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【新型インフル】対応に追われる南アジア各国【産経】
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090430/asi0904302012004-n1.htm
2009.4.30 20:09
【シンガポール=宮野弘之】南アジアと大洋州地域では、ニュージーランドで新型インフルエンザ感染者が確認され、検査を受けている人も数百人に上るため、各国が空港や港での検疫を強化し、タミフルなど抗ウイルス剤をいつでも使用できるよう、準備を急いでいる。また、各国の連携を密にするため、東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議の早期開催を検討している。
同地域は人の移動が活発なため、域内の各国は「入国の際、少しでも疑いのある人はそのまま隔離する」(リー・クワン・ユー・シンガポール顧問相)という強い姿勢で、水際での防疫に全力を注いでいる。
各国は鳥インフルエンザの大流行に備え、タミフルなどの備蓄を進めてきた。ロイター通信によると、ニュージーランドでは、人口の25〜30%分を確保。また、隣のオーストラリアはタミフルとリレンザを合わせて国民の41%をカバーできる分量を備蓄する。
これに対し、ASEAN各国は一部を除けば、備蓄は不十分だ。タイは6500万人の人口に対し、タミフルの備蓄はわずか32万セット。マレーシアも人口約2700万人に対し200万人分だけ。ベトナムはホーチミン市に100万人分が備蓄されているという。
フィリピンや、鳥インフルエンザでの死者が続くインドネシアの備蓄は人口の1%分にも満たない。
一方、インドは約15万人分のタミフルがあり、政府は10日以内に2倍に増やすとしている。