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毒性や薬剤耐性に変化なし=成田の新型インフル、塩基配列解読−国立感染研など
製品評価技術基盤機構は20日、国立感染症研究所と共同で、国内で最初に分離された新型インフルエンザウイルスの全遺伝子の塩基配列を解読したと発表した。米国で分離されたウイルスと比較し計16カ所の変異がみられたが、毒性や「タミフル」などの抗ウイルス薬への耐性には影響がなかった。
同機構は、成田空港に帰国した感染者から5月8日に分離されたウイルス株を培養。全8遺伝子の計1万3523塩基を解読した。米国で感染初期の4月9日に分離された株と比べ、6遺伝子計16カ所が変異していた。
このうち、毒性などにかかわるHA遺伝子や、タミフルなどへの耐性にかかわるNA遺伝子でそれぞれ3カ所ずつの変異が見られたが、実際に作られるたんぱく質には変化がなかった。
同機構と感染研は、神戸市などで感染が確認されたウイルス株の分離作業も進めており、同機構の奥田慶一郎バイオテクノロジー本部長は「耐性を獲得してしまうと、早急に医療現場に伝えないといけないので、監視を続けたい」と話している。(2009/05/20-18:33)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009052000863