★阿修羅♪ > 豚インフル01 > 249.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
NHKの報道によると、豚インフルエンザにかかったニューヨークの私立高校生が行ったのは、メキシコのカンクンだという。Mexico Cancun でgooglemap を引くと地図が出てくるが、メキシコのキューバに面する半島の先端あたりにある観光地だ。今回の豚インフルエンザの感染源と言われているVeracruz州とは多分600キロ以上離れているようだ。
はたして、本当に、カンクンに行って感染したのだろうか?ベラクルス州のスミスフィールドの養豚場近くの村では、2月中旬から体調不良を訴えていたと言う。メキシコが幾ら貧しい国だからといって、車は日常的にメキシコ全国で使われていて人の移動は日常的に全国規模である。そうであれば、アメリカとの国境付近でも、当然、豚インフルエンザは広まっていたはずで、アメリカからメキシコへ車で入国した人々も、メキシコシティを始めとした豚インフルエンザ流行地へ行っていたはずだ。カルフォルニア州を始めとしてテキサス州の人々も、日常的に物価の安いメキシコへ買い物へ行っているはずであり、彼らに感染しないで、カンクンへ行った高校生が感染して帰国しているのは、どうにも不自然だと思う。
ニュージーランドで発症しているケースは、メキシコシティ周辺にスペイン語学習に行った人たちだという。こちらも、カンクンとは300km以上離れているようで、世界中の国々で豚インフルエンザを発症している人たちのメキシコでの軌跡と、アメリカとメキシコの現実の行き来から来るアメリカ人の豚インフルエンザの発症とに、あまりに乖離があるように思うが違うだろうか?
繰り返すが、メキシコとアメリカの国境は、年間二億回以上の行き来があると言われていて、世界で最も人の行き来が多い国境なのだ。そして、当然、工場製品や農作物などの運搬で長距離トラックがメキシコ内陸部から、多分、メキシコシティなどの豚インフルエンザでの死者が確認されている地域から、当然アメリカの東部地域へも行っているはずだ。そういった人たちからの感染が当然あってしかるべきだが、なぜ、そういった報道が無いのだろうか?
なお、アメリカのマスコミで、上のような疑問を書いているところは、自分の探した限りでは、今のところ見当たらない。