投稿者 寅蔵 日時 2010 年 5 月 19 日 09:59:51: 8X/teMCB5Xc.E
阿修羅掲示板でも掲載されていた「ある米国ワクチン研究者の告白」という告発記事に
感染症とワクチンの関係について「現代医学の最後の砦」と言っていましたが、まさに今その「最後の砦」を守るために国の行政と痴呆の行政がタッグを組んで取り組んでいる姿を象徴的にみせてくれている宮崎県の口蹄疫騒動でしょうか?
発生源は?
いつもどこかで聞くはなしですが、現代医学では決して発生源を突き止めることは無いでしょう。
それには「理由わけ」があるのです。
【医療妄信の危険!】というHP
非常に良くまとめて解説されていると思います。
http://www12.plala.or.jp/kusuri/index.html
その中で今現代医学が直面している最大の課題はなんと言っても慢性病では癌ガンでしょう。しかし、もっと重要なのが「感染症」でしょう。
人間の世界では「世界中に大感染を起こす」とされパンデミック騒動でみられた現代医学の「感染症対策」でした。
(でっち上げたのか無知なる医学のため必然的にそうなったのかは不明だが、おそらくこれは一方の原因ではなく組み合わさった複合的なものだろう)
どうしてこういう事が起こるのか? その源泉はどこにあるのか?
このことを
現代が医学では決して教えてくれない事がひとつあります。
それは「自然発生」です。
そのことに関して40年前に行われた国会の特別委員会ですが、その発端となったのが「自然発生説鼻くそ論」です。
現代医学では「自然発生説」はタブー中のタブーなのですから、時の医学会の権威者がひとりの医学博士の論説を「鼻くそだ」と切り捨てたのは当然のことだったでしょう。
それを聞いた当時自民党議員だった斉藤氏が「ウソかホントか国で確認してみよう」としましたが、医学界は実質拒否で終わりました。
医学界とは医学会、行政省庁、国会議員も含まれるという意味です。
中曽根氏もみんなの党の渡辺氏のお父上も、その他有力議員の名前がずらりと記載されています。
斉藤議員に賛同したのは2,3人くらいかも知れません。
医学界の頑強な抵抗にあい、この案件はなんら役に立たない特別委員会で終わった事のベースにあるのは何か?
それが「自然発生説」という大牙城が控えているからでしょう。
医学会では絶対に「自然発生説」を認めないのです。
これがパスツール以来。現代西洋医学では大黒柱になっているのですから、これを認めたとしたら医学界は大混乱に陥ってしまうでしょう。
それは微生物病原体論としてすべての病気に関わっている内容だからでしょう。
現代医学の柱とも言える「病気外因説」が
「病気内因説」にひっくり返ってしまう危険度100パーセントだからでしょう。
「病気内因説」では、今の医療そのものが成り立たなくなる可能性があまりにも大きいのです。
医療産業体が維持して行くには絶対にこれを認めてはならないからです。
ーーーーーーー転載ーーーーーーー
衆議院科学技術振興対策特別委員会資料集
http://blog.goo.ne.jp/akyoon/e/4d5f1f16432a63f08ab6fe47769ab422
ちょっとひとこと
http://db7.voiceblog.jp/data/akyoon/1261369856.mp3
ーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーー
それをふまえて以下を読み返すと現代西洋医学という学問(これは人間ではない)がいかに誤った観念論であるかが見えてくるでしょう。
ーーーーーーーーーーー以下転載記事ーーーーーーーー
第四章 病原体は人間の体内で発生
http://www12.plala.or.jp/kusuri/page5-1.html
※ 直接読まれる事をお薦めしますが、目の不自由な方のために。
「自然といのちの共鳴」ブログより
上記のHPの内容を音声ソフトで読ませてあります
http://yuwa.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_dc77.html
http://yuwa.cocolog-nifty.com/blog/files/byougen1.mp3
http://yuwa.cocolog-nifty.com/blog/files/byougen2.mp3
http://yuwa.cocolog-nifty.com/blog/files/byougen3.mp3
http://yuwa.cocolog-nifty.com/blog/files/byougen4.mp3
http://yuwa.cocolog-nifty.com/blog/files/byougen5.mp3
上記をひとまとめにしたのがあります。
http://yuwa.cocolog-nifty.com/blog/files/byougen-0.mp3
以下はテキスト文にまとめたものですが正確にはHPをご覧ください。
ーーーーーーーーー転載開始ーーーーーーーーーー
4.病原体は人間の体内で発生
http://www12.plala.or.jp/kusuri/page5-1.html
1. 病原体説への疑問
慢性病は自分じしんでこれを予防する以外、ほかに対策はありません。なぜそう断言できるかというと、私たちを慢性病から護ってくれているのは体に本来備わっている「自然治癒力」であり、それを阻害する精神的ストレス、食生活の乱れ、運動不足といった要因は、ほとんど自分じしんの生活習慣にかかわるものだからです。
ところがそれらの要因を無視したまま、いつしか私たちが常識として信じるようになった医学理論があります。多少理屈っぽくなりますが、きわめて重要な問題ですので、それをつぎに考えてみたいと思います。
「病気とは何か?」ということについて、「西洋医学は明確な理論を持たない」と何度ものべましたが、その最大の理由が医学思想の混乱にあることを知っている人は少ないようです。
ヨーロッパで生まれた西洋医学は、病気にたいする基本的な考えかたにおいて、必然的に二元論にならざるをえない宿命を負っています。
二元論的な考えかたとは、弁証法(「弁別証明法」の略で、あらゆる事象・現象を明確に分別して証明すること)という哲学的思考法にもとづき、(この場合は)人間と自然界、つまり内と外という二つの概念を設定し、それら異なる二つの要素の矛盾・対立として現象を捉え、問題点を止揚して解決をはかろうとするものです。
それはつまり、人間が病気にかかるということは人間の側に原因があるのではなく、その外部の世界に広く存在する多種多様の生物や害虫、なかでもとくに微生物や細菌類が人体に侵入してきて何らかの有害な作用をおよぼす。それが原因となって体内にさまざまな異常が発生するのである、というように考えるわけです。
そうした思考過程から、「病原体による病気の感染」という理論が確立され、それを導入した現代医学は風邪、インフルエンザ、はしか、風疹、エイズ、赤痢などの伝染病からアレルギー性疾患にいたるまで、さらには肺炎、結核、胃腸炎、肝炎といった慢性病さえ、病原体によって引き起こされると考えるようになったのです。
アメリカで二十世紀のはじめ、ロックフェラー医学研究所(現ロックフェラー大学)のペイトン・ラウス博士がニワトリを使った実験で、「がんをひき起こす移植可能な因子が特定の遺伝情報を持っている」などという独断的な予測をしたため、がんもウイルスが原因で発生するのではないかという説が、いまも一部の学者に支持されていることが医学誌に掲載されています。
現代医学はこのような考え方をつぎのように定説化し、あらゆる医療行為(病気治療)の根拠にしているわけです。
「外部の世界から真菌(カビなどの微生物)や細菌、バクテリア、ウィルスなどの病原体が体内に侵入してきて、それらが人体に感染することによって病気は発生する」
なるほど、一見じつにもっともらしい説のようですが、よく考えてみますと矛盾だらけであることがわかります。それは次の観点からも明らかではないでしょうか。
* たえず流動・変化する生命現象を限局的に捉えただけの、たんなる形式論理にすぎないこと
* 生命現象の探求に不可欠の因果関係(感染経路など)を無視しているため、論理に必然性がないこと
* 綿密な実験検証もないまま独断と偏見が先行し、仮説の域にとどまっていること
こういうとおそらく皆さんは反感をもたれ、「いい加減なことをいうな」といってお怒りになるかもしれません。しかし私は、なんの根拠もなしにいっているのではありません。
医学研究に独自の実績があり、つねに革新的な理論を提唱される医学者や生物学者、いや細菌学者のなかにも、病原体説を疑問視する方は少なからずおられます。
世界的に有名な学者では、「HIVは無害な『渡りウィルス』で、エイズ流行のずっと以前からいたるところで確認されており、エイズが伝染性の病気と断定することはできない」と主張するカリフォルニア大学分子生物学・細胞生物学のピーター・デューズバーグ教授がいますし、日本では森下博士が疑問視どころかもっと端的に、「病原体など存在しない」とはっきり断言されています。
そのような情報を知らされていない一般の人々が、いやじつは医者さえも、長いあいだ病原体説を無意識に信じ込まされてきて、常識になってしまったことが問題なのです。なぜかというとこの常識こそ、病気予防の対策を間違ったものにしている元凶だからです。
以下くわしく解説します。
まず病気の原因が病原体だとすると、「病気は偶然に起こる(発症する)もの」であり、「病気にかかる、かからないは運の問題だ」となります。当然それでは、病気対策は立てるにも立てようがないわけで、医学の存在意義もなくなってしまうわけです。
そこで医学はこの問題を解決するため、病原体の感染を未然に防ぐ対策として「ワクチン」というものを考え出し、実用化しました。ところがこれが大変厄介な代物で、予防にはほとんど効果がないばかりか、逆に予想もしない難問を次々に引き起こす結果となりました。
そしてその予防対策が功を奏さず、発病してしまったときに使用されるのが抗生物質をはじめとするさまざまな医薬品です。しかしワクチンと同様、この対策にも大きな矛盾があります。それがすなわち何度も述べたように、「病原体だけを攻撃するのではなく、人体にも大きな損傷を与える」というジレンマです。
たとえていうなら、人質事件で凶悪犯も人質も処分してしまうのとなんら変わらない乱暴で自暴自棄じぼうじき的な行為であり、まともな医学がやることではありません。またそれはつねに後手後手に回るため、予防対策にもならないわけです。
病原体説が疑問視される理由は、現代医学が常識論を都合よく利用して、故意に新たな病気をつくり出しているのではないかという疑惑があるからです。
私たちの居住空間や行動範囲には、ありとあらゆる微生物や細菌がうようよしていますが、それらすべてを病原体とみなすには無理があります。日常の経験からも明らかなように、そういう環境にさらされていても、誰もが四六時中病気にかかっているわけではないからです。
あるいは、かりに重大な病気を発生させる病原体が存在するとしても、それらがじっさいに人に感染して発症にいたるかどうかは、人体側のさまざまな条件にもよります。
環境と人体とのあいだでは、たえずミクロ的な情報の交換が行われており、その動的な開放系である生命の複雑なシステムのなかで、病気の原因を感染一つに限定することに問題があるのです。
たとえば、一見正しい医学知識を巧みに利用したつぎのような見解は、病原体にたいする形式論的な解釈にすぎません。
1. 環境と人体の接点となる皮膚やその近接部、呼吸器官、消化器官、膣などに、「常在菌じょうざいきん」と呼ばれる細菌が棲すみついている。ふだんは無害なもので、むしろほかの有害な細菌から体を守っている。しかし肉体疲労やストレスなどで体力が衰え、免疫機能が低下すると、その常在菌が何らかの悪作用ゝゝゝゝゝゝゝを及ぼしはじめ、風邪、ぜんそく、アレルギー症状などを引き起こす。患部の組織を病理検査すると、細胞のなかにそれらを観察できる
2. 臓器移植を行うとき、免疫が過剰に働いて拒絶反応を起こすのを防ぐため、やむをえず薬品を用いて免疫を抑制する。するとふつうは何の問題もない常在菌や真菌にたいし、体が無防備になる。そこへたまたま大量の真菌が外から侵入してくると、細胞に有害な影響を及ぼすことがある。それがときとして、さまざまな症状の発症にいたるのである
3. エイズ患者は免疫が破壊されるため、各種の病原体にたいし体はまったく無抵抗になる。また白血病の患者の場合、治療に使用される抗がん剤が腫瘍細胞とそこに巣食うウィルスを死滅させると同時に、免疫の主役である白血球を激減させ、正常細胞も著しく損傷する。そこへ新たなウィルスが侵入してくると感染症が引き起こされる
まず疑問に思われるのは、常在菌、真菌、ウィルスを一様に病原体と見ていること、「何らかの悪作用」を直接病気の症状に結びつけていること、病原体は体外から侵入すると見ていることなどです。これは短絡というより、感染の因果関係を無視した一方的な解釈といわねばなりません。
じつは、ウィルスの人体への感染経路をはじめ、罹患りかんや発症との因果関係については、世界の研究者の誰一人としてそれを証明した人はいないのです。 いろいろ仮説は提唱されていますが、どれも推測の域を超えるものではありません。
したがって先ほどのような見解は、病気の発生を体外世界に存在する微生物や細菌、ウィルスなどと強引に関連づけ、それらを水際みずぎわで退治するには、ワクチンや医薬品が不可欠だと思わせる一種の策略のような気さえします。
いやげんに、国や医学界の利益を確保する手段として予防接種を国民に義務づけ、その結果予期しない大規模な弊害が起こったことは、主として文明先進国の歴史が示すとおりです。
「病原体説」や「病気感染論」などというものは、つまるところ、つぎの事実を看過かんかした本末転倒論であることは明らかです。
2. 自然発生という概念
1954年に腸造血を発見した千島博士は、いわゆる「病原体」とされているものが、人間じしんの体内で自家生産されるメカニズムも解明されました。腸造血説、血球分化説などの画期的な理論とともに、博士はこの観察結果も論文にまとめ、1972年に出版された「革新医学理論全集」で新しい病原体説として提唱しています。
この説もほかの説と同様、現代医学定説と真っ向から対立するものですが、その土台となった博士の観察事実に注目すれば、そこに整然とした生命現象の因果関係が浮かび上がってくるのです。
千島博士は腸造血と病原体発生のメカニズムを一元的、包括的に捉え、それを有機的な関連現象であるとしてつぎのように説明しておられます。
* 肉、卵、牛乳など動物性蛋白食品の摂りすぎにより腸内に腐敗物質が産出され、それが原因となって異常発酵が起こる
* 異常な腸内環境のなかで造血された血液は腐敗物質で汚染されたまま、毛細血管から血流に乗って全身をめぐり、細胞に異常刺激を与えつづける
* やがて細胞が炎症を起こし、その炎症から病的ウィルスや病的バクテリアが発生する
* この細胞の炎症がさらに時をへて、さまざまな慢性病の原因へと発展していく。
この説明で重要なポイントは、「やがて細胞が炎症を起こし、その炎症から病的ウィルスや病的バクテリアが発生する」という部分です。
つまりそれは、「病原体」は異常化した細胞から自然発生したもので、体外から侵入したために細胞が病変したのではないことを明示しています。
これにたいし現代医学は、血液(流動組織)と細胞(固定組織)のあいだに壁をつくり、体細胞は体細胞だけ独立したものと考えるため、バクテリアやウイルスが体内で(細胞から)発生するとは認められず、「外部から侵入してきた」とする以外しかたがないわけです。
その結果、感染症や伝染病という概念も生まれ、「病原性を持つ微生物が人から人へうつっていく」とする因果関係を逆転させた理論となったわけです。
当然ながら、その理論には多くの疑問や矛盾が生じてきます。いかに多くの人が同時に、またつぎつぎと発病しても、人それぞれが自分の体の事情で発病しているのであり、その病気が他人にうつる、または他人からうつされるなどということは滅多に起きることではありません。
それを証明した実験は数多くありますが、字数の都合ですべてをご紹介することはとてもできません。 ただし一つだけよく知られた例をご紹介しますと、「伝染病は病原菌によって引き起こされる」と主張したコッホに反論した、ミュンヘン大学衛生学教授テッペンコーフェル博士の勇気ある人体実験があります。
自説の正しさを確信していたテッペンコーフェルは、なんと多くの証人を前にして、みずからコレラ菌を飲んでみせたのです。はたしてテッペンコーフェルにコレラは発病しませんでした、
ようするに「病原体」とは病気の原因ではなく、病気の結果として、病気になった人間の体内(細胞)で出現したものにほかなりません。
ややこしい説明になりましたが、この点についての森下博士のご見解はつぎのごとく明快です。(『自然医学の基礎』より)
「本当には、病原体などというものはありはしないのである。病的なバクテリアやウィルスが生まれるのは、体細胞に炎症が起こった結果なのである。だから、そういう実体に即した名前をつけるということになれば、『病果体ゝゝゝ』とでも呼ぶのが妥当であろう」
森下博士は、因果関係をありのまま把握すれば、「異常な微生物が体のどこで、どのように発生するか」ということも明確に説明できるとしています。次がそれを要約したものです。
(体)細胞には核と膜があり、体が健康なときはその細胞質はすべてコロイド状をしています。しかし誤った食生活などが原因で細胞が病変すると、そのコロイドの性質が変わり、もとは無構造で均質的であったものが分解して、つぶつぶの顆粒となっていきます(いわゆる析出せきしゅつの状態)。
これがもうすでに、バクテリアの始まりなのです。最初は小さな球状であったのが、やがて互いに一列につながって桿状かんじょうになっていく、前者が球菌で、後者が桿菌かんきんと呼ばれるものです。
いずれにせよ、細胞のなかに見られるさまざまな微生物は、体のなかで「自然に湧わいてきた」ものです。現代医学はそういう考え方は非科学的だとして、絶対に認めようとしませんが、生命の世界とは本来そういう世界です。
じっさい、森下博士らの観察によりバクテリア類の体内自然発生は確認されており、それらが条件次第で桿菌になったり、球菌になったり、さらにもっと細かいウィルスになったりしています。逆の見方をすればウィルスもバクテリアも、もともと細胞が、ということは赤血球の細胞質がその材料になっていると考えられるのです。
こう見てくると、慢性病の正体はじつに炎症、あるいはそれがさらに悪化した腫瘍ということになります。そして炎症や腫瘍は、細菌や微生物などが外部から体内に侵入したために起こる(病気外因説)のではなく、誤った食生活で血液が汚れ、それが全身をめぐって炎症をつくり(病気内因説)、そこから細菌が自然発生する・・・これこそ慢性病に対する正しい考え方なのです。
ところが知ってか知らずか、いやたぶん知っていながらやむをえず、現代医学は病気外因説や病原体説に拘泥し、攻撃的な治療法を正当化しつづけています。しかしながら、それらの治療法が人体にダメージを与えるだけで、病気そのものを治すことができない理由であることが、これでまた明らかになったのではないでしょうか。
病気の原因を矛盾なく説明できる病気内因説の立場からすれば、病気対策は自分じしんの体内の血液を正常にすること、つまり食生活の改善につきるといっても決して過言ではありません。
3. 細菌との果てしなき攻防
パスツールとコッホが「細菌学」を創始し、それを科学の分野に押し上げたことは、当時の医学にとって画期的な業績でした。医者だったコッホは多くの細菌を発見し、炭疽菌たんそきんの分離にも成功しています。ライバルで科学者のパスツールは、炭疽(病)を予防するワクチンを発明して有名になりました。
ところがそのワクチン(生ワクチン、不活化ワクチンとも)の臨床効果については、時代ごとの人々の生活や衛生状態の変化、およびそれらにたいする理論考証の混乱から、正確な情報は伝えられていないのです。
近年「伝染病の予防にはワクチン」ということが常識になったため、一般にワクチンが病原菌を退治してくれると思われているようですが、そうではないのです。ワクチンとは、免疫を活性化する目的で病原菌を人工培養し、いったん弱体化して防腐処理したもので、その製造過程でさまざまな化学薬品が使用されます。
たとえば弱体化する、つまり病原菌を殺すためにホルムアルデヒドが使われ、防腐剤に水銀や劇薬のフェノールが使われるといった具合です。また免疫反応を高めるために、アルミニウムを添加する場合もあります。化学薬品は猛毒ですから、人体への影響は推して知るべしです。
しかしワクチンの知識として不可欠なのは、それじたいが病原菌であるということです。弱体化といっても、人間がすることですから、病原菌がすべて完全に死滅するとはかぎりません。また病原菌の種類によってワクチンの製法も変わり(遺伝子組み換え技術を使ったDNAワクチンなど)、抗原と抗体のバランスが崩れて免疫抑制が起こり、その結果予防対象の病気を逆に引き寄せたり、また別の病気にかかる危険性さえあります(次節を参照)。
ワクチンや抗生物質の製造、そしてそれらの普及に奔走する現代医学は、「抗原こうげん」(病原菌のこと)と「抗体こうたい」(病原菌を攻撃するもの)という二元論的な発想に陥り、抗体を魔法の弾丸とかミサイルと称して、(人間を襲ってくる)悪い細菌やウィルスを科学の力で撲滅するという理論を売り物にしているのです。
ジェンナーが牛痘ぎゅうとう接種を行っていたころ、医学はワクチンに否定的な考えだったのが、時をへて理解されるようになり、パスツールらによって理論が確立されていきました。いらい現代医学は細菌学の発展に傾倒し、その理論を巧みに利用して感染論を定着させ、細胞理論や遺伝理論とともに医学理論の三本柱としてきました。
ここで、パスツールやコッホはフィルヒョウ、メンデル、モルガンなどと同じ一世紀も前の人たちだったことを知る必要があります。これら歴史上有名な人物は近代科学の影響を強く受けており、したがって二元論的分割思考に洗脳されていたと考えられるからです。
それを裏づける一つの例に、病気の原因は細菌であると断定したパスツールが、細菌の体内自然発生を否定する根拠にした有名な実験があります。しかしこの実験には、巧妙なトリックがあったことをご存知でしょうか?
まずおかしな点は、実験は自然環境のなかではなく、試験管のなかで行われたことです。つぎに生命が発生(誕生)するには、酸素、水分、日光、適度な温度や湿度が存在することが前提で、そのうえ季節の移り変わりなど一定の時間経過が必要なはずです。
ところがパスツールは、試験管内の肉汁を摂氏100度に加熱したり、酸素を試験管から締め出すなどの操作を行い、細菌の自然発生の条件をわざと排除しました。つまりパスツールは、自然の摂理を無視した近代科学の手法を不用意にも(?)生命現象の解明に適用したわけで、この実験は分析的、機械論的に細菌の自然発生を否定したにすぎないものだったのです。
そもそも病原体という概念は、フィルヒョウの細胞理論が関与していると考えるとわかりやすくなります。細胞分裂理論を根拠に細胞の形質は不変であるとし、血液⇔細胞の相関関係を知らないため、血液の異常によって細胞が病変したり、そこから病原菌が発生するとはとうてい考えられないからです。
挙句の果てに、細胞じたいはもともと清浄無垢せいじょうむくなもので、「こちらは潔白なのに、外にいる悪い黴菌ばいきんメが侵入してきて病気を引き起こすのだ」と手前勝手な理屈をこね、病原体説を正当化する始末です。
ところでいま騒ぎが一段落したサーズについて、WHO(世界保健機関)はいち早く「新型コロナウィルスが原因である」と公表しましたが、肝心の病気発生との因果関係はいまだにわかっていません。病原菌にたいする考え方が基本的に間違っている以上、それも無理からぬことで、私は今後もずっとわからないだろうと思っています。
一つの微生物が患部から検出されただけでは、それが病原体であると断定することはできません。たまたま弱っている患者に、病原体が日和見的に取りついているだけかも知れないからです。病原菌を特定し、さらに発病との因果関係を立証するには、複数の病原菌候補をほかの健康な生体に接種し、同じ症状が現れるかどうか確かめる必要があります。
それは動物実験に頼らざるをえないでしょうが、人に病気を起こす微生物が、動物にも病気を起こすとは限りません。しかしそれでは、病原体かどうかの嫌疑けんぎは残ったままになります。
また病原菌を希釈して接種したあと、それを新しい宿主内で増殖させ、再びそれを検出することも必要です。そうしなければ、病気が原因で生じた毒素や異物が移転して起こった作用と区別できないからです。
ここで多分お気づきだと思いますが、じつはそれこそが、「病原体出現」の本当のカラクリだったのです。現代医学は辛うじてそれに気づきながら、故意に無視しようとしているのでしょう。その結果、このように的外れで回りくどい無益な作業を余儀なくされ、みずからが生み出したジレンマのなかで、細菌との終わりなき“悪戦苦闘”を繰り返しているわけです。
そのジレンマの発端になっているのが、現代医学が今日まで継承してきた、いわゆる「コッホの三原則」という病原体特定のさいの判断基準です。サーズにたいするWHOの判断は、それを適用してくだした結果でした。「コッホの三原則」を整理しておきますと、
1. ある一定の病気には、一定の微生物が見出されること
2. その微生物を分離できること
3. 分離した微生物を感受性のある動物に感染させて、同じ病気を起こせること
この三原則を発表したあと、コッホはさらに「その病巣部から、同じ微生物が分離されること」という条件をつけ加えたため、三原則ではなく、「コッホの四原則」と呼ばれるようになっています。
案の定ややこしい話になってきましたが、そうなるとさらに、病原菌は純化されなければならないという問題が出てきます。それに留意するなら、もっと条件をくわえる必要があるでしょう。
それは病原菌を精製するとか、体外で純粋培養して感染実験をおこない、分子レベルの不純物の混入を防ぐとか、それこそもう切りがありません。そしてその一方で、宿主外で培養不能の「病原体」が存在することから、必ずしもコッホの三原則が適用できるとは限らないという問題もあります。
たとえばBSE(牛海綿状脳症ぎゅうかいめんじょうのうしょう)の原因とされるプリオンは、難溶性のためいまだに精製されていません。C型肝炎ウィルスも遺伝子はわかっているものの、電子顕微鏡でその実体を確認していないようです。新型コロナウィルスも、すべてのサーズ患者から検出できたわけではないのです。
4. 神経性疾患の原因はワクチンか?
歴史上、麻疹はしか、百日咳、ポリオ、天然痘、ジフテリアなどの伝染病(?)が世界各地で発生したことは事実です。しかしながら、それらいずれの疾病についても、発病を誘発した決定的な因子は不明のまま、長いあいだ放置されてきています。
この「病原菌の蔓延」とされる現象は、病原性を持つ細菌やウィルスが人から人へ伝播でんぱするのではなく、その時代特有の社会環境、すなわち食生活事情、衛生管理、栄養状態といった要因が複雑に絡み合い、多くの人が一様に病気にかかる。そしてその結果として、人々から病原菌が検出される、というように解釈すべきなのです。二元論的思考に陥った現代医学は、人間の体内ではなく外部世界に病気の原因があると考え、病原菌の実体を逆の因果関係で捉えているだけの話です。
現代医学を承認する先進国の政府と医学界は、伝染病の予防対策という口実で莫大な資金や労力を費し、そのうえ多くの動物の命まで犠牲にしてきました。一例をあげれば、ポリオウィルスが「アフリカミドリザルの腎臓で最も繁殖する」ことから、このウイルスをワクチン製造に利用する目的で、何万匹という猿が殺されたのです。いくら科学の発展のためとはいえ、学者たちの人間としての神経を疑わざるをえません。
感染症予防に一時世界的に普及したワクチン接種は、賛否両論が渦巻く中、いまや多くの国でたんなる徒労とろうに終わろうとしています。
日本におけるインフルエンザ予防接種の経緯を見てみますと、集団接種の副反応(副作用)をめぐる訴訟で国の責任を認める司法判断が定着したため、法律の改正を余儀なくされ、以前は「義務的な接種」だったのが、現在では「任意接種」に変わっていることがわかります。
確率は低いものの、ワクチンには《運動失調症、知的障害、精神薄弱、精神遅滞、多動性たどうせい障害、情緒不安定、無菌性髄膜炎ずいまくえん、てんかん、ひきつけ、半身不随》など、致命症にもなりかねない神経性障害を引き起こす副作用が報告されています。それらのなかには、ワクチンが原因で“伝染病”にかかるというケースさえあるのです。
アメリカでは、「ギラン・バレー症候群」が一度に600件近くも発生し、予防接種を受けてから数時間以内に、30人の高齢者が「説明不可能な死」をとげていたことが報道されました。
1977年、ソークワクチン(ホルマリン不活化ポリオワクチン)の開発者であるジョナス・ソーク博士は議会で次のように証言しています。
「1970年代初めアメリカで発生したポリオ(流行性脊髄麻痺、小児麻痺)のほとんどは、この国で使用されているポリオワクチンの副作用である可能性が高い」
アメリカでは生ワクチンが使用されましたが、フィンランドやスウェーデンのように死菌ワクチンを接種した国では、ポリオの発症は一件も報告されませんでした。ポリオ撲滅の功労者といわれる博士じしんが、いまだに犠牲者を出している病気の原因がそのワクチンにある可能性を認めているのです。博士の証言は明らかに、ワクチンの生産を早急に考えなおす必要を示唆しています。
こうして現代医学は無益な試行錯誤を繰り返し、あげくのはてに行き詰まり、しゃにむに開発・製造してきた医薬品がみずからの首を絞めるという皮肉な結末を迎えているのです。
医学界も行政も、このさい病気感染論や病原体説の矛盾を公開し、それらを現代医学理論から追放すべきではないでしょうか。そうすれば難解な理論や混乱を招くだけの理屈は無用となり、医療改革の実現に少しでも寄与できると私は確信しています。
つまるところ病気を安全に予防するには、
* 薬は緊急の場合は別として、ぜったいに飲まないこと
* 、腸を汚さない、そのために食生活を自然食中心にすること
原則として、これら二つのことを実行すればいいと思います。
なお、自然食メニューの具体的な内容は「くすりはもうやめて!」に書きましたから、どうぞ参考になさってください。
5. 厚生労働省の怠慢
病気治療と予防対策、それをめぐる医薬品の使用―この重要な問題について、国は国民に明確な見解も指針も示していません。
厚生労働省の医療行政が怠慢でずさんなことは周知のとおりです。そのずさんさが原因でこれまで、《ペニシリン、サリドマイド、キセナラミン、スモン・キノホルム、ザルソカイン、アスピリン、クロロキン、ソリブジン》などによる数々の甚大じんだいな薬害が発生したことは、大方覚えておられるのではありませんか?
薬害が起こるたび、厚労省はあれこれ言い逃れをして薬事裁判を長引かせ、そのために薬害がとめどなく拡大したという経緯です。その結果、生涯癒えることのない絶望的な損傷を負わされたり、苦しみぬいて亡くなっていかれた犠牲者は何十万にも達しました(抗がん剤の被害によるがん患者も含めて)。
私たちはそれらの事件を風化させないため、また同様の事件を起こさせないためにも、つぎの問題提起を怠ってはならないと思います。
それは製薬企業との関係における、国の薬害防止責任をどう考えるかということです。製薬企業は一部の人たちがいうように、「救命商人」などではけっしてなく、その実体はあくまで利潤を追求する私企業にすぎません。
したがって残念ながら(むしろ当然ながら)、利潤を追求すればするほど医薬品の副作用にかかわるマイナス情報の公開をしぶり、それらを軽視、無視して販売促進に走りがちです。その事実は過去の事件において、裁判でも指摘されたとおりです。
それを率直に認めるなら、そうした企業の行為をきびしくチェックし、国民の立場に立って医薬品の安全の確保を図るのが国の責任というものです。国が真剣になって薬害防止の施策しさくを講じないかぎり、薬害はこれからも必ず起きます。国が何もしないとなれば、私たち国民が自己防衛する以外に方法はないのではないでしょうか。
クロロキン問題ではこんなことがありました。小野薬品の課長がこれを服用していて、いち早く副作用情報を知ったため服用を中止したにもかかわらず、国は使用禁止の措置に踏み切りませんでした。 腹痛や下痢の治療に使用されたキノホルムが失明や全身麻痺などを引き起こし、壮絶な闘病生活を強いられたあげく死亡する恐怖のスモン病(亜急性あきゅうせい・脊髄せきずい・視神経・神経障害)の原因であることは、ずいぶん前からわかっていたのです。
にもかかわらず当時の厚生省がスモンを「原因不明の奇病」としたり、アメリカのFDAが「キノホルムはアメーバ赤痢のみに限定されるべきで、ふつうの下痢に使用してはならない」と勧告したにもかかわらず、製薬会社がその販売規制措置を隠し続け、厚生省も「キノホルムは長いあいだ、諸外国で副作用が問題にされたことはなく、広く使用されていた」など、ウソをついてまで使用禁止を断行しなかったため、被害者が一万人以上にも及んでしまいました。
お気の毒に、これまで阿鼻叫喚あびきょうかんのなかで亡くなられた方はその三分の一にも達しています。キノホルム以外の多くの薬害にたいしても、厚労省が怠慢行政を続けてきた、いや今もなお続けている(エイズ濃縮製剤)ことはご存知のとおりです。
こういった例はほんの氷山の一角にすぎず、政府官僚の天下りによる厚労省と医薬品業界との太いパイプは、今後も容赦なく国民の命をないがしろにする行政を促進し、同様の悲劇を繰り返えす可能性は十分あると考えられます。
この非道きわまる行政の実態を知っているなら、医薬品の管理体制について、これ以上厚労省などを信用する理由はどこにもないはずです。テレビのコマーシャルで医薬品メーカーが節操せっそうもなく薬の宣伝をやっていますが、それらは無視して買うべきではないでしょう。
「厚労省認可」というレッテルは、虚偽と搾取の象徴以外の何物でもないことをよく知らねばなりません。その厚労省は当然とはいえ、病気予防の対策にきわめて消極的です。
予防医学の重要性を訴える少数派の医学者は、病気の根本原因をほぼ解明しており、それにもとづく実証済みの予防対策を国に提言しています。それらの提言には、崩壊寸前の現代医療を立て直す、難病を安全に治癒させる、悪化の一途をたどる国民の健康を回復・維持する・・・等々、斬新で画期的な理論と実践法が示されているのです。
しかし国はそれらを検討するどころか、耳を貸そうともしません。 国を動かす原動力はあくまで国民の強い意志です。国民一人ひとりが医療行政をしっかり見守り、それに応じて自主的な選択をすることが、これからいっそう重要になってくると思います。
ところで、厚労省が原因不明の難治性なんちせい疾患として、特定疾患に指定している病気があります。つぎがその主なものです。
《ベーチェット病(シルクロード病)、クローン病、潰瘍性大腸炎、慢性間節リューマチ、全身性エリテマトーデス、慢性膵炎、溶血性貧血、ネフローゼ症候群、エイズ、橋本病、シェーグレン病、重症筋無力症、原発性肺高血圧症、メニエール病、突発性心筋症、難治性肝炎、突発性大腿骨壊死など》
これを見て、皆さんはいかが思われたでしょうか。
ほとんどの方は、「聞きなれない病気があるものだな。まあ、自分には関係ないだろう」と思われたのではありませんか。じつはそれはとんでもないことで、これらの病気(病名)はすべて、明日にでもかかる可能性があるのです。
前章五節でふれたように、そもそも病気の分類じたいが無意味です。それらはたんに外見上、または部分的な症状の特徴に対してつけられた名称で、病気そのものを表すものではありません。
現代医学は特定疾患どころか、風邪や頭痛、あるいは腹痛といった通常のポピュラーな病気の原因さえよくわかっていないのです。ですからあなただって、それらの一つにいつ何どきかかるか予測することは不可能です。そして、たまたまかかった病気の特徴によって、仮に病名がつけられているのが現実であるわけです。
なお特定疾患を指定することにより、ずさんな治験ちけんや危険な人体実験を行い、医薬品にたいする国民の依存度を高めようとする狙いがあることをつけ加えておきます。
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