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タミフル耐性ウイルスに強い懸念 新インフルでWHO医務官
【ジュネーブ4日共同】世界保健機関(WHO)で新型インフルエンザ対策の技術部門を統括する進藤奈邦子医務官は3日、治療薬の中心である抗ウイルス薬タミフルに対し「耐性を持つ(新型インフルエンザ)ウイルスができてしまう可能性がある」と述べ、タミフルが効きにくくなる耐性ウイルスの発生に強い懸念を表明した。共同通信の取材に答えた。
ワクチン開発が完了していない現時点では新型インフルエンザの治療はタミフルに大きく頼る。耐性ウイルスが発生すれば、一般的にインフルエンザに対する抵抗力が弱い乳幼児や高齢者、エイズ、糖尿病などの患者が大きな危険にさらされるため、WHOや各国政府は根本的な治療体制の見直しを迫られることになる。
進藤医務官によると、新型インフルエンザと似たタイプで2007年から08年の冬に北米で流行した季節性のインフルエンザウイルス(H1N1型)の一部が、タミフルに強い耐性を持つようになった。「タミフルを通常の約400倍投与しないと効かない」とされるレベルで「事実上、治療に使えない」という。北米や中南米では現時点で、同タイプのウイルスのほとんどがタミフルに対する耐性を持っているという。
2009/05/04 17:47 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050401000345.html