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http://www3.nhk.or.jp/news/k10013938871000.html
“接種と死亡 因果関係なし”
11月21日 15時22分
新型インフルエンザの国産ワクチンの安全性を検討する専門家会議で、ワクチンの接種後に死亡した人は21日までに21人に上ることが明らかになりました。しかし、いずれも重い持病がある人で、専門家会議は接種との明確な因果関係は認められないとする見解をまとめました。
21日、厚生労働省で開かれた会議には、ワクチンの専門家など20人が出席しました。この中で厚生労働省の担当者は、これまでおよそ450万人にワクチンの接種が行われ、医療機関から報告があった877件の副作用のうち、呼吸が苦しくなるなどの重い症状が68件あったことや、接種後に死亡した人は50代から90代の21人に上ることを明らかにしました。これを受けて専門家がワクチンの安全性について議論を進めた結果、死亡した21人にはいずれも重い持病があり、ほとんどは持病の悪化が原因と考えられるとして、ワクチン接種と死亡との明確な因果関係は認められないとする見解をまとめました。そのうえで、ワクチンの安全性に問題があるとは考えにくいものの、持病がある人は症状の重い副作用につながる可能性もあるとして、ワクチンを接種すべきかどうかは医師に慎重な判断を求めることを確認しました。厚生労働省は今後も、ワクチンの副作用に関する情報収集や安全性の分析を進めることにしています。会議に出席した国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は「これまでの副作用報告には季節性と異なるような特異な事例はなく、安全性に懸念がある状況ではない。今回のワクチンは季節性のワクチンと製造方法も同じで、安全性に問題があるような状況は考えにくいが、今後、接種が広がっていくなかで特異な副作用が出てこないか注意していく必要はある」と話しています。