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『ニューヨークのラーメン事情「一風堂」が大人気(未来検索ガジェット通信)』〔エキサイトニュース〕
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20100714/Getnews_67499.html
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20100714/Getnews_67499.html?_p=2
(以下一部抜粋して転載を開始)
今回はHALさんのブログ『The Wisdom of Crowds - JP』からご寄稿いただきました。
ニューヨークのラーメン事情『一風堂』が大人気
この記事ではニューヨークのラーメン事情を紹介します。今夜最初に紹介するのはアスター・プレイス駅前にある『一風堂』のニューヨーク支店です。
『一風堂』の英語版公式ウェブサイト
http://www.ippudo.com/ny/
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さて『一風堂』は日本国内においては“赤丸かさね味 850円”、“白丸元味 750円”です。これがニューヨークにおいてはいくらになるでしょうか。推測して下さい。答えは共に$14です。日本の1.5倍以上の価格です。そしてまた、モヤシも高菜も欲しかったら追加で注文をしなければなりません。でもこれで価格への説明は終わりじゃありません。この$14に消費税8%+チップ15%を加えなければいけません。私はShuと二人で行ったときに結局$36を支払いました。つまり、『一風堂』のラーメンをニューヨークで食べると、日本で食べるのに比べると2倍以上の料金を払わなければいけないということです。そしてまた、これだけ高価にも関わらず『一風堂』はニューヨークで人気があるため、私たちはラーメンを食べるまで1時間弱待つ必要がありました。
さてここで少し話題を変えて、ニューヨークでなぜ日本のラーメンが高価で売ることが出来るのかを説明します。私はロワー・マンハッタンで一度韓国人が経営する韓国食・日本食ダイナーでラーメンを食べたことがあります。お値段は$8、日本のラーメンと変わりません。しかし、このラーメンはインスタントラーメンでした。これなら自分でも作れると思いました。まずかったです。2度と注文するかと思いました。また、近くにあった中国系ダイナーで食べられるラーメンは$5です。安いです。しかし、この中国系ラーメンもまずかったです。インターン先の近くにあったため、3〜4種類のラーメンを試しましたが全部まずかったです。…
結局、分かったのは“日本のラーメンがニューヨークにおいて美味しすぎる”だから“値段を2倍以上にしても売れる”、“1時間待ちでも客は待つ”ということです。
日本のラーメンの質の高さは異常です。ですので日本のラーメンをニューヨークに持っていけば、大抵2倍近くの価格で販売出来ます。これは『一風堂』だけが特別という訳ではありません。日本で過当競争に苦しんでいるラーメン屋の方々は海外進出を検討することをお勧めします。日本では大衆料理であるラーメンが海外ではおしゃれな高級品扱いです。そこには日本のような過当競争も価格競争もありません。
私はニューヨークを経験してから、このラーメン同様に日本国内では当たり前だと思われているけど、実は日本以外の世界に持っていくと異常に質の高い製品・サービスを発見出来るようになりました。日本国内では差別化できなくても、一度海外にもっていくと圧倒的な質で差別化できる、そういう製品・サービスが日本にはゴロゴロとしています。上手く海外市場に進出出来れば日本とは比較にならないくらいの利益を稼ぐことが出来ます。
『一風堂』に一緒に行った中国人のShuは「こんなラーメン、中国で食べたことない!」と感激していました。日本のラーメンは中国人もビックリなものでした。
(以上一部抜粋して転載を終了)
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