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別に私は「阿修羅」の常連投稿者であるつもりは無いが、何せこの病気持ちでかつ中途半端な年齢の駄目男は、なかなか職に有り付けないので、暇つぶしも兼ねて書く。
連投失礼。
以前、別の投稿で「ソリッド・ステイト・ソサエティー」という映画を観た事に触れた事が有る。
あの当時はこの物語に、実はTVシリーズが存在するという事を全く知らなかった。
割と最近そのシリーズを全部見て、思った事がある。
「何の予備知識も無い人がこれを見たら、多分、公安って正義の味方だと思うだろうなぁ〜・・・。」
というのは、自分としては公安というのは、見せかけだけの三権分立の中で、時には「転び公妨」などの手口を使って、罪を犯していないが政治上の都合やら自らのメンツを守るとか何やらで、拘束の必要が生じた人間を捕り押さえるのを仕事の一部としている行政機関だと認識しているからだ。
で、つい先日、そのTVシリーズの監督を務めた人が Youtube 上で、新作発表を行った。
司会者の言葉を信じれば、約10万人がリアルタイムでこの発表を見守った。
そして、大多数のTVシリーズのファンらは、同作品のTVシリーズ復活を期待していた筈だった(私見)。
ところが違った。この監督は、自分が別の作品を手掛ける事をファンに打ち明けた。
その瞬間に、ふと思った事がある。
「まてよ、このTVシリーズが元々放映されていた期間って何時の事だ・・・!?」
調べてみると、「2002年10月1日 〜 2003年11月30日」と「2004年1月 〜 2005年1月」の二回である。
これって何かと重なるなぁ・・・。
そう、小泉内閣は 2001年4月26日 から 2006年9月26日 まで続いた。
「テロとの戦い」と「傀儡政権」という言葉を毎日の様に耳にした、あの頃である。
「そういう事か・・・。」
と、私は自分で勝手に納得した。
国家権力は常に正義の味方であると国民に信じ込ませる為に、あんな作品をTVで放映したのか。
それも、特に若い人達を洗脳する為にアニメを使って・・・。
またこの作品は、ネットの普及(つまりパソコンの売上やインフラの迅速な構築)にも可成り貢献していたと思う。(当時では、外資の思う壺♪)
そういえば同じ頃に「突入せよ! あさま山荘事件」という映画も公開されたが、あれは事件の発端、経緯、そして後に判明した事実をドキュメンタリー・タッチで描いたものでは無く、事件の犯人を完全に邪悪なテロリストとして描き、正義を守る警官らが決死の覚悟でその者達を逮捕するという内容になっていた。
(注意:私は「左翼」ではありません。あくまで事件というものは、TVや映画で放映される場合、然るべき中立性が保たれるべきだと考えているだけです。)
ま、とにかく新作は別の作品。
今度は、野田内閣のプロパガンタが包含された内容になるのだろうか・・・。
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