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日英が警戒水準引き上げけん制 WHO総会開幕
【ジュネーブ18日共同】世界保健機関(WHO)の年次総会が18日、ジュネーブの国連欧州本部で5日間の日程で開幕した。初日の午後開かれた新型インフルエンザに関する閣僚級のハイレベル協議では、WHOが警戒水準を現在の「フェーズ5」から世界的大流行(パンデミック)認定を意味する「6」に引き上げることをけん制する声が英国や日本などから相次ぎ、水準引き上げ問題が一気に政治色を帯びてきた。
WHOのチャン事務局長は18日、現時点では「5」に据え置くと表明。さらにパンデミック宣言への懸念が強まっていることに関連し「加盟国の意向を注意深く考慮して責任を全うしたい」と述べ、慎重に対応する方針を示した。
年次総会は新型インフルエンザの感染拡大が続く中、感染の抑制や対策で国際社会の連携をどう進めるかが焦点。
英国のジョンソン保健相は「(水準引き上げを決断するチャン事務局長は)機械的な手続きを進めるだけでなく柔軟性を持つべきだ」と発言。症状が軽くても感染の地理的な拡大だけで警戒水準が上がる現在のシステムに疑問を呈し、慎重な対応を求めた。これに対し、日本の渡辺孝男厚生労働副大臣が「同意」を表明。ニュージーランドや中国も同調した。
一方、チャン事務局長は年次総会で演説し「新型インフルエンザがどのように変異していくか予測できない」と述べ、警戒を呼び掛けた。
WHO当局者の間では日本で感染確認が急増していることなどを背景に、警戒水準が上がることが「週内にもあり得る」(フクダ事務局長補代理)との見方が広がっていたが、チャン事務局長は今後、難しい判断を迫られそうだ。
総会には事務局長以下WHO幹部と、加盟193カ国から保健相ら多数の閣僚級代表者が出席。中台関係の改善を反映し、台湾が、国連から追放された1971年以来、初めてオブザーバー参加した。
19日には国連の潘基文事務総長が参加し、途上国への新型ウイルス向けワクチンが十分確保されるよう、世界の製薬業界首脳との会合で要請する予定だ。
2009/05/19 01:15 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051801000496.html
※日本は駆け引きを上手くやってほしいです、と願っていれば本当にいいんだろうか。