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米国在住の自然治療医のかたからとても興味深いメールちょうだいしたので皆様にも
お知らせします。
日本はもっと外からどう見られているかを意識すべきですね。
以下引用です。
日本とアメリカの新型インフルエンザに対する温度差には、ほんとうに驚くばかり。
親戚・家族が神戸&大阪に住んでいますので、彼らの動揺と不安もよく理解できますが、だからこそ、政府や自治体、またはメディアが、国民が本当に必要としている情報を責任もって発信して欲しいのです。
私が住んでいるカウンティでも患者さんが発生していますが、新聞でもほんとうに小さい記事でした。
患者さんの数やどこの学生かなんて、ほんとうに私たちが必要としている情報ではありませんからね。
最近では全く新型フルー関連のニュースを見ないので、アメリカのニュースしかチェックしない旦那は沈静化したものと勘違いしていましたし、彼の友達にもアメリカが世界第一の患者発生国であることを知らない人もいます。
混乱を避けるためのメディア戦略かと思ったほど、静かで落ち着いています。
手指消毒剤の売り上げはかなり上がったようですけどね。
新型フルーの症状がどんなで、どんな対応をすべきか という情報がかなり行き届いているアメリカでは、パニックになりようがないのだと思います。
親友が アリゾナ州立大学(ASU)を先週卒業したのですが、患者を出したこの大学、死者の出ているアリゾナ州、卒業式はフットボール・スタジアムで盛大にオバマ大統領本人を招いて行われていましたよ。もちろんマスクなんてなし(ひょっとしたらアジア系学生にはいたのかも?)
もともと調子が悪い時には、全然無理をせず、学校や会社をし〜っかりお休みするお国柄ですし、無保険・低保障保健加入者が軽症症状で病院に殺到して抗ウィルス薬を請うなんてことは、ここアメリカではまずあり得ないですしね。
国民皆保健はすばらしいシステムだと思いますが、日本では軽症でもすぐに薬をもらいに行く、システムのアビューズに近い状態なのかなぁ、とも思ったりします。
発熱外来がパンクするほど市民であふれ、病院ベッドは軽症者で占められ、インフルエンザ発症者がまるで犯罪者かなにかのように報道され、地域全体の学校やイベントが中止され、みんながマスクをして何もかもが汚染された汚いものであるかのように行動し...っていうのは、全く尋常ではないですよね。
写真など、暗くてなんか陰気くさくて...嫌な感じで。
日本のニュースで全身防護服の医療スタッフの写真を見て唖然としました。
「あれじゃ、(炭疽菌などの)バイオテロリズムの対応だね」
「あんな格好で不安をかりたてたら、余計に混乱を大きくして皆を病院に殺到させ、一般の人や入院患者さんたちをインフルエンザから守るのがますます大変になるね」
うちの旦那(アメリカ人)の率直な感想。反論の余地なし...。
日本を出てアメリカに住んでみると、やっぱりふるさととしての自分の国「日本」がいとおしくてたまりません。
ニュースなどを見て「あ〜今の日本、いやだいやだ」と恥ずかしく思う私と、「それでも大好きなのよ〜」と完全無視できない私に気づきます。
http://ameblo.jp/moriyon/entry-10267584441.html