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麻田剛立生誕280年(2014年03月10日ミクシイ日記転載)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1922944870&owner_id=6445842
今日(3月10日)は、麻田剛立(あさだごうりゅう:1734−1799)の生誕280年に当たる日です。
麻田剛立は、日本最古の月面観測図などで知られる江戸時代の天文学者です。
(麻田剛立について)
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%B0%E5%89%9B%E7%AB%8B
彼は、又、ケプラーの第三法則を独自に発見したとされて居ます。これについては、本当に彼が独自に発見したのか、或いは、蘭学の影響が有ったのか、の議論が有りますが、私は、或る理由から、彼が独自に発見した物だと考えるに至って居ます。
(ケプラーの法則について)
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
その理由は、ケプラーは、惑星の軌道が実は円ではなく、楕円である事を発見した上で、「惑星の周期の二乗は太陽からの最長距離の三乗に比例する」と言ふこの法則(ケプラーの第三法則)を発見した訳ですが、麻田剛立は、惑星の軌道が楕円である事には気付いておらず、「惑星の周期の二乗は、太陽からの距離の三乗に比例する」と言ふ、趣旨の事を主張して居たからです。もし、麻田剛立が、蘭学書などから、ケプラーの第三法則を知ったのであれば、彼は、ケプラーと同じ様に、惑星の軌道を楕円とした筈です。しかし、彼は、惑星の軌道が楕円である事までは気付かず、あくまでも円だと考えて、彼の主張を述べて居ます。ですから、その不完全さに、彼の発見が、彼独自の発見であった事がうかがえるのです。
凄い人です。江戸時代に、ケプラーの第三法則を独自に発見した日本人が居た事を、私たちは、誇りに思ふべきです。
平成26年(西暦2014年)3月10日(月)
西岡昌紀(内科医)
http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7136208.html
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