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(回答先: 医学博士中原英臣の言う日本国内感染の感染源 投稿者 taked4700 日時 2009 年 5 月 18 日 12:53:52)
5月18日の夜のテレ朝の番組では、北海道のナンタラという機関の専門家と言う方が、「症状が出ないままでウィルスをふりまく場合もある」とされていた。
しかし、これらは非常におかしいと思う。理由は以下のとおり。
1.ウィルスの増殖は生体内でしか出来ない。つまり、生きた細胞の内部でしか増殖できないのだ。これが、ワクチン製造に鶏の受精卵が必要な理由だ。
2.ウィルスの増殖は、2分裂によるものではなく、ウィルスの遺伝子部品などをある程度ばらばらに解体し、それらの部品ごとに複製が作られると言う形になる。だから、増殖している期間は、ウィルスの遺伝子を見つけ出すことは難しいと言う。つまり、この期間が潜伏期間だ。
3.つまり、ブタインフルエンザウィルスの感染は、感染した人の鼻とか喉の粘膜にウィルスが取り付き、粘膜の細胞内に侵入して、その細胞内でウィルスが増殖し、増殖がある程度進んだ段階で、その細胞を壊してウィルスが粘膜上や粘膜内部に露出し、そこからまた新しく別の粘膜細胞に侵入し増殖を繰り返し、ある程度、粘膜上にあるウィルスが増えた時に、感染者がセキなどでウィルスを体外に排出し、それを他者が吸い込み、自分の粘膜上にウィルスを付着させることで起こる。
4.発熱や頭痛などのインフルエンザの症状は、細胞の破壊そのものや、免疫機構が露出したウィルスに対して攻撃しようとするからだ。
5.だから、人体内に入ったウィルスは増殖するか、または、人の免疫機構により殺されてしまうかのどちらかしかない。感染しても症状が出ないとは、人の細胞内でウィルスが増殖するのが非常にゆっくりで、人の細胞の破壊がほとんど起きないことを意味している。そうであれば、粘膜表面にウィルスが露出することもないから、セキなどで他者に感染させることもない。(エイズの場合が、正に増殖が非常にゆっくりで、潜伏期間が5年から6年以上とされている。だから、細胞の破壊を伴わないので、粘膜同士の直接接触が感染には必要とされる。)
6.今回のブタインフルエンザ(新型インフルエンザ)は免疫を持っている人は原則としていないとされるのだから、普通は、感染したら、症状が出て、セキや発熱に至ることになる。
7.更に、ウィルスや細菌が感染するためにはある程度の数のまとまりが必要とされていて、ウィルスが数個、喉に付着しても、粘膜表面に常住している細菌群等により排除されると言う。