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【新型インフル】東京、川崎でも感染確認 米から19日に帰国
2009.5.20 23:07
新型インフルエンザの感染が20日、東京都と川崎市でも確認された。近畿圏以外での国内感染の確認は初めて。滋賀県でも感染が確認されており、国内広域に感染が広がっていることになる。厚生労働省や東京都、川崎市などによると、感染が確認されたのは、いずれも川崎市高津区の私立洗足学園に通う東京都八王子市在住の女子生徒(16)と、川崎市在住の女子生徒(16)。生徒らは19日に米国から帰国しており、近畿で拡大している感染ルートとは異なるルートで感染したとみられる。
東京都によると、八王子市在住の生徒は今月11〜18日まで、同じ学校の生徒5人と英語教師1人とともに米ニューヨークに滞在。19日に成田空港に帰国した。帰国の機内ですでに発熱症状を訴えていたが、機内検疫の簡易検査では陰性だった。
帰宅後に、症状が収まらなかったため、20日に八王子市内の医療機関を受診。簡易検査で陽性反応が出たため、都健康安全研究センターの遺伝子検査(PCR)を行い、20日夜に感染が確認された。すでに感染症法に基づく入院措置がとれらており、発熱やせきがあるが快方に向かっているという。
渡米した生徒らには、すでに自宅からの外出自粛要請がされている。帰国後に高校には登校していない。
これとは別に、同日、滋賀県で新型への感染が確認されたのは大津市の男子大学生(23)。渡航歴はないが15〜17日にかけて神戸市を訪れていた。
これで感染が確認されたのは兵庫、大阪に続いて5都府県となった。厚労省などによると20日夜時点の兵庫県143人、大阪府117人、東京都、神奈川県、滋賀県が各1、成田での検疫で確認された4人を合わせ計267人になった。
また、厚労省は20日、国立感染症研究所と神戸市保健所が行った感染者43人の症状分析結果を公表した。分析は「季節性と症状が類似しており、全例を医学的に入院させる必要はないことが示唆される」と結論づけている。週内にとりまとめる予定の行動計画の改訂の中に、分析結果を反映させ、地域ごとに柔軟な対応策がとれるようにする。
分析結果によると、感染者の平均年齢は17歳。男女比は男1に対して女1・3。90%以上に38度以上の高熱があり、抗ウイルス薬を投与したところ、42例は「入院の必要なし」と判断された。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090520/bdy0905202310030-n2.htm