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(回答先: 大阪・神戸のウィルスは、メキシコ初期とも、米東部・カナダとも異なる。この意味は? 投稿者 taked4700 日時 2009 年 5 月 30 日 01:20:22)
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/influenza/if90530a.htm?from=tokusyu
同一ウイルスで集団感染、大阪・兵庫4月末に発生か
大阪府、兵庫県での新型インフルエンザの集団感染は同一のウイルスで起きたと考えられると、製品評価技術基盤機構と国立感染症研究所が29日、発表した。両府県の感染者9人から採取したウイルスの全遺伝子を解読した結果で、今月8日に成田空港の検疫で見つかった患者のウイルスは別系統という。感染研は、両府県での感染は最初に確認された今月16日より2週間以上早い4月末に、発生していた可能性があるとの見解も明らかにした。
分析したのは、今月16〜17日に大阪府4人と兵庫県5人の患者から採取したウイルス。このうち同府と同県の各1人が感染したウイルスは全く同じだった。ほかの7人も、このウイルスの遺伝子がそれぞれわずかに変異したもので、同一の感染者から感染が一気に広がった可能性などが考えられるという。
世界で採取された感染者38人分のウイルスと遺伝子変異を比べると、両府県で検出された系統は、4月下旬に米国東部とカナダで集団感染を起こした系統と、メキシコでの流行の発端になったとされている系統の中間に位置することも分かった。
また、感染研によると、全国の薬局約2200か所から毎日集めているインフルエンザ治療薬の処方量が、4月28日に神戸市中央区で、5月1日に大阪府池田市、枚方市で、それぞれ急増していた。季節性インフルエンザが既に終息しつつある時期で、新型インフルエンザの感染が始まっていた可能性があるという。
(2009年05月30日 読売新聞)