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エイズのために、本来なら急激な人口増が予想されていたアジアやアフリカの国々で、人口減が起きた。こう書くと、簡単な話だが、実際には、何年も病に臥せって死んでいった人たちや、全く自分にはエイズ感染の責任のない、つまり、母親からの感染をした赤ちゃんたちが多く死んでいった。そして、日本でも、多くの血友病患者の方たちが、全く自分には責任がないのにも関わらず、そして、本来なら感染を防げたはずであるのに、アメリカ国内で製造されたエイズウィルス感染した非加熱血液製剤のために、エイズにかかり、かなりの数の人々が死んでいった。また、エイズ治療のために、月に20万円ほどの薬代補助が公的にされているため、エイズ患者一人当たり一生分と考えて概算1億円ほどが公的負担になっているという。つまり1000人エイズ患者の方がいたら、1000億円の公的負担が生じていることになる。
ブタインフルエンザも、現在のウィルスでさえ、発展途上国では、数パーセントの死亡率を出す可能性があると言われている。そして、今後、ウィルスが変化して、強毒性に変わる可能性があると言われている。そんなに簡単に強毒性に変わるなら、今まで毎年はやっていたインフルエンザが強毒性に変わるはずだと思うが、そう言う指摘をする専門家はマスコミに載らない。
本来、ブタインフルエンザは、その発生源の特定ができるはずだ。発生しだしてからまだ数ヶ月しかたっていないのだから、その地域で誰が最初に症状を訴えだしたか、今からでも調べることが可能なはずだが、一切、そういった調査をしている形跡がない。WHO自体が、機能していないように見えてしまうのだ。
そして、少なくとも、メキシコとアメリカからの飛行機の出国便には、搭乗前に検疫をするべきだ。せいぜい飛行機に乗っている時間は10時間かそこらなのだから、移動中に症状が急変することはあまりなく、多くの場合、飛行機に乗り込む前に風邪の症状を訴えているはずだからだ。飛行機に乗る時は時間の余裕を持って空港へ来るし、飛行機内での検疫ではないから、検疫自体の手間も大幅に節約できる。
繰り返し伝染病による人口減が起きれば、そういった国々の人たちもそのおかしさにどんどん気がつくようになる。そしたら、次に起こるのは、発展途上国ではなくて、先進国での大規模な人口減であるはずだ。今起こっていることに無関心でいることは、自分たちの未来をつぶすことになりかねない。