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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090502-OYT1T00781.htm
成田着バンコク便、新型インフル検疫漏れ
特集 新型インフル
厚生労働省は２日、成田空港に同日午前８時２０分に到着したバンコク発の共同運航便（全日空９１６便、タイ航空６００２便、乗客乗員１６０人）の乗客について、新型インフルエンザ対策で入国者全員に提出を義務づけた健康状態質問票の回収などの検疫業務ができなかったと発表した。
同省によると、同空港検疫所では現在、バンコク便が到着したサテライト（乗降施設）と隣のサテライトに、通常より１人多い計５人の職員を配置。２日朝は隣のサテライトに６機の到着が集中したため、全員がそちらにかかりきりになり、この間に着いたバンコク便については、乗客１人を除き、質問票の回収と飛行機を降りた後のサーモグラフィーによる体温チェックが出来なかったという。
同省は、メキシコやアメリカなどの発生国からの乗り換え客がいた可能性を否定できないとして、航空会社から乗客名簿を入手し、個々の連絡先の把握を急ぐとともに、乗客らに同省コールセンター（電話０３・３５０１・９０３１）への連絡を呼びかけている。
記者会見した同省の塚原太郎・大臣官房参事官は「国民の皆様に不安を与えかねず、おわびしたい」と謝罪。大型連休の帰国ラッシュに備え、「職員の体制を含めて対応策を検討したい」と話した。
（2009年5月2日20時58分 読売新聞）
※現時点でタイは感染者・感染疑い者ともに報告がないが、他の国からの乗り換え客がいるかもしれないということで。しかしこれでは水際作戦の徹底にも限界があろう。
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