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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009092401088
新型インフルエンザウイルスに対し、スペイン風邪が流行した1918〜19年より前に生まれた人の50〜60%が抗体を持っており、免疫があると考えられることが24日、国立感染症研究所の調査で分かった。海外で報告されたデータとほぼ一致し、国民の大部分は免疫がないことが改めて明らかになった。
同研究所は、70年代以降に採血され保存されていた血清のうち、各年代層から抽出した931人分について、新型ウイルスに対する抗体価を2種類の方法で測定。この結果、17年以前に生まれた人の50〜60%が抗体を持っていたが、20年代生まれは約20%程度、30年代以降ではほとんどいなかった。(2009/09/24-22:55)
関連
スペインかぜ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/スペインかぜ
一説によると、この大流行により多くの死者が出たため、第一次世界大戦(1914-1918年 大正3-7年)終結が早まったと言われている。
感染者は6億人、死者は5000万人(1000万人という説もあり1億人という説もある)に及び、当時の世界人口は約18億人〜20億人であると推定されているため、全人類の約3割がスペインかぜに感染したことになる。日本では当時の人口5500万人に対し39万人(当時の内務省は39万人と発表したが、最新の研究では48万人に達していたと推定されている)が死亡、米国でも50万人が死亡した。これらの数値は感染症のみならず戦争や災害などすべてのヒトの死因の中でも、もっとも多くのヒトを短期間で死に至らしめた記録的なものである