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<ひと>シベリア抑留を漫画本化/おざわ ゆきさん(46)〔しんぶん赤旗〕
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/545.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 10 月 19 日 08:44:08: KbIx4LOvH6Ccw
 

「凍りの掌」
シベリア抑留 記憶の底の青春
http://www.geocities.jp/yukinabe01/siberia/siberia.htm



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<ひと>シベリア抑留を漫画本化/おざわ ゆきさん(46)
「しんぶん赤旗」 2011.10.18 日刊紙 3面

 父・小沢昌一さん(85)のシベリア抑留体験を3冊の漫画本にまとめました。

 タイトルは『凍りの』。2008年から自費出版し3年かけて完結。9月末には「原画展」も開きました。

 漫画では、学徒動員で召集され旧「満州」(中国東北部)に渡った父が、終戦後、旧ソ連軍によって極寒のシベリア収容所に連行され、過酷な強制労働で多くの仲間を失い、1949年末に帰国するまでの苛烈な体験を描いています。

 「地の果て、世の果て、そんな生易しいものじゃない」―父が語った言葉を作品中に深く刻みました。

 「とくに若い世代の方たちに戦争の現実、シベリア抑留という理不尽な事実を知ってもらいたい。次の時代への懸け橋になれればうれしいですね」

 父親からシベリア抑留の体験を初めて聞いたのは高校時代です。「家族の戦争体験」のリポートを出すという学校の宿題でした。

 「いつの日か作品に」との思いを心に抱きながら、プロの漫画家となって二十数年。シベリア抑留体験の油絵展を見て「いま描くしかない」と決意し、自宅のある東京都江戸川区から名古屋の実家に通って記憶を掘り起こしました。証言集、資料も読み込みました。

 「後世に伝える記録という意味もあるので、できる限り、歴史的事実をふまえて表現したつもりです」

 父の感想は「よく描けている」。その一言がなによりの褒美ほうびです。

 文・写真 寺田 忠生

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<参照>

「凍りの掌」原画展
http://www.geocities.jp/yukinabe01/


 

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コメント
 
01. 2011年10月19日 13:51:22: M9TuMDuxLM
帰国した元日本兵を待っていたのは、「共産主義のスパイ」というレッテルでした。当時は「冷戦」という時代背景があり、日本社会は元日本兵たちの社会復帰を妨害・差別したのです。このような醜い風潮をひろめたのは電通・CIA・マスゴミといった民衆洗脳機関だったことは、いうまでもありません。

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