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大江健三郎の『個人的な体験』は私が愛してやまない小説です。
三島由紀夫が大江健三郎を「1960年代の孤独なスポークスマン」と呼んだと、この小説の英訳本に付けられた文で読んだ事が有りますが、私は、『個人的な体験』をアメリカ化ヨーロッパの映画監督が、彼らの国に話の舞台を移して映画化したら面白い作品が出来るんじゃないかと思ひます。
かつて黒澤明がドストエフスキーの『白痴』を日本を舞台にした物語として映画化した時、日本の評論家はこれを酷評した様ですが、ドストエフスキーの祖国ロシア(ソ連)では、絶賛を集めました。ドストエフスキーの原作を戦後の札幌に移植した映画が、ドストエフスキーの祖国では絶賛されたのです。それと似た様な事が起こるんじゃないか、等と想像するのは楽しい事です。
平成23年11月25日(金)
三島由紀夫の命日に
西岡昌紀
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川端康成、遠藤周作、大江健三郎…アメコミ、漫画だけが原作じゃない 日本文学のハリウッド映画化
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川端康成、遠藤周作、大江健三郎…アメコミ、漫画だけが原作じゃない 日本文学のハリウッド映画化
(ハリウッドチャンネル - 10月26日 14:00)
川端康成原作「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」(C)2011 Screen Australia, Screen NSW, Spectrum Films Pty Limited,Cardy&Company
ここ最近のハリウッドのネタ切れぶりは誰の目にも明らかだが、一方ではそのおかげで小説やコミックを映画化する原作ブームが起きている。これは日本の原作本も例外ではない。しかし日本発といえば、すぐにアニメやコミックが思い浮かぶが、11月5日に公開されるジュリア・リー監督の「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」は川端康成の「眠れる美女」が原作。これと同様に、アニメやコミック以外で映画化が企画されている日本の原作本は他にもある。
【関連写真】フランス映画として蘇る、大江健三郎の芥川賞受賞作「飼育」ワールドプレミア
「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」はノーベル文学賞作家、川端康成の「眠れる美女」を原作に「エンジェル ウォーズ」(11)でセーラー服姿を披露したエミリー・ブラウニングがヒロインを務める官能ミステリー。全裸で眠る若い女たちの傍らに寄り添い、それぞれに思いを巡らす老人たちを描いたデカダンス文学「眠れる美女」は、2005年にもドイツで同名映画化され話題となった。
また、マーティン・スコセッシ監督が10年以上も前から企画を温めていたというのが芥川賞作家、遠藤周作の「沈黙」。江戸時代の長崎を舞台に、キリシタン弾圧のさなか来日したポルトガル人宣教師や農民たちの愛と信仰、苦悩が描かれる。製作についてはここ数年、目立った動きは見られなかったが今年2月、スコセッシ監督の次回作として製作を行うとのニュースが報じられた。
そして最近、ブラッド・ピットやトム・クルーズの名前が浮上し大きな話題となったのが桜坂洋のライトノベル「All You Need Is Kill」。これは年若い初年兵が、戦場での出撃と戦死を繰り返す絶望的なタイムループに陥るSF作品である。メガホンを取るのはマット・デイモン主演の「ボーン」シリーズや、ブラピとアンジェリーナ・ジョリーが共演した「Mr.&Mrs. スミス」(05)などを手がけたダグ・リーマン監督。アクションに定評のあるリーマン監督だけに、大きな期待がかかる。
さらに今月22日より開催されている東京国際映画祭<アジアの風>部門に出品されたのがリティー・パニュ監督のフランス映画「飼育」。1961年に大島渚監督、三國連太郎主演で映画化された作品を基にしているが、原作は芥川賞、ノーベル文学賞作家 大江健三郎の同名小説。墜落機の黒人パイロットを村で"飼う"といった衝撃的な寓話である。リティーは「さすらう者たちの地」(00)で、山形国際ドキュメンタリー映画祭2001の最高賞も受賞しており、常に社会問題を提議し続ける社会派監督。
他にも過去には三島由紀夫の「午後の曳航」もイギリスで同名映画化されている。これまで外国映画の原作本といえばアメコミや洋書、日本の漫画だけだと思っていた人や、映画鑑賞は好きだが普段あまり本を読まないという人、これを機会にぜひ読書の秋を満喫してみてはいかがだろう。
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