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インフルエンザ禍  甚大な被害は広く国民に及びます 【ラ・ターシュに魅せられて】
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/429.html
投稿者 どっちだ 日時 2009 年 11 月 08 日 11:54:11: Neh0eMBXBwlZk
 


ラ・ターシュに魅せられて から転載
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http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-196.html

インフルエンザ禍 甚大な被害は広く国民に及びます


週末恒例の "秀逸なるコラム"
本日は、先日ご紹介したJMMが早速、秀逸なる情報を送ってくれました。

この問題以外にも、高度医療施設に放った "草の者" (笑) からの情報がいくつかございまして、こちらのほうは、もう少し整理してから、近々お伝えするつもりです。

しかし、困ったものです。
このコラムを書いたDr. 和田は、 "予想もしなかった" なんて言ってますけど、厚生労働省の高級官僚のヤツらは、とっくにお見通しのことです。
すべて、謀ったうえで、国民に犠牲を強いる。
一刻も早く粛清することが国益に繋がると確信しております。
そう言う "怒り" すら感じる、現場からの勇気ある "告発" 。
最後までお読みください。


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「為政者が予想もしなかった新型インフルエンザ用ワクチン接種の問題点」
わだ内科クリニック院長:和田眞紀夫

個別接種用のワクチンのバイアルは、通常1−2人の患者さんに対して1バイアル(1本)を使い切るように約1.2mlが封入されている。

一度開封されたバイアルは雑菌の混入の恐れがあるために24時間以内に使い切らなければならず、それを過ぎた場合は破棄するのが原則となっている。
もちろん滅菌済みの針で液を吸入して使うわけだが、この手技の際に雑菌が混入する危険があるため、針を刺す回数はなるべく少ない方が安全だ。

ところが今回新型インフルエンザ用のワクチンとして用意された主なバイアルはなんと
10ml入りなのだ。
このため感染の問題を含めたいくつもの問題が浮かび上がってきた。

小児に対する摂取量は6歳未満で0.2ml、13歳未満で0.3mlと決められている。

すると接種患者さんすべてが6歳未満だとすると最大で50回も一つのバイアルに針を抜き差ししなければならない(13歳未満の患者が半数いたとして40回)。
集団接種などで直ちに使い切るならまだしも24時間かけてバイアルを使い続けるとすれば感染の危険は相当なものになる。

また開封後は24時間しか期限がないので、薬液を無駄のないようにすべて使いきろうとすれば1日に40−50人ワクチン接種しなければならない。
ところが、接種を受け持つ診療所ではすでに新型インフルエンザが蔓延しているために、ただでさえ
1日に100人もの患者さんをぎりぎりのところで診察している。
そこに新型インフルエンザ接種を行うとなると一機に50%増しの150人の患者さんに対応しなけれ
ばならなくなる。

当院においてもとてもそれだけの許容力はないので、仕方なく1日の接種予定患者数を約20人に設定した。
24時間の期限を考えれば連続2日間を接種日にしなければならず、また仕事や学校を休まずに接種できる便宜を考えれば土曜日を含めないわけには行かないので、金曜の午後に20人、土曜日の午前に20人(40人/24時間)と設定した。
季節性インフルエンザのワクチンに関してはこれまで1シーズンで300−500人の子供が接種に訪れており、現在でも1日に20−40人の接種者が訪れている。
当院への新型インフルエンザ用のワクチンの割り当ては成人を含めて約200人分(小児だけなら400人分に相当)という連絡を受けているが、週に40人のペースで新型インフルエンザのワクチン接種を行っても最大で10週間を要する計算になる。

すなわち優先順位の高い未就学児の接種だけでも年内に終わらないことになる。

「1−2週でも早く打ってあげたい」ということで優先順位者を2週ごとに増やしていくという計画が立てられているが、診療をしながら1−2週間で300−500人もワクチンを打てるわけがなく、従って1−2週ごとに優先対象者を増やすという計画は全くナンセンスなのだ。

百歩譲って1週間に500人接種すると決めても思惑通りその期間に患者さんを集中して来院させるような手段も方法も持ち合わせていない。
それが出来るのは集団接種をおいて他にはなく、集団接種ならあらかじめ時間と場所を決めておいて事前に広報や郵送で周知することができるからだ。

今の計画はまさに現場の状況を知らない行政が決めた机上の空論といわざるを得ない。

現在東京都では未就学児を優先的なワクチン対象としているが、各医療機関に割り当てられたワクチン数はすずめの涙だ。
この年齢の子供たちのいったい何%に接種が行われると試算されているのだろうか。
おそらく1回もワクチンを打てない未就学児が山のようにでるのではないだろうか。

優先というならこの年齢で希望する人がすべて打ち終わって、それでもまだあまっていたら次の優先順位者に回すのが筋なのではないか。
1−2週の短期間に優先対象者をどんどん増やしていく今のやり方だと打ちたくても打てない人が山ほどいる状況で第2、第3優先にワクチンをまわしてしまう方式になっている。
これでは最初の優先対象者を優先していることにはならない。
今からでも遅くない。
予約制という体のいい分配法(実際は少ない分け前の取り合いで、早い話が早い者勝ちで分け前にあり付けない人はごめんなさいというやり方)などはやめにして、集団接種方式で優先順序の高い対象者で希望する人には全員に接種をできるような接種方法に勇気をもって大方向転換して欲しい。

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恐るべき、官僚のワナです。
ミスった年金しか知らない大臣。
福祉のことしか判らない政務官、など専門知識も限定され、官僚を "使いこなす" どころか、使いこなされちゃってる政務三役。
さらには、官僚どもにチヤホヤされて舞い上がっている状況では、被害が拡大して、国民の批判が政府に及んでしまうことは必定です。

でも、それもこれも、予め定められた "運命"かもしれません。

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このブログ記事のネタ元

臨時 vol 324 為政者が予想もしなかった新型インフルエンザ用ワクチン接種の問題点
http://medg.jp/mt/2009/11/-vol-324.html

JMM(ジャパン・メール・メディア)
http://ryumurakami.jmm.co.jp/
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コメント
 
「厚生省は素人集団です」
検索すると出てきます。 例の血液製剤事件の時に関連した厚生省官僚のつい吐いた言葉ですが、これは本質をついているのでしょう。

厚生省に影響を与えているはもちろん医師という専門家(学者含)、しかし行政権力を持つのは厚生省。医師に資金援助等である意味操っているのが製薬企業。この三つ巴の関係にマスコミが荷担しているのですから、国民に真実が伝わるのはいつも事後処理でしょう。

事後処理とは「実際に薬害が起こった後」という事です。
この時以外、国民に真実が伝わる可能性は非常に低いということです。
これは世界中ほとんど共通しているでしょう。

厚生省に当たるのがWHOとすると、新型インフルエンザとワクチンの関係も見えてきます。

くり返す薬害は、これからも充分あり得るというわけです。
ただ単純に希望者には接種をという答えの前に、「情報が隠蔽された環境」において正しく判断できないのです。

優先順位などと言うバカバカしい議論よりも、ワクチンの性質を完全情報公開する方が先決です。

血液製剤事件の時、情報は隠蔽、関係者は知っていた、全国の医師達は責任もとらないし反省もしていない・・・・インフルエンザ・ワクチンも同様な環境にあるのです。

国民に対して偏った情報だけで「希望」「非希望」だのという判断をさせるのは「幼児に接種の希望を問う」のと同様なのですよ。

2009/11/18 09:14

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