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【新型インフル】メキシコ「下降局面」 なぜ死者集中?(産経新聞)
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http://sankei.jp.msn.com/world/america/090504/amr0905041817011-n1.htm
【新型インフル】メキシコ「下降局面」 なぜ死者集中? (1/2ページ)
2009.5.4 18:16
このニュースのトピックス:新型インフルエンザ
【ニューヨーク=松尾理也】メキシコのコルドバ保健相は3日、新型インフルエンザの感染拡大について「下降局面に入った」と述べ、混乱の収束に向けた展望を示した。メキシコは今月に入り、死者数を大幅に下方修正してもいる。世界中でメキシコだけに死者が集中している“ミステリー”の原因はまだ完全に解明されていないものの、同国が「疑い例」を積極的に発表したことが不運にも混乱を招いたのではないか、との見方が強まっている。
発表によると、メキシコで確認された死者は22人で、2日の時点での19人から3人増えた。しかし、これは進行中だった検査結果が明らかになったことによる増加で、死亡確認の最新の事例は4月29日にまでさかのぼるという。
コルドバ保健相は、感染拡大のピークは4月23日から28日の間で、現在は「すでに下降局面に入った」と強調。首都メキシコ市当局も、現在続いている商業活動や公共サービスの一斉休業は予定通り6日で終了するとの見通しを示した。
メキシコ政府は先月末、感染の「疑いがある死者数」が最大176人に上ると発表。世界でメキシコの死者数だけが突出する状況に、専門家も「多数の隠れた感染者が存在するのではないか」「ウイルスが国境を越える過程で弱毒化したのでは」など一様に首をひねっていた。
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http://sankei.jp.msn.com/world/america/090504/amr0905041817011-n2.htm
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ところがコルドバ保健相は今月、別の死因と判明したケースを除外した結果として「疑いのある死者数」を「最大でも101人」と訂正。さらに「確認された死者数」を16人とした。
数字は3日の時点で22人に増えたが、世界に与える印象が大きく変化したことには変わりはない。
英紙ガーディアンは「感染拡大が1カ月以上続いているメキシコでは、感染者は膨大な数に上る」と指摘。その中で100人程度の死者が出たとしても、通常のインフルエンザの致死率とさほど変わらないとの専門家の分析を紹介した。
また米紙ニューヨーク・タイムズは、最初の死者となったオアハカ州の女性が、極度に病状が悪化するまで売薬に頼り病院に行かなかった事実を伝え、メキシコでの医療機関への不信が、死者を増やした一因ではないかと指摘した。
こうした中、コルドバ保健相は英BBC放送に対し、「過剰反応だったかもしれない」と述べ、当初はウイルスの毒性や感染力についてほとんど情報がなかったことを念頭に置く必要があると強調した。
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