09. 2010年5月10日 22:23:56: CY0zcm0ThA ついでだから書いておきます。 ウイルス学者はまだウイルスの事をよく判っていないのですよ。 だから「憶測」で言っているのがさも「定説」であるかの様に思われています。 そこから流されてきた情報は必ずしも真実ではないという事です。もちろん、記事の笑委員会の人達程度ではそれを見抜く力はありません。 学者のいうとおり現象です。 ウイルスと人間の関係は実に深い絆で繋がっているのですが、動物とて同様、人間の手のかかった(畜産)動物なども既に人間の仕業によって影響されていますね。 そこで、ウイルスが関与して影響を与える時というか、タイミングがあります。 それが内部環境の悪化です。 それがエサであるのか、運動とか不自然環境とか、または抗生物質やら予防接種などのよけいな物を体内に取り込むとか・・・ とにかく、問題はこちら側にあるのですよ。 ウイルスがちょっかいを出すとしたらその条件が揃った環境(ひとでも動物でも)で活躍するものです。 だから、自然界では何もないようになっている、消滅しなくてもちゃんとうまく共生しているのです。 問題児はあっちではなく、こっちなんです。 そして動物処分命令出しているのはべつに畜産農家でないでしょ。 行政がわですよ。ちゃんとよく読んでいるの(笑い) で、東大という「権威好き」なお人にはこういう文も良いのではと思いまして。 (勝手に)簡単に言うと、地球上ではウイルスは人間などは足下にも及ばないほど大先輩なんです。あんたが居る前からこちとら地球に住んでいたんだ。オマエノ方が出ていけ〜! と言っているかも(笑い) ちょっと抜粋。 ーーーーーーーーー 霊長類フォーラム:人獣共通感染症(山内一也)(第170回)9/30/06 新刊書「地球村で共存するウイルスと人類」 上記の本を出版しましたので(NHK出版)、目次、まえがき、あとがきを紹介させていただきます。 「はじめに」より ・・・・・・・・ しかし、ウイルスは30億年前から地球上に存在してきた生命体です。一方、我々人類(ホモ・サピエンス)が地球上に現れたのは、わずか20万年前です。人類は出現して以来ウイルスとともに生きてきたのです。それに対して、ウイルスの存在を初めて確認してウイルス学が始まったのは、ほんの百年前にすぎません。いまだ、ウイルスには我々が知らない多くの側面があります。 あとがきより ・・・・・・・・・ そこで尋ねられた質問に、細菌に善玉と悪玉があるように、善玉のウイルスはいないのか、というものがあります。それまで、病気の原因としてのウイルスの研究に取り組んでいた私には、善玉ウイルスの存在は考えてもみなかったことです。これがきっかけで、ウイルスはどのような存在かということを考え始めたのです。 ●西ナイル熱、SARS、鳥インフルエンザのような、キラーウイルスと呼ばれる悪玉ウイルスの側面は、人間がつくりだした現代社会でのみ起きているものです。●
●ウイルスの自然宿主では、ウイルスは共存をはかっています。 (中略) 、ウイルスには生物の進化の原動力になってきた可能性、妊娠中の胎児を守っている可能性、さらには、ウイルスの生態が地球環境に影響を及ぼしている可能性などが浮かんできました。 本書が、地球上にもっとも古くから存在する生命体のウイルスと、もっとも新参の哺乳類である人類との関係を見つめ直すきっかけになれば幸いです。 URL:http://www.shiga-med.ac.jp/~hqanimal/zoonosis/zoonosis170.html ーーーーーーーーーーーーーーー
|