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(回答先: Re: 【今からは感染がバレタ人数だけ公表かw】弱毒性だからまだいいけど強毒性ならお手上げだw 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 5 月 20 日 21:48:34)
新型インフル、遺伝子検査対象を限定
新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染拡大を受けて、神戸市は19日、感染が疑われる患者全員のウイルスの遺伝子検査を行うこれまでの方針を転換して、特定の医療機関だけで定点観測的に遺伝子検査を行うことを決め、近く国との協議に入る。
同市では、新型インフルエンザの感染者が69人に達しており、「状況はすでに『まん延期』に近い」として、20日から、発熱外来以外の一般医療機関でも診療を始める。今後、感染が疑われる患者が増えた場合、全員のウイルスを検査することは、物理的にも不可能と判断した。新型インフルエンザは弱毒性とされ、症状も通常の季節性インフルエンザと類似していることも考慮した。
同市は今後、特定の医療機関を受診した患者についてだけウイルスの遺伝子検査を行い、感染を確認する。全体の感染者数は、定点観測の結果から推定する。
一方、大阪府は19日夜、「簡易検査だけでは感染しているかどうか確認できず、疫学調査が行えない」として感染が疑われる患者全員のウイルスの遺伝子検査を継続することを明らかにした。
厚生労働省は、神戸市の方針転換は事実確認中としながらも、「手間を考えると、発熱者すべてでウイルスの遺伝子検査を行うのは現実的ではない。ただ、一律な検査をやめると、どれだけ感染が拡大しているのか把握できなくなる恐れがある」と話している。
感染拡大 恐れも
神戸市が一律には遺伝子検査を実施しない方針を決めたのは、同市内では感染が急拡大し、流行が止められないと判断される「まん延期」になったと独自に判断したためだ。
国の新型インフルエンザ対策行動計画では、「国内発生早期」である現段階では、感染が疑わしい患者はすべて遺伝子検査をすることになっている。しかし、次段階の「まん延期」になれば、非常に大勢の患者に遺伝子検査を行うのは困難だ。国の行動計画でもすべての患者に一律に実施はしないことになっている。神戸市の方針は、結果的に国の行動計画を先取りしたもので、現実的な対応と言える。
ただし、こうした判断が他の自治体に安易に広がると、封じ込められる可能性があった感染をみすみす拡大させる恐れもある。厚生労働省とも十分協議した上で、慎重に対応する必要がある。(科学部 本間雅江)
(2009年5月20日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090520-OYT8T00309.htm