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新型インフル入国前に確認…舛添厚労相緊急会見<1>【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090509-OYT1T00444.htm
新型インフル
舛添厚生労働相緊急記者会見(厚労省会見室。9日午前8時30分〜58分)
◆概要◆
国内で新型インフルエンザ感染の確認を受け記者会見する舛添厚労相(9日午前8時55分、東京・霞が関で)=金沢修撮影
厚労相 ただいまから発表致します。
昨日5月8日、アメリカ合衆国デトロイト経由で帰国した3名についての新型インフルエンザ、インフルエンザAH1N1ウイルスが検出されましたので、ご報告申し上げます。
まず患者に関する情報ですが、カナダのオークビルに滞在された40代の日本人男性1名及び10代の日本人男性2名です。
5月8日16時38分成田空港着(ノースウエスト航空)25便、コンチネンタル航空6348便、デルタ航空4351便共同運航便でありますが、このノースウエスト航空25便で帰国した際、インフルエンザAが陽性と判定されました。
その後、成田空港検疫所及び国立感染研究所において検査を行った結果、新型インフルエンザ陽性との結果が出たものです。
次に患者の状況ですが、5月8日の検疫時において、40代の日本人男性は、せき、のどの痛み、筋肉痛、関節痛の症状が出ており、体温は38・6度でした。
10代の男性のうち1名は鼻汁、せきの症状が出ており、体温は36・6度でした。
今後の対応についてですが、本件は我が国領土内において初めて確認された患者ではありますが、これまで強力に実施してまいりました検疫により、入国前に確認されたものでありまして、いわゆる基本対処方針上のいわゆる国内で患者が発生した場合に当たるものではありません。
現在、患者は感染症医療機関に隔離のうえ、治療を受けています。
私としても、これらの患者の皆さんが適切な治療を受け、一刻も早く快方にむかうことを願っています。
また、入国された同乗の方で空港内の宿泊施設で一時的に待機をお願いしていた方、49名については、一定期間、到着時から10日間、経過観察を行い感染の有無を確認するため、別の宿泊施設に停留していただくこととしております。
対象となった方々には、定期的に医師が健康状況を確認し、発症する方がいた場合、適切に対応致します。
そのほかの同乗者に対してはマスクを配布するとともに健康状態の報告等について、保健所の指示に従うようお伝えしています。
今後、保健所から定期的に電話するなどの健康観察が実施されることとなりますので、健康状態に不安が生じた方は速やかにご連絡頂くとともに、保健所からの問い合わせにご協力をお願いします。
今後とも、本件に関する情報を、できるだけ迅速かつ詳細に提供したいと思います。
国民のみなさまにおかれましても、政府の発表などにもご留意いただき、冷静に対処頂くようお願いします。
少し詳細を説明したいと思います。
(左隣のモニターを棒でさしながら)今一番大事なのは、この便に乗られていた方、つまりデトロイト発で昨日の4時半くらいについたノースウエスト25便に乗っておられた乗客の皆様にお願いしたいのは、ご自分の健康管理、早く発見して早く治療すれば必ず治りますので、帰国して1週間から10日くらいは本当に慎重に健康管理をやって頂きたい。
で、こちらからも保健所を通じて定期的に状況把握をしたいと思う。
そして厚労省のコールセンター、この03・3501・9031、受け付けて土日祝日も対応しているので、少しでも問題があればご相談頂きたい。
次に、検疫状況について申し上げます。機内ですが、3人おりまして、患者のA、これは高校の引率の先生、行事同行者、つまり高校関係者、それ以外のもの、つまり決められている半径2メートル以内の方、こういう方、患者Bというのは高校生です。これも同じように停留して頂いて調べていると。
ところが、患者C、つまり2人目の高校生はですね、機内検疫の時には熱もなくてサーモグラフィーも引っかからずになんともなかった。
それで機外に出たところで、「ちょっと僕も気分が悪い」、僕か私か……。
その、気分悪いと言うことで調べたら、やはりこのA型陽性だということで結果的に新型インフルに感染していたということであります。
従って機外に出た後なので、患者、先生と最初の高校生は停留したが、学校関係者は全部停留していたが、それに近い座席の方で既に機外に出てしまった方がいます。
これらの方々、今、フォローを一生懸命やってこちらから連絡とってやってます。
当然のことながら、お手洗いに立ったり高校生たちもしますから、この飛行機に乗っていた方々全員が感染する可能性十分あるわけだから、このフォローを全力でやっています。
どういう座席に座っていたかを説明します。
まず先生、これは66Aという座席に座っていました。
で、この周辺の方々、全部停留措置取ってます。
それから2番目、つまり高校生で、最初、これ29F、これも停留措置取ってます。
問題は、機内で見つからずに機外に出たあとで発症した第2番目の高校生が座っていた座席が43Aですので、今この会見をお聞きになっている方で、この飛行機に乗っていた方々、自分は近くだったよという方々、特に注意です。
そして、当然、私たちが飛行機に乗ってもそうですが、ずっと座っているわけではなく、ちょっと友達と話しに行くとか、お手洗いに行くとか、水をもらいに行くとかいうのがありますから、当然、乗客は動きますから、特にその点をですね、これは懸念しておりますので、全力挙げてフォローするということであります。
新しい情報が入り次第またお知らせしたいと思っている。以上、私の方からの説明は終わります。専門的なことは事務方に説明させます。
舛添厚労相緊急会見<2>はこちら
舛添厚労相緊急会見<3>はこちら
舛添厚労相緊急会見<4>はこちら
(2009年5月9日13時04分 読売新聞)