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私は、イスラエル・フィルが大好きです。
素晴らしいオーケストラだと思ひます。特に弦の音が素晴らしいのがこのオーケストラの特色で、イスラエル・フィルの弦を聴くと、1970年代のレニングラード・フィルを思ひ起こさせられます。(これは、レニングラード・フィルにユダヤ系の演奏家が多かった事ともしかすると関係が有るのかも知れませんね)
今までに、何度か演奏会に行った事が有りますが、今日は「文化の日」です。そこで、イスラエル・フィルに関する思ひ出を二つ。
1997年に、サントリー・ホールで、メータの指揮でマーラーの第九を聴いた時、御一緒した某ジャーナリストが居ました。以来、その方は、大のクラシック・ファンに成り、その後、クラシック音楽に関する番組や雑誌記事の仕事までする様に成りましたが、その演奏会の後、彼女が言った言葉が忘れられません。
「こんな曲を聴きながら死にたい・・・」
素晴らしい演奏でした。第四楽章が終はった後、メータの指揮棒が止まってから、会場に長い静寂が流れた事が忘れられません。その静寂の長さ!二十秒以上静寂が続いたと記憶します。
あの演奏会は忘れられません。
もう一つの思ひ出は、それから数年後、同じくサントリー・ホールで、メータの演奏でベートーヴェンの交響曲第1番などを聴いた演奏会の時の事です。
開演直前、2階のトイレに居た私が、急いで席に戻ろうとした時、同じく、トイレに居た男性と目が合ひました。本当に開演直前で、その時、トイレに居たのは私とその男性だけだったのですが、その人が誰だったかと言ふと、首相に成る前の小泉純一郎氏だったのです。
小泉さんがクラシック・ファンである事は有名ですが、流石です。イスラエル・フィルがお好きとは。
今日はマーラーを聴こうかな。
平成22年11月3日(水)
「文化の日」(=日本国憲法公布の日)に
西岡昌紀
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イスラエルの管弦楽団、独バイロイト音楽祭で初演奏へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1365094&media_id=52
イスラエルの管弦楽団、独バイロイト音楽祭で初演奏へ
(ロイター - 10月06日 13:06)
10月5日、イスラエル室内管弦楽団が、来年7月に開かれるドイツのバイロイト音楽祭で初めて演奏することが明らかに。写真はバイロイトのオペラハウス。4月撮影(2010年 ロイター/Michaela Rehle)
[エルサレム 5日 ロイター] 作曲家リヒャルト・ワーグナーのオペラ作品を上演するドイツのバイロイト音楽祭で、来年7月にイスラエル室内管弦楽団が初めて演奏することが分かった。ナチス独裁者アドルフ・ヒトラーに崇拝されたことから、イスラエルではワーグナーへの拒否反応が今も強く、同楽団の出演は異例と言える。
ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者によると、ナチスの強制収容所では、ユダヤ人がガス室に送られる際にワーグナーの作品が流され、被収容者も作品の演奏を強要されたという。
こうしたことから、イスラエルの音楽家がこれまでワーグナーの曲を演奏しようとした場合、観客が抗議して会場を立ち去るなどしていた。
イスラエル室内管弦楽団の広報担当者は、同音楽祭のリハーサルをイスラエルで行わないと説明。ワーグナーの曲を演奏したくない団員がいれば、その考えを受け入れると述べた。
また、ワーグナーのひ孫であるカタリーナ・ワーグナー氏が来週イスラエルを訪れ、楽団への招待状を自ら届ける予定だと明かした。
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