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飛行機などでの検疫を、出発国で飛行機などに乗り込む前、空港や港で体温やセキ・鼻水などの症状のある乗客を対象にインフルエンザの簡易検査をするべきだ。飛行機なら、アメリカやメキシコから10時間ほどで日本についてしまう。移動中に体調が急変すると言うことはあまり考えられず、飛行機などに乗り込む前から体調不良などの症状が出ていたはずだ。そもそも、移動中は10時間ほど密閉空間に閉じこもるわけだから、もし感染者が機内に居たらその感染者の周りの座席に座っていた人だけでなく、機内全体に菌が広まっている可能性のほうが高い。
もし、アメリカやメキシコなど、出発国側で人員や費用が間に合わないと言うなら、日本から人員や費用を出すべきだと思う。本来なら、WHOが率先して、加盟国から予算を集めて、少なくともメキシコからの出発便に対しては全便、このような措置をするべきだと思う。WHOの役割は、世界的な感染拡大に対してその阻止をすることにあるのでは無いのか?それなら、まずWHOが率先して、感染国から外国への出発時に、感染の有無を確認すると言うことは、多分、ごく当たり前のことでは無いのだろうか?
もう一つやるべきことがあると思う。それは、鼻の粘膜を綿棒などでこすって、鼻に感染している菌やウィルスなどを乗客全員分、入国側が保存することだ。綿棒を到着の30分ぐらい前に乗客全員に配り、それで各自自分の鼻の中をこすって、内側にビニールコーティングした小さい袋に入れてもらうのだ。その袋には、氏名と生年月日、住所などを記入してもらう。このデータを、日本なら厚生省などが保管して置くのだ。入国時に何らかの症状のある人は、当然、このデータで分析すればいいし、入国後に症状が出た人も、それが、外国由来のもの(つまり、自分自身が外国から持ち込んだもの)か、日本国内由来のもの(つまり、日本国内で誰か他人から移されたもの)か、このデータを調べることで明確に判断できる。
これをやれば、出発国で、どの程度きちんと飛行機搭乗前に検疫をきちんとやったかも分かるし、何より、日本に入国した後、誰が菌を振り撒いたか、その追跡調査ができる。現状では、潜伏期間中に入国した場合、誰が菌を持ち込んだかの判断が非常に出来にくい。特に、メキシコやアメリカで、あれだけ感染者が多く出てしまうと、日本に同時に複数の感染者が入国することも十分にありえるわけで、誰がウィルスを持ち込んだのかの追跡が現状では不可能になっていると思う。
それに、多分、綿棒での個人データ採取はそんなに費用がかからない。綿棒は100円で数十本買えるし、ビニールコーティングした袋も、かなり安価に入手できるはずだ。保存だって、単に遺伝子データだけを確認するためなら、冷蔵などは必要ないはずで、単に、ダンボール箱に常温保存でいい筈だ。