介入できる権限しかない訳です。(その為の報告要求する事も出来るけど、してない訳は無いだろう)
ウィルスについては中国が情報提供してないらしく、系統が判っているにも拘らず決めつける訳にもいかない。
原田さん(農水省官僚)のツイッターあたりも見てみる事をお勧めします。
http://twitter.com/hideoharada

02. taked4700 2010年6月06日 06:58:58: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc
01さん、コメント読まさせていただきました。

>(8)について
>10年前の記録が農水省にあるが、疑似患畜段階で皆殺しにしたから被害が少なくて済んだ模様。

 01さんが示されているリンク先の4ページ目にある処分頭数の内訳をみてもわかりますが、1例目は口蹄疫を発症していたため、口蹄疫として診断されたのですが、2例目以降はすべて発症はしていないのです。2例目以降はすべて、1例目の発症を受けて、発症前の段階で処分しようとして、疫学関連があり得ると考えられる全農家へ立入検査及び遺伝子検査をした結果発症前に口蹄疫感染を発見したものです。感染したら口蹄疫の症状が出る前から周囲にウィルスをまき散らすのですが、その程度は、発症後、つまり、激しいよだれや水疱ができた後のほうがひどいわけで、発症前に殺処分できたことは、環境へのウィルス吐出し量が少ない段階で抑えることができたということです。このことは自分の記事の(1)に書いたつもりだったのですが、文意があいまいだったようですね。

 しかし、発症前に口蹄疫は感染するわけで、その意味で、2000年のケースがたった4件の感染で終わったことが自分としては不自然だと感じています。2000年の口蹄疫も、一種のテロであった可能性があるのかなと感じています。実際、2000年は、口蹄疫の流行があった後、大店法の廃止があり、イオンが飛躍的に店舗を多くしています。

 もう一つ述べておけば、口蹄疫も、そしてエイズも、どちらも、発症前に他社へ感染させることができるのですね。細菌兵器の条件の一つはこれかも知れません。


03. 2010年6月06日 07:07:50: txOhhvpr6Y
>01
>日本では地方自治法上、家畜伝染病予防法の運用は自治体の仕事って決まっているので(ry

 しかし口蹄疫は「特定家畜伝染病防疫指針」の存在する病気だぞ。そこには『農林水産省、都道府県、市町村等の連携の下、総合的に実施すべき発生予防及びまん延防止措置の方向を示す』とあって、とくに最初から国家全体で対応することになっているが、なんでそれを無視するんだ?

 家畜伝染病予防法3条の2だよ。


04. taked4700 2010年6月06日 09:53:39: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc
03さんへ、

第3条の2 農林水産大臣は、家畜伝染病のうち、特に総合的に発生の予防及びまん延の防止のための措置を講ずる必要があるものとして農林水産省令で定めるものについて、検査、消毒、家畜等の移動の制限その他当該家畜伝染病に応じて必要となる措置を総合的に実施するための指針(以下この条において「特定家畜伝染病防疫指針」という。)を作成し、公表するものとする。《追加》平15法0732 都道府県知事及び市町村長は、特定家畜伝染病防疫指針に基づき、この法律の規定による家畜伝染病の発生の予防及びまん延の防止のための措置を講ずるものとする。《追加》平15法0733 農林水産大臣は、特定家畜伝染病防疫指針を作成し、変更し、又は廃止しようとするときは、食料・農業・農村政策審議会の意見を聴かなければならない。

となっていますから、国(農林大臣)は、基本的には指針作りです。実際の行動は知事です。

ただ、今回の口蹄疫は、初期対応が遅れてしまったため、予算措置が県単独では判断できない規模になってしまい、事前に国の了解をとっておきたかったということなのでしょう。2000年の時も、国から農家保障などの費用は出ていたようですから、本来、県は国の費用を当てにできるのでしょうが、2000年の時とはけた違いにかかる費用が高くなってしまったので、国の確認がほしかったということ。

今回の初期対応の遅さは、県にまず責任があると思います。少なくとも、県の家畜衛生保健所へ知らせが行き、そのレベルで1週間以上も経過観察になったのですから。しかし、国の対応もおかしく、2000年の時に行われた疫学関連農場または移動禁止区域内の全農家への立入検査も遺伝子検査も2010年のケースでは行われていない様子です。こちらは、国の責任です。結局、県や国のレベルを超えた権力が背後で糸を引いていたということと思います。


05. 2010年6月06日 10:07:37: l982B5tzyU
当初、韓国から輸入されたA牧場の水牛が感染源で、感染を知りながら、
そこの牧場の牛を移動されたのが感染拡大につながったと書いた人が
いたと思うのですが、それは6例目ということでしょうか。

06. 2010年6月06日 10:38:48: NvKIjokA6Y
>>03
ちゃんと調べてコメントしないと馬鹿丸出しというか、イチャモンを付けているだけですよ。
『特定家畜伝染病防疫指針』は平成16年に農水省から出ています。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_bousi/pdf/fmdsisin.pdf

県知事や市町村長がこれに基づいて、迅速かつ的確な仕事をしていれば感染拡大は防げていたはずです。


07. taked4700 2010年6月06日 14:18:30: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc
06さん、

>当初、韓国から輸入されたA牧場の水牛が感染源で、感染を知りながら、
そこの牧場の牛を移動されたのが感染拡大につながったと書いた人が
いたと思うのですが、それは6例目ということでしょうか。

 少なくとも、(9).に引用したようにサンデー毎日にはオーストラリアからの輸入だと書かれています。水牛農家というのは6例目しかないはずです。ですから、「韓国から輸入されたA牧場の水牛が感染源で、感染を知りながら、そこの牧場の牛を移動されたのが感染拡大につながった」というのは、事実とは異なる可能性が非常に高いですね。自分の印象としては非常に悪質なデマでは思います。

 ただ、何か、これは、結構奥深い事件であり、そう簡単には真相が明らかにされないのだと思います。週刊誌や月刊誌でも口蹄疫について事実を探求したものが未だに出ていません。かんぽの宿のバルクセールの時、週刊ダイヤモンドがかんぽの宿売却問題についての特集を組みましたが、未だに、そういった特集が出版されていない。


08. 2010年6月06日 15:26:39: Yb7H34we6c
>>02さん
確かに最初の時系列内容に、3/26(中略)疑似患畜10頭、自衛殺3頭とありますね。
再確認ありがとうございます。

>>04さん>>06さんフォローサンクスです。
ぶら下がりで申し訳ないが、
>>04さん
>しかし、国の対応もおかしく、2000年の時に行われた疫学関連農場または移動禁止区域内の全農家への立入検査も遺伝子検査も2010年のケースでは行われていない様子です。
指針に従っていれば、
>6 立入検査、血清疫学調査等
>関係都道府県は、移動制限区域内及び搬出制限区域内の偶蹄類の家畜の飼養場所、
>移動制限区域及び搬出制限区域から発生前21日以内に偶蹄類の家畜を導入した場
>所のほか、必要に応じ動物衛生課が指示した場所について、速やかに立入検査を行
>い、又は診療獣医師の協力を得て、臨床上の異常の有無の確認、家畜の移動の有無
>等の疫学的調査を行う。また、動物衛生研究所等の協力の下、必要に応じ動物衛生
>課が指示する方法により血清疫学調査を実施する。
とあるので、国の対応と言うより県と動物衛生研究所の仕事ですね。
発表待ちなのか見つけてないだけかは判りませんが・・・

横レスですが
>>06-07さん
中国韓国は動物検疫所のHPによると禁輸措置を受けている国に該当するので、韓国から入る事は有り得ないと思います。
コピペ上も1月になっていたと思いますが、潜伏期上有り得ないか発見した段階でパンデミックになっているレベルだと思います。
http://www.maff.go.jp/aqs/hou/43.html
別記事の笹山氏のブログによれば、系統上香港型に近いとの事で中国が情報公開を渋っているとか・・・


09. 2010年6月06日 16:25:34: txOhhvpr6Y
>04 >06
『口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針に基づく発生予防及びまん延防止措置の実施にあたっての留意事項』も読んだ?
 現地対策本部とともに農水省も全面的にバックアップすることになってるのだよ。

 (3) 口蹄疫中央防疫対策本部(農林水産省)
 農林水産省は、国際機関、関係府省庁、関係都道府県及び関係機関等との連絡調整、防疫措置の企画及び決定、情報収集、防疫措置に関する指示及び専門家との連絡調整等の業務内容に応じた体制を構築し、円滑な防疫対応を図ることを目的として、本部長の下に、原則として次の各班を置くとともに、省内関係部局で構成する省内連絡会議の開催及び関係地方農政局との連携を図る。
 また、動物衛生研究所に対しては、病性鑑定、疫学調査の実施、防疫措置に係る援助等を行うための対策本部の設置を要請する。
総 務 班:防疫措置の企画及び決定、予算の編成及び執行、会議の開催、情勢分析、関係機関との連絡調整、省内連絡会議の開催を行う。
情 報 班:情報の授受及び収集、国民への周知並びに問い合わせの対応を行う。  防疫指導班:発生現地の調査、防疫措置の指導、病性鑑定に関する都道府県及び動物衛生研究所との調整並びに疫学調査を行う。
防疫支援班:ワクチンの準備、消毒資材等の確保、家畜防疫員の動員及び関係事業の調整を行う。
庶 務 班:予算の措置、手当金等の支出に関する事務を行う。
動物検疫所:輸出入検疫の強化、防疫措置支援及び疫学調査の支援を行う。
動物医薬品検査所:ワクチンの検査及び防疫措置の支援を行う。


10. 2010年6月06日 21:36:43: xVJu4Xbn7Q
>>09
> 現地対策本部とともに農水省も全面的にバックアップすることになってるのだよ。

農水省がバックアップしても、「マンゴー売り」の知事があの体たらくでは感染拡大を防げませんよ。
国がバックアップしようとしても県知事が、「同意が無ければ殺せない」とか「あの牛は殺したくない」、「この牛は特例にして下さい」と、決断力の無さを丸出しにしている間に広がってしまったんですよ。
さっさとやっていれば、数十億円で済んだものが、数百億円もの税金を使わざるを得なくなった責任は宮崎県にあります。


11. taked4700 2010年6月07日 00:46:29: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc
赤松農相もそれに近いこと、つまり、近隣農家の牛や豚の殺処分は同意などがないとできないのようなことを言われていたみたいですね。

 ともかく、一番の被害者は農家の方々です。水牛農家の方は、冤罪の可能性が高いと思いますが、マスコミはこのままにしておくのでしょうか?


12. 2010年6月07日 10:09:16: Zr3p0B6wGc
農林水産大臣が法律に基づいた話をするのは当たり前。農林水産大臣に殺処分を指示する権限は無いのです。
訴えられることを覚悟してでも、やるべきことをやるのが決定権のある知事の仕事。
このマンゴー売り知事、昨日の会見で「対策にかかった費用は全額を国が出すべきだ。」なんて自分の無能と無責任を棚に上げて、こんな馬鹿げたことを言っています。
所詮、『ワタクシを、次期総裁候補として、自民党さんは、選挙を、お戦いになる、お覚悟は、おありですか?』などと言っていた知事の危機管理能力なんてこんなもんです。
少なくともこんな知事の後始末に「血税」は使ってほしくないですね。


13. 2010年6月07日 12:56:46: txOhhvpr6Y

 現地知事がどうこうというのは、民主党政権が初動で手抜かりした言い訳には全くならない。それが云えるのは中央政府の対応が完ぺきだったときだけだ。上にあるように、口蹄疫は発生確認直後から国と現地とが連動して対処すべき、という基本方針が出来上がっている。政府と与党が素早く臨時予算を組み、人員と消毒薬を送り込んで牧畜農家には生活保証を約束し不安を取り除けば、はるかに少ない被害で済んだ可能性がある。現地の悲鳴を「選挙目的のパフォーマンス」のようにみなし(無編集の国会中継を見ればわかるが、民主党議員は現地状況の説明に対し、げらげら笑ったり、下品な野次を飛ばすだけ)、放置して事態を悪化させた原因は、やはり民主党政権にある。危機管理能力が全くない。
 にもかかわらず「私がいなかったからと云って、いささかも支障があったとは考えない」と堂々自己弁護する、最高責任者でありながら職場を放棄し選挙応援に動いていた赤松農水大臣を擁護する連中がいるとは、どうにも信じられない。いなくてかまわないなら、歳費を返上してマネキンでも置いておくほうが国益である。



14. 2010年6月07日 19:26:07: C43m3HHL0s
>>13
それ感情論で君はお子様だからさ、いくら喚いても無駄って物だよ。
それとも嘘を百回言えば真実になるような、某国の方ですか?
初動は法律上、県が行う事。
>口蹄疫は発生確認直後から国と現地とが連動して対処すべき
じゃ、法律上国が出来る事を挙げなさい。
自民政権が決めたお馬鹿な法律が変える為には政策審議会の承認を得ないといけない(かつ時間がかかる)から、新たに特措法という物が出来ているんだろう?
少なくとも前回より記録上速い動きなんだし、殺処分が出来る人は誰か良く考えて発言してね。

15. 2010年6月07日 22:31:34: 1bI51T5To6
すばらしい分析です。ありがとうございます。このような仮説が大切だと思います。やがて真実がはっきりとでてくるでしょうから。
感染が人為的に行われた証拠が示されたものと思います。やはり米CIAかと。

16. 2010年6月07日 22:35:41: 1bI51T5To6
口蹄疫(生物兵器)被害拡大の背景には「普天間海兵隊の新田原基地移転計画の可能性」が考えられるか

http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/633.html#c5?ok


17. 2010年6月08日 06:12:48: wUo7A7Vq4U
厚生省(あえて労働を除く)、文部科学省等と、高級官僚の反国民的巣窟に入り込むと皆取り込まれてしまう、魑魅魍魎の世界には誰も入りたがらないのでしょう。

政治家は利権で固められてしまった上級幹部たちからひどい目に遭うことを覚悟してやらないと、とんでもない政策を実行させられますから。

ひどい目というのは役人たちは「ああだこうだ」と言って助言なり方策を示すだけで「責任はとらない」からです。もちろん利益に繋がった御用学者たちの「学術論文」などと言う後ろ盾もあり、どこから見ても文句の内容に身を固めていますから、最後は黙りこくって引っ込むだけ。
結果、責任は大臣に向かいます。

ほとんど素人なみの政治家がポット大臣になって、周りの悪徳集団に知らずのうちに翻弄されるのです。だから自分で賢いブレーンを確保しておかないと、今回の口蹄疫も新型インフルも、まったく言いなりで終わるでしょう。

これはマスゾエ氏も同じでした。厚生省も農水省もガッチリスクラムの利権構造が出来上がっている世界です。ヘタな素人が殴り込みかけたって、いつの間にか仲間にされてしまいます。
シカトされるか、懐柔させられるか、どちらを貴方は選びますか?の世界でしょう。
これをもし本当に上回る事が出来るとしたら、並大抵の知識やプレーンでは間に合いません。


なんと言っても戦前、いや明治以来からこの日本を操作してきた官僚の力は奥が深い。公僕と言って目は海外や利権に向けているという情けない一部の官僚が出世だけは出来る。
本当の非国民とはこういう人達の事を言うのでしょうが、彼ら輩は真に国を憂う人達を非国民と呼んで排除します。

口蹄疫の防疫対策は既に世界的に仕組まれてしまった「作られた理屈」によって誘導させられています。

そのレールにそって日本の御用学者と官僚と農水利権が一緒に動いている。政治家は何も分からないうちに彼らの言いなりになってしまう。

これは日本だけではなく、世界的に動いているのですから、なかなか分かりにくいわけです。マスコミはもちろん御用提灯ですから、国民はほとんど疑うこともない。

本当に怖いほど腐りきったシステム、魔の悪徳ペンタゴンです。
ゆえに、もし人為的に起こそうと思えばいつでも起こせるパンデミック騒動。

その下敷きが上も下も既に刷り込みされているからです、法律さえも作ってあるという。

さも「それが最善の方策」であるかの様に「宣伝、教育」が施されている「場」に、ちょっと突いただけでも充分効果が上がるという「証明」がされました。

これは自然発生でも同じこと。人為的にやってもおなじ事。
同じレールの上に乗せられて走り出す様になっているその「下敷き」が問題なのです。
が、それに気がつかないから中心点を外される。奥の院はそれが実にうまい!
(拍手喝采ものか?)

もしもですが、これが人為的に仕掛けられたとして、局地的であろうが全国的であろうが可能なわけです。
そのレールが敷かれているのですから。
「最善の策」というレールです。まさかこれが「最悪のレール」とは決して見抜かれないように学者や役人、マスコミと仲良しこよしになって防護は万全。

まったく!あの新型インフルパンデミック騒動は好例(悪例)でした。

WHO科学者は豚インフルエンザワクチンメーカーとつながっていた(ABC News)
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/684.html

鬼門の農林大臣、その意味は?
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/687.html
投稿者 taked4700 日時 2010 年 6 月 08 日

似たようなものです。
日本版は農水省、厚生省、文部省(旧名ですが)・・・
どこも似たような利権で一部(全員でないところがNHKやマスコミ企業と似ている)が肝心かなめのところで暗躍している。

ただし、それが確信犯でない者も居るということが根強い力になっている。
なぜなら、洗脳教育によって「自分は正しい、善意でやっている」と信じているから、善意の悪行ほど怖いものはないのだから。
胸を張って堂々とした態度でできるのだ。

と書いていたら、自分自身がその善意の悪行でやっているコメントじゃないかと?
気づいた。
後は自分の頭で考えて判断する、そしてその責任は自分にある。


18. 2010年6月09日 06:37:57: BDDFeQHT6I
疫学的なことは専門外で良く分からないが今回の口蹄疫の大流行について徹底懸賞しないとまた同じ事がそう遠くない将来に起こるだろう。
これだけの家畜に感染したのだから当然野生動物やペットにも感染が拡大しているだろう。
感染獣がすべて発症する分けではないだろうから、日本は潜在的な口蹄疫感染国であるとの認識を持つ必要があるだろう。
口蹄疫対策特に初期段階の対応に@口蹄疫の危険性(今回のように爆発的に拡散する)の認識があったのかA台湾や韓国の情報が共有されていたのかB畜産農家や県特産品などへの配慮が対応の遅れとなったのではないかC発生地周辺の未発生地域の防疫調査が充分だったか(電話による聴き取り調査のみであったことが症状発症まで拡散状況が掴めない原因ではないか、未拡散地域の疫学検査の必要性)D疑いの有る家畜の検査体制、検査能力が充分だったか等の検証を行い、早急に次回の口蹄疫発生に備える体制の整備が必要であろう。

19. 2010年6月13日 09:09:32: mYeHeIdjpE
>>18
農水省や動物検疫所のHP見れば、一応やる事はやっていると思われる。
宮崎以外の他の都道府県には拡散してないのも、注意喚起情報があったからこそだと(ry

20. 2010年6月14日 14:10:23: Ratphq4jig
これはテロ以外に考えられん。

21. 2010年6月15日 08:32:25: UZ1ayY8Kzs
「2010 年宮崎口蹄疫感染は、こんなに不自然な点がある。」より転載
鹿児島大学 岡本嘉六氏の記事

知事は法に則って口蹄疫撲滅に努めるべきである
http://okamoto.agri.kagoshima-u.ac.jp/vetpub/Dr_Okamoto/Animal%20Health/Cull%20out.htm

口蹄疫発生時の初動体制の法的根拠
http://okamoto.agri.kagoshima-u.ac.jp/vetpub/Dr_Okamoto/Animal%20Health/differential%20diagnosis.htm


22. 2010年6月15日 19:15:51: zZpIosAhlM
この体たらく
もはや地方分権なんて口に出来なくなったな

23. 2010年6月16日 18:07:14: 1bI51T5To6
はじめ私は、ケムトレイルを疑っていたが、
初期の感染の広がり方が、あまりに規則正しいことから、飛行機ではやりにくいから、車で1日に4kmづつ移動しながらウイルスをまいた犯人がいたのではないか。あやしまれないでウイルスをばら撒くことのできる人がね。
車を止めていても怪しまれない人。感染日からみて少なくとも4月14から24日にかけて川南町を移動した(車)人がいるはずだ。

24. 2010年6月16日 18:09:35: 1bI51T5To6
しかも米CIAの指令とすると家族を殺すぞと脅された専門家の可能性もある。
もしも真実を阿修羅なんかにばらしたら、すぐ殺すと言われた人が犯人かもしれないと推理している。一つの仮説です。

25. 2010年6月16日 18:37:03: 1bI51T5To6


転載はじめ

口蹄疫:運搬車が感染経路か 調査チーム指摘(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/689.html
投稿者 ニューニュー 日時 2010 年 6 月 08 日 11:20:53: sncY6HQfx5PvU
より
口蹄疫問題で、農林水産省の疫学調査チームは7日、宮崎県えびの市で初の感染が確認された農場と、企業が運営する川南町の系列農場とを行き来した飼料や家畜の運搬車が感染経路になった可能性を指摘した。

転載おわり

記事の通りなら、もっとランダムに感染がおこるはずだろう。
車によるウイルス散布が行われたので規則的な感染経路となった
のだろう。


26. 2010年6月17日 05:20:57: ggoxI2Gkl2
えびの市で口蹄疫が発生した時に、隣の小林市で牛農家をやっている友人に電話しましたが、彼は何故えびの市で口蹄疫が発生したのかという事実は知っていました。地元の人はみんな知ってるみたいでしたが・・・

彼の飼っている80頭の牛は、えびの市で発生した牛農家の委託分。
そのえびの市の牛農家の親農家は都農町のA牧場。
口蹄疫の発生が公になる直前の深夜、トラックで牛をえびの市へ運んだそうです。
(もともとは熊本へ運ぶ予定だったそうですが、熊本から断られえびの市へ)
そして、そのえびの市の牧場で口蹄疫が発生。

彼はこうも言ってました。
「トラックを運転した人はそのあと自殺した」
と。彼も面識がある人だったそうですが・・・・

良心の呵責なのか、抹殺されたのか・・・


27. 2010年6月17日 11:10:32: yOaygTcIAF
>26さんの書かれている内容が 地元農家の方々のなかでは真実として
語られている話です。

その辺の記事については「旬刊宮崎」に掲載された経過もありますが、
この新聞記事自体がデマととられてもいます。
「オオカミ少年」なのかもしれません。

「安愚楽(あぐら)牧場」側からも、口蹄疫発生から自社ホームページには
なんのニュース 報告もあがっていませんでしたが、
6月3日になって、6月2日に旬刊宮崎に対して訴訟を起したことの報告がありました。
6月1日午前は鳩山さんが、宮崎県庁を訪れていました。
翌、6月2日、鳩山さん辞任表明。
前日に宮崎を訪問していたのに、辞任表明の演説の中には口蹄疫問題については
語られることはありませんでした。
直接の言葉ではありませんでしたが、「政治と金の問題」に含まれているのだと
思います。

宮崎県は自民党と公明党の支持基盤の強い土地です。
「安愚楽牧場」については、その資本、支援団体に誰がついているのか、
また、自社内での感染経緯を明確にしてもらいたい・・・と思いますが
その捜査をする関係機関にどこまで良心があるのか。


28. 2010年6月20日 14:41:10: gbA1TsiijU
>>26-27
明確なソースが無ければ、ここでは妄想や都市伝説扱い。

29. 2010年6月21日 01:49:02: G3L4JVzqQM
テロと発言してる人がいるが、本当にそれはテロなのか?もしテロならどこからのテロなのか?が重要だ。

何の根拠もなしに憶測だけを出して混乱ばかり助長させるべきではないと思う。


30. 2010年6月23日 20:31:45: akq0UqqRrw
ソース?
もともと 口蹄疫は 報道管制引いてあったじゃない

地元宮崎のほかにはほとんど洩れない体制が続いていたはずだが?

私がラジオの板に投稿しても載らなかったし
お仲間から報道規制中ですから無理でしょうと教えて頂きましたが

明確なソース とは この場合 どうしたら良いのでしょうね


31. 2010年6月24日 10:24:49: 3vTDE7ZER6
>30
>もともと 口蹄疫は 報道管制引いてあったじゃない

報道管制ではありません。
テレビ局などの馬鹿取材陣が『消毒』もしないであちこちの牧場を渡り歩くので、これらの馬鹿取材陣が媒介になって『感染が拡大』している可能性を否定出来ないので、節度を持った取材をするようお願いしていただけです。


32. 2010年6月26日 14:17:32: a3SKKrsuGM
生物は腸内細菌によって病気などを防いでいます。その腸内細菌が抗生物質や電波の共振作用によって死滅するとどんな病にもかかりやすくなります。
最近強い電波が空から降り注いでいるようなのでそれと関係あるかも知れません。
人間も強い電波で腸内細菌が死滅すると簡単に病気になります。
人間にも病気が発生していたら電波を疑ったほうがいいと思います。

33. 2010年6月28日 01:32:17: zQ1dmqFSv2
私は車などによる直接散布以外に、ケムトレイルも無視できないと思います。
つまり複合的な攻撃の可能性が考えられると思うのです。 何種類かの散布を行い、どれが一番効果的かのデータ取りを行っている可能性も考えられます。
人工的に作られたウイルスや細菌は自然界では弱いと聞いたこともあります。
ケムトレイルといえども感染が強大かというのも疑問ですし。
ついでなので私のケムトレイル目撃記録を書きますと、先月5月だけでも、
 6日 AM10:00 1本、 9日 PM6:20 4本、 10日 AM5:00 5本、 
 16日 PM5:35 1本、 16日 PM6:05 2本、 16日 PM7:00 3本、
 17日 PM6:20 3本、 21日 PM1:25 5本、 21日 PM3:05 1本(散布機も目撃)、
 21日 PM5:25 2本、 21日 PM7:15 1本、 
 28日 AM10:15 2本(断続散布、散布機も目撃)、
 28日 PM2:25 2本、 31日 AM5:00 3本、 31日 AM8:35 2本、
 31日 AM10:05 1本、 31日 PM1:00 1本、 31日 PM1:20 1本、
以上私の住んでいる地域では40本を確認しました、全て方角は東から西に向いてです。 但しケムトレイルと分かっていても、拡散が進行したものは除外していますので、実際は40本以上散布されていると思います。
ところが6月に入って感染拡大が騒がれだしてから、このケムトレイル目撃が私の住む地域では激減しました。曇りや雨の日が多かったというのもあるのですが、どうも気になります。

34. 2010年7月05日 07:36:58: SABGlaCUaU
地震などで電磁波がかかったエリアを飛行機が飛ぶと、飛行機雲が出やすい。

35. 2010年8月14日 11:58:44: nD37Ug6cVo
taked4700さんには
>口蹄疫被害対策にすでに国費800兆円以上が支出!
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/767.html#c18

で、この口蹄疫が「故意に仕組まれたものだと言う証拠」と言う以上、「威力業務妨害罪」や「器物損壊罪」の可能性がありますので、具体的で公判に耐えうる程度の「証拠」の提示を求めましたが、議論のすり替えをされただけで、一切、具体的な証拠は提示して頂けませんでした。
おそらく、taked4700 さんは自分勝手な思い込みだけで投稿されているのでしょう。

その証拠に
>口蹄疫被害対策にすでに国費800兆円以上が支出!
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/767.html#c37

では「JR福知山線の脱線事故」に関するコメントツリーで、確かな根拠もなしに「人様を嘘つき呼ばわり」しています。
あまつさえ、それ間違いだったことが判明した後も謝罪すらせず、支離滅裂な論理で弁解しています。


36. taked4700 2010年8月22日 03:09:03: 9XFNe/BiX575U: rkz36ijLqn
35さんは、次のように書いている。

>この口蹄疫が「故意に仕組まれたものだと言う証拠」と言う以上、「威力業務妨害罪」や「器物損壊罪」の可能性がありますので、具体的で公判に耐えうる程度の「証拠」の提示を求めましたが、議論のすり替えをされただけで、一切、具体的な証拠は提示して頂けませんでした。
>おそらく、taked4700 さんは自分勝手な思い込みだけで投稿されているのでしょう。

しかし、自分は、「宮崎での口蹄疫感染広がりが故意に仕組まれたものだという証拠」というこの記事では、具体的な事例を、そのソースも示しながら取り上げて、それらの不合理さを示している。それを「自分勝手な思い込み」と言われてしまうのはおかしくはないだろうか?

更に、自分は警察のように強制的な調査権限があるわけではない。だから、

>具体的で公判に耐えうる程度の「証拠」の提示を求めましたが、議論のすり替えをされただけで、一切、具体的な証拠は提示して頂けませんでした。

というのは、これこそが議論のすり替えであると考える。行政の不合理さが明らかである場合、それを調査するのは警察の仕事であり、一般人が公判に耐えるだけの証拠を集める必要があるのなら、警察そのものが不要だ。特に、誰がいつ何をしたかというような情報を集めろと言っているのだから。

更に言うなら、警察や検察はいまや無罪の人をでっち上げの犯罪で苦しめる機関になりつつある。冤罪製造機関だ。その典型が志布志事件であり、村木厚子氏の事件だ。

そもそも、「公判」という言葉を使うのは、警察関係者がこれらの書き込みをしているのではないのか?つまり、インターネットを使って悪質な世論コントロールをしているのは、一部の警察関係者ではないのかという疑問が生じてくる。

35さんのようなコメントができるのは、様々な問題の影響を実際には受けていず、第3者的に見ているからではないのだろうか?少なくとも、僕は、現実に起こった県立高校入試不正でまさに、「だれがいつ何をしたか」という情報を含めて大規模な入試不正を告発している。ところが、それを警察はもちろんマスコミも取り上げない。それどころか、自分のホームページさえ、ちゃんとは公開されていないはずだ。そして、日々の生活でごく普通にできるはずのことさえいろいろ妨害されている。アジの干物や味噌汁さえ満足に食べれない生活がどんなものか、ご自分でやってみればいい。結局、権力者側にいる、そして、社会を犠牲にしている者の発言ではないのだろうか?


37. 2010年8月27日 10:41:53: 8C1xj3Wtw6
>>36
>しかし、自分は、「宮崎での口蹄疫感染広がりが故意に仕組まれたものだという証拠」というこの記事では、具体的な事例を、そのソースも示しながら取り上げて、それらの不合理さを示している。それを「自分勝手な思い込み」と言われてしまうのはおかしくはないだろうか?

>更に、自分は警察のように強制的な調査権限があるわけではない。

中略

>というのは、これこそが議論のすり替えであると考える。行政の不合理さが明らかである場合、それを調査するのは警察の仕事であり、一般人が公判に耐えるだけの証拠を集める必要があるのなら、警察そのものが不要だ。特に、誰がいつ何をしたかというような情報を集めろと言っているのだから。

だったら、あなたが揚げた証拠を持って警察、検察へ「告発」したらどうですか?。


>更に言うなら、警察や検察はいまや無罪の人をでっち上げの犯罪で苦しめる機関になりつつある。冤罪製造機関だ。その典型が志布志事件であり、村木厚子氏の事件だ。

ですから、具体的な「証拠」が必要なのでしょう。
例え、掲示板であっても確かな証拠も無しに「仕組まれた」等と書けば「冤罪製造」と同列でしょう。


>35さんのようなコメントができるのは、様々な問題の影響を実際には受けていず、第3者的に見ているからではないのだろうか?少なくとも、僕は、現実に起こった県立高校入試不正でまさに、「だれがいつ何をしたか」という情報を含めて大規模な入試不正を告発している。ところが、それを警察はもちろんマスコミも取り上げない。それどころか、自分のホームページさえ、ちゃんとは公開されていないはずだ。そして、日々の生活でごく普通にできるはずのことさえいろいろ妨害されている。アジの干物や味噌汁さえ満足に食べれない生活がどんなものか、ご自分でやってみればいい。結局、権力者側にいる、そして、社会を犠牲にしている者の発言ではないのだろうか?

「泣き言」の極致になっていますね。


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