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(回答先: 足るを知る心-c 投稿者 モモンガール 日時 2011 年 5 月 15 日 11:23:27)
所詮、生活感のない坊主の戯れ事。
モダンに焼き直してやろう。
一人の子持ちの婦人が、さらにもう一人の子どもを欲しがりました。
けれどもなかなか身籠れません。
それでいろんな人に相談をしました。
すると、
「おまえさん、旦那の収入が低いから、もう一人は無理よ。産みたいならおまえも働きなさい」
と教えてくれる老婆がいました。
彼女はその老婆に、
「どれくらい稼げばいいのですか?」
と尋ねます。
老婆は、
「甘く見積もっても子供一人月5万円は必要よ。時給1000円のところで50時間。でも、手取りは5万もないわよね。それに旦那の仕事では健保に入ってないでしょう。だから、健保の費用を計算にいれないといけないの。そうなると、どこかの正社員になるしかないわね。あと、出産には産むだけで50万円くらいの費用がかかるの。ウチの自治体では殆ど援助がないから、自己負担を覚悟しなさい。もちろん、そのまえの通院も必要よ。でも近所の○○産婦人科さんがお止めになったから、となりの県の△○病院まで通いね。交通費だけでもバカにならないわ。貯金しておきなさい」
と教えました。
彼女は貯金をするために夜昼あくせく働くことになりました。
「おまえさんばかではないか。
生まれるか生まれないかも分からない子どものために、
あなたの生活までこわすとは・・・」
と、周囲の人が彼女をとめたので、
彼女は子どもを産まないことにしました。
しかし、わたしたちは、この婦人を笑えるでしょうか?
たとえば、年収200万円の人がいます。
もしも彼が、「安心して飯が食いたいなぁ」
と願望を持とうが持つまいが、彼の年収は200万円で、収支をつければマイナスになってしまいます。
親の貯金もなくなってきたので、街金です。
無収入よりももっと低いのです。
たぶん彼は、足るを知る心さえ持てば、
200万円の年収でもって、のんびりと、ゆったりと、
明るい人生を生きられるはずです。
ただし、結婚もできませんし、子供も持てません。
それで、そして、得られるか得られないかも分からない安定のために
あくせく、がつがつと働き、
いらいらした人生を送らねばならなくなったのです。
まさに愚かな婦人と同じです。
わたしたちは、いま現実に授かっている自分の生活を大事にすべきです。
より安定した生活をしようとは思わずに
200万円の年収でもって楽しく暮らせる工夫をしたほうがよい。
そして毎日を楽しく、ゆったりと、のんびりと、
自分にできる努力をしていると、
いつか年収が一千万円になるかもしれません。
なればなったでいいのですが、
たとえ一千万円が得られなくても、
楽しい人生を生きたのだから、
何もがっかりする必要はありません。
大事なことは
【足るを知る心】なんですよ。
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