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新型インフル「態勢万全」は嘘っぱちだった!(福岡市)/新型インフルで迷走の福岡市 『相談票』の現物はこれだ!(NetIB九州企業情報)
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http://www.data-max.co.jp/2009/06/12_094533.html
(NetIB九州企業情報@データマックス)
新型インフル「態勢万全」は嘘っぱちだった!(福岡市)
[行政]
2009年06月12日 09:45 更新
11日夕、福岡市保健福祉局の理事らが同席し、市医師会が会見を開いた。発表されたのは、遺伝子検査の対象を、簡易検査でA型陽性の反応が出た全てのケースに拡大するため、市医師会が協力するというもの。
市側は、既にA型陽性は全て検査すると公表していたため、記者団からは何のための会見かいぶかしがる声も聞かれた。会見は、不協和音が指摘された民間医療機関と市の関係を取り繕うためのものとしか言いようがない。
今ごろになって遺伝子検査の態勢を会見で発表するということは、これまでいかにお粗末な状態だったかを証明するものである。1日最大20件しか検査できなかったが、これからは約60件に増やせるとしているが、それもやってみないと分からない状態なのだという。
感染が市外に拡大すれば、市が協力をしてもらうとしている県側も遺伝子検査に追われることになる。結局、福岡市の危機管理はこの程度のものであり、吉田宏市長が胸を張った「万全の態勢」は嘘っぱちだったことになる。医師会が感染拡大に市と協同するのは大変けっこうなことだが、市の対面を保つことにまで手を貸す必要はあるまい。
医療機関の要請を無視して遺伝子検査を拒否し、感染を拡大させたことへの反省や謝罪は行なわれていない。医師会幹部も、現場の医師らの怒りの声をはっきりと公表すべきである。
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http://www.data-max.co.jp/2009/06/12_085721.html
(NetIB九州企業情報@データマックス)
新型インフルで迷走の福岡市 『相談票』の現物はこれだ!
[行政]
2009年06月12日 08:57 更新
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新型インフルエンザ相談票
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「疑いがあるから調べる」という医療の基本を無視した福岡市は、新型インフルエンザへの対応を誤りながら、その非を認めない。市民の命を軽視する市の姿勢に、憤りの声があがっている。
医療機関からの遺伝子検査の要請を拒否した市の責任は重い。一体どのようなマニュアルに従って発熱相談に応じていたのか、確認の意味で、市の発熱相談センターが相談を受ける時の『新型インフルエンザ相談票』の提供を受けた。各区の保健所ごとに若干の工夫を加えているが、この様式自体には変わりはなかった。この『相談票』に市民からの相談内容と対応が記録されており、その数は1万件を超えている。
市側のこれまでの説明からすると、今月6日までは『相談票』の「渡航歴」「接触歴」で該当がなければ、「季節性」として処理していたことになる。遺伝子検査をやるか、やらないかのの前の段階で、感染者を逃していた可能性が高くなった。
海外から入・帰国や、感染者が出た地域と福岡の行き来が制限されたわけでもないのに、渡航歴や流行地についての質問で患者をふるいにかけること自体ナンセンスである。しかし、福岡市は板付中学の生徒への感染が確認されるまで、頑なに渡航歴と流行地への移動の有無で対応を決めていたという。あきれ果てた無能さである。
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