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H3N2合併結合変異ウイルスを生んだのはSmithfield社ではないのかとする
推測ブログ (Sasayama's weblog)
このサイト
「H1N1 Is Swine Flu: Roots In North Carolina 」
http://www.basilandspice.com/living-green/h1n1-is-swine-flu-roots-in-north-carolina.html
や
このサイト
「Swine flu has roots in N.C. outbreak」
http://www.charlotteobserver.com/local/story/700487.html
では、私のブログ
「「Smithfield工場が豚インフルエンザ発生元」との情報の出所は?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=1000
で紹介したメキシコ・Perote州Perote自治区La GloriaのSmithfield Foods社(スミスフィールド・フーズ社)が、ノースカロライナの同社工場でも、10年前に、合併結合変異ウイルスをうみだしていたのではないのか?との推測記事を出している。
その推測のもとになったのが、今日の私のブログ記事である
「新型インフルエンザについてのコロンビア大学などの予備的分析結果について」
において、紹介したコロンビア大学の研究チームの報告である。
すなわち、この研究では、今回の新型インフルエンザの遺伝子配列に、1998年にノースカロライナ、テキサス、ミネソタ、アイオワの4州で発見されたH3N2合併結合変異ウイルス(A/Swine/North Carolina/35922/98は、豚とヒトとの合併結合変異ウイルス、 A/Swine/Texas/4199-2/98とA/Swine/Minnesota/9088-2/98とA/Swine/Iowa/8548-1/98の三つは、豚とヒトと鳥との合併結合変異ウイルス)との相同性がみられたとの報告をしている。
この推測によれば、1998年のH3N2合併結合変異ウイルスが発見された州のうち、ノースカロライナ州の”Tar Heel”には、Smithfield社の主力工場があって、ここでは、毎日、三万二千頭の豚が処理されているという。
従業員のほとんどは、ラテンアメリカからの移住者であって、過酷な労働条件の下に働いているという。
労働条件をめぐっての労使の紛争も、絶えないという。
そこで、1998年のH3N2の広がり方なのだが、ノースカロライナ州のRaleighの南45分いったところにあるNewton Groveというところの妊娠したメス豚のあいだで発見され、ここから、テキサス、アイオワ、ミネソタへと伝染していったという。
この感染のもととなったのが、工場から出るリッターであったという。
ノースカロライナの豚の75パーセントから90パーセントは、Smithfield社によって、買い上げられ、同社によって処理されているという。
今回、コロンビア大学の分析によって、今回のH1N1新型インフルエンザの原点が見つかったことで、Smithfield社のノースカロライナ工場の衛生管理への懸念が高まっているという。
参考
「Swine Flu Ancestor Born on U.S. Factory Farms」
「Swine Flu? What, Where, When, Who, and the Cure」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=1013