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新型インフル 日本で感染者が増える理由 (産経新聞)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090520-00000637-san-soci
新型インフル 日本で感染者が増える理由
5月20日22時20分配信 産経新聞
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発熱相談センターで電話対応に追われる市職員
=20日、神戸市中央区の神戸市役所
(彦野公太朗撮影)(写真:産経新聞)
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新型インフルエンザの日本の国内感染が今月16日に初めて確認されてから、あっという間に感染者数が増えている。世界保健機関(WHO)の19日までのデータで日本は米国、メキシコ、カナダに次ぐ感染者数の多さだ。一方、同じアジアでも中国や韓国などは大きく増えていない。その理由は−。
「感染者がいないのではなく、把握できていないのではないか」と指摘するのは東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授だ。「新型」の潜伏期間は7日。検疫を強化しても発熱していなければ把握しきれない。世界中に航空網が張り巡られされている中、確かに日本と同様、他国で国内発生があってもおかしくない。
浦島氏は日本人の国民性も理由にあげる。「日本人は真面目でインフルエンザ症状があれば医療機関にかかるし検査も行う。他国は医療制度の違いもあって症状が重くならない限り、病院には行かない」と話す。
日本は抗ウイルス薬タミフルの使用量が世界一だ。簡易検査キットの普及も世界有数で把握しやすい。
岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長は可能性の一つとして、日本のインフルエンザサーベイランス(調査監視)システムの充実を理由にあげる。季節性については全国約5000カ所の医療機関で定点調査を実施。薬局でタミフルなどが処方された状況の報告を求めるなどの調査監視も強化している。
一方、外岡立人・元小樽市保健所長は「新型は高校生で感染しやすい。他国で感染者数が少ないのは、学校に飛び火していないからで、感染者が学校に出れば日本のようにあっという間に広がる可能性が高い」と指摘している。
日本は感染者数をすべて把握する方針だが蔓延(まんえん)した場合、全数把握は不可能になる。米疾病対策センター(CDC)は実際の感染者は10万人以上としている。(杉浦美香)
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最終更新:5月20日22時20分
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