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新型インフル、山口でも「タミフル耐性」検出
山口県は17日、県内の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)患者から、変異によって治療薬のタミフルが効かなくなった耐性ウイルスが検出されたと発表した。厚生労働省によると、タミフル耐性ウイルスの確認は、国内では大阪府に続き2例目で、世界では4例目。同省は、今回の変異は感染力や毒性に影響を及ぼすものではないとしている。
山口県によると、この患者は、知人が新型インフルエンザに感染し、予防のためにタミフルを服用していたが、症状が出て感染が確認された。16日に国立感染症研究所(東京都)の検査で耐性があることが判明。患者はすでに回復しており、自然治癒したとみられる。
変異した遺伝子は、すでに大阪府で確認された耐性ウイルスと同じ。治療薬リレンザは効く。新型ウイルスと季節性のAソ連型ウイルスが交雑した場合は感染力が強まる恐れが指摘されているが、交雑は認められなかった。
山口県環境保健センターの調(しらべ)恒明所長は「患者の体内で起こった一過性の変異で、感染が広がる可能性は低い」と説明している。
(2009年7月18日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090718-OYS1T00285.htm