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邪気を払い、豊作祈る「汁かけ祭・蛇綱引き」──奈良県御所市・野口神社
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/359.html
投稿者 尾張マン 日時 2010 年 5 月 12 日 15:35:06: YdVVrdzAJeHXM
 

邪気を払い、豊作祈る「汁かけ祭・蛇綱引き」──奈良県御所市・野口神社

2010/5/11 17:23 リアルライブ

http://netallica.yahoo.co.jp/news/122166

 「蛇穴」と書いて「さらぎ」と読む。GW最終日の5月5日、奈良県御所市のこの難読地名・蛇穴にある野口神社で、奇祭「汁かけ祭」が行われた。

 祭は参詣者にワカメの味噌汁をかけるというユニークなもの。厄除けを願う作法だが、近年はさすがに味噌汁はかけられず、ふるまわれている。

 由来はこうだ。昔、葛城山への日参で村の筋街道を通っていた役行者に娘が恋をした。だが修行一途で見向きもされなかったため大蛇と化し、行者を飲み込もうと森の“穴”に隠れる。田植えに向かった村人が大蛇に遭遇し、持っていた味噌汁をぶっかけて逃れることができた。その後、井戸に入った大蛇は大石でふさがれ、手厚く供養されたという。

 蛇がトグロを巻き丸くなっている状態を“サラキ”と呼ぶ。また“サラギ”は「新来」と同義語とされる。蛇の伝説と渡来文化が色濃い葛城地方の特色。字面と読みがかけ離れた地名誕生の謎は、このあたりにあるようだ。

 さて迎えた正午。藁で作られた 14メートルほどの蛇綱(じゃづな)が、笛や太鼓に先導されて神社を出発する。蛇綱は迷路のような地区内を引き回され、各戸の邪気を払って廻る。綱の主な引き手は子供たち。軽快なお囃子が近づくと住民たちは玄関先に出て、蛇綱と子供たちの訪れを待つ。何とものどかで、心温かい祭だ。やがて境内に戻った蛇綱は鳥居脇の「蛇塚」の上でトグロに巻き納められ、秋祭りを静かに待つことになる。

 これは「蛇綱曳き」といい、奈良で盛んな農耕儀礼「ノガミ行事」の一種。5〜6月にかけ、市内を含めた各地で地域性豊かに繰り広げられる。蛇穴の蛇綱曳きは6月13日、「平城遷都1300年祭」のイベント会場で再現される予定だ。

神社ライター 宮家美樹
 

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コメント
 
01. metola 2010年5月12日 20:57:05: XbEFO1BzdtcZo: mPsOGvZGS2
> 田植えに向かった村人が大蛇に遭遇し、持っていた味噌汁をぶっかけて逃れることができた。その後、井戸に入った大蛇は大石でふさがれ、手厚く供養されたという。

これだけ読むと、レイプしたあと井戸に放り込んだ事件を抽象化しているとしか思えんな。その後、飢饉が起こって、良心が疼いて祟りだと思った犯人が自首した。それで手厚く葬った。

だって蛇に汁だぜ。お決まりの。


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