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【マスク自作のススメ(笑)】 完売なら作ればいい(AERA)
インフルエンザ・パニックのさなかに登場した涙ぐましい(笑)記事である。
マスク信仰を批判するでもなく、困窮のなかで「自作」「自家調達」を
ススメるばかりの、おめでたい記事である。
「アエラ」は、もし日本が政治的失敗などで食糧不足になったら、
真っ先に「食べれる野草の見分け方」とか「食べれる昆虫の見分け方と調理法」
などの“お役立ち”記事(笑)を載せてくれそうで、頼もしい。(笑)
「アエラ」の読者ターゲットは、倖田來未が「羊水腐りますねんw」と
断言した年齢層の女性たちのようだが、批判精神を捨てた広告チラシ
のような雑誌は、買う気がしないなあ……。
まあいいか。 この記事を書いた「おしっ!ライター 福光 恵」さんの
言い方にならえば、「買わなくてもネットで読めばいい」ってことだもん。(笑)
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090525-00000001-aera-soci
完売なら作ればいい
AERA
5月25日(月) 13時48分配信 / 国内 - 社会
──新型インフルエンザの拡大で、街から一斉にマスクが消えた。
だが、恐れることはない。なければ作ればいいのだ。──
マスクがない。どこにもない。
新型インフルエンザの拡大で、ドラッグストアで売り切れ続出、工事用の風塵マスクまで姿を消したという。ネットオークションでもマスクは立派なお宝。1箱500円だった高機能マスクが、30倍の1万5000円で落札されたのも見た。
国はマスク、マスクとさんざん呼びかけてきたんだから、なくなったら役人総出でマスク作りの内職ぐらいしろっての……と、文句ばかり言ってる自分を恥じた。すでに世の中は、マスク不足に立ち向かっている。
ネットで探すと、あるわ、あるわ、手作りマスク。以前からの人気商品がガーゼ製。立体タイプなど、さまざまな型紙がアップされている。手作りキットや手作りマスク用の専用ゴムまで売られているが、ほとんどが売り切れ。
■見た目ドナルドダック
だが、なければあるもので!とさまざまな材料での手作りマスク百花繚乱なのである。しかもまあ、これが知恵を絞った秀作揃い。いくつか試作してみた。
まず、個人サイト「マイ・ブリコラージュ」の森のブリコさん作、不織布で作ったマスク。不織布とは、繊維を接着剤などで固めた、織らない布のこと。そういえば厚生労働省も、目の粗いガーゼのマスクより、不織布製のマスクを推奨していたっけ。しかもこの作品は、台所の三角コーナーにかぶせる不織布製のゴミ袋を利用しているところがミソ。
適当なサイズに折ったゴミ袋の端を畳んで、耳にかけるための毛糸のひもなどをはさみ、ホチキスで留めれば完成。見た目もシンプルで、鼻の部分に針金を入れて顔の形に合わせれば、フィット感も高まる。もうひとつ、同サイトで紹介されていた紙製のコーヒーフィルターのマスクも試した。見た目はドナルドダックだが、紙のせいか気密性は高い。つけていると息苦しいほどで、安心感は意外なほどあった。
続いて、「究極の時に備えて」生理用のナプキンでマスクを作ったのが、ブロガーのさぼみけ♪さん。ナプキン裏のテープを利用して両端に耳かけ用のゴムを取り付け、表は余り布などでカバーする。素材を人に気付かれないかと、挙動不審になるのは難点だが、こちら、多い日も安心の頑丈さ。ただし「内部の吸着剤が息の湿気を吸うのか、数時間でつけ心地が悪くなる。早めの取り換えがオススメです」(さぼみけ♪さん)。
新潟県小千谷市の片貝医院の根本聡子副医院長も、手作りマスクを考案した。2枚のキッチンペーパーを重ね合わせ、蛇腹に折り畳んだ両端に、ホチキスで輪ゴムを留める。あとは蛇腹を開けばできあがり。蛇腹の開き具合でサイズの調整ができるので、顔にフィットさせつつ、鼻からあごまですっぽり覆える逸品となっている。
■覆えば効果期待できる
「中越地震の経験から、新型インフルエンザの拡大による物資不足に備えて作りました。震災時も、キッチンペーパーは大活躍した素材。入手しやすく、作り方も簡単。だから、こまめに取り換えられる。最後は付着した飛沫に注意して捨てましょう」(根本さん)
そんな工夫あり、感動ありの手作りマスク。
おそるおそる効果を、東京都健康安全研究センターの増田和貴副参事研究員に聞いた。
「確実に効果があるとは言えませんが、布でも紙でも鼻や口を覆うことは、多少なりとも飛沫感染予防につながる。手作りマスクも、ある程度の効果は期待できると思います」
おしっ!ライター 福光 恵
(6月1日号)
最終更新:5月25日(月) 13時48分
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