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2009/5/23 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/78952
世界で猛威を振るう新型インフルエンザの「強毒性」変異が懸念され始めた。世界保健機関(WHO)のチャン事務局長が年次総会で「強毒性の鳥インフルエンザなどと混ざり合う恐れがある」と警戒感を示したのだ。
元東京都衛生局職員でジャーナリストの志村岳氏が言う。
「慎重姿勢のWHOが踏み込んだ発言をしていることを重要視するべきです。先端医療を誇る米疾病対策センター(CDC)でさえ封じ込めることができず、予防措置もままならない。感染力はかなり強いと考えられます。本来は夏場に弱いとされるが、米国では砂漠のような場所でも感染が拡大している。新型ウイルスはこれまでの常識が当てはまらないし、変異も早いと考えた方がいい。今後、どのような変異の経過をたどるのか、世界中の研究者が頭を抱えています」
インフルエンザウイルスは、人間や豚などの宿主の動物が複数のウイルスに感染し、体内で遺伝子が交雑して変異する。
「米研究機関などの分析で、新型ウイルスの原型は98年に米中西部で見つかった豚インフルエンザウイルス。Aソ連型と同じH1N1型で、豚2種類と鳥、ヒトの計4種類のウイルスが混ざったタイプになったようです」(医療関係者)
これに強毒性のウイルスが混ざったりして、全身感染するタイプに変異するのは時間の問題。日本国内の感染者は2000万〜3000万人と予想される。油断は禁物だ。
(日刊ゲンダイ2009年5月20日掲載)
2009/5/23 10:00 更新