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日本での感染拡大に関心“フェーズ６”検討＜5/18 20:54＞
日本での新型インフルエンザ感染拡大に、ＷＨＯ（＝世界保健機関）は強い関心を示している。警戒レベルの引き上げを判断する上でも、日本の状況が鍵になりそうだ。
ＷＨＯの本部では、１８日から年次総会が始まり、各国から代表団が集まっている。また、それと並行して、専門家らは新型インフルエンザの警戒レベルをフェーズ５から６に引き上げるかどうかの検討を続けている。
鍵となっているのは、北米大陸以外でヒトからヒトへ持続的な感染拡大が起きているかどうか。ＷＨＯは、ここ数日、関西の高校を中心に感染者が大幅に増加したことに大きな関心を払っている。日本側から詳しい疫学調査の報告を受け、もし感染経路が特定できないようなケースが多く確認されれば、最終段階のフェーズ６に引き上げられる可能性も十分ある。
フェーズ６は世界的大流行（パンデミック）が今まさに起きていることを示すが、症状の深刻さや毒性とは関係ない指標であり、ＷＨＯは不必要な混乱やパニックに陥らないよう呼びかけている。
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