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(回答先: <速報>AH1pdm感染後、肺炎を発症した症例よりヒトメタニューモウイルス(hMPV)を検出―神戸市 投稿者 どっちだ 日時 2009 年 10 月 13 日 20:18:19)
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/0910/0910035.html
MTpro 2009年10月9日掲載
国内で新型インフルエンザ感染肺炎患者からhMPV検出
国立感染研病原体報告から
昨日(10月8日),海外の報告から新型インフルエンザ重症例では肺炎を併発する割合が高いことが示された(関連記事)。同じ日に,国内で新型インフルエンザ患者の肺炎併発例からヒトメタニューモウイルス(hMPV)が分離されたとの症例報告が国立感染症研究所ホームページに掲載された。報告者らはhMPVが新型インフルエンザの重篤化に関与する可能性を指摘している。
hMPVとの重複感染で重症化する恐れ
神戸市環境保健研究所新型インフルエンザ検査チームから報告されたのは4歳,13歳男児に関する2つの事例。
第1の事例は7月に新型インフルエンザと確定診断された4歳の双子男児で,オセルタミビル(商品名:タミフル)内服により翌日解熱した。しかし,引き続き肺炎の所見が見られたため検査を実施したところ,2児からhMPVが検出された。
その後,2人が通う幼稚園園児らの調査で全員からhMPVが検出され,遺伝子の相同性が一致したことから,新型インフルエンザとの重複感染が考えられたという。
第2の事例は気管支喘息の既往を有する13歳男児で,急激な肺炎症状の悪化により人工呼吸管理下でオセルタミビルの注入治療を開始。その後治療により状態は改善したが,入院中の検体検査の結果,新型インフルエンザウイルスとともにhMPVも陽性だったことがわかった。
同チームの秋吉京子氏らは,2009年6月中旬から市内で急性気管支炎症例が多発しており,7月末までに提出された検体を調査したところ,hMPV遺伝子が検出されたことを併せて報告している。なお,遺伝子解析によりこれらはすべて同じ型のウイルスであることが判明した。
hMPVは2001年にオランダで急性呼吸窮迫症候群(ARDS)患者から発見された比較的新しいウイルス。インフルエンザやRSウイルスとの重複感染で肺炎などを引き起こすとされている。日本でも分離されたのは数年前で,疫学については不明な点も多い。
同氏らは国内外で新型インフルエンザウイルス感染後の肺炎による重篤例が報告されているとし,「今回,感染時に肺炎を発症した複数症例から hMPVが検出された。hMPVが新型インフルエンザウイルス感染の重篤化に関与する1つの重要因子である可能性がある」と述べている。
(坂口 恵)
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