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ブラジル人写真家。
関連語 リスト::写真家
1944年ブラジル生まれ。現在パリ在住。
ブラジルの大学で法学、農学を学び、米国で経済学修士号を取得。ブラジル大蔵省勤務。60年代、軍事政権の圧力を受けフランスへ。パリ大学で農業経済学の博士課程を修了。その後、仕事でアフリカの調査をはじめたときに写真に興味を持ち、撮りはじめる。79年、キャパ等一流の報道写真家が集まる写真家集団マグナムの会員候補になり、84年正会員。96年脱退。
モノクロ写真が特徴。ひとつのテーマを綿密な取材と準備をした上で、数年をかけて取り組んできた。今までは『ラテンアメリカ』や『消えゆく肉体労働』、『難民や移民など地球規模で移動する人々』などをテーマに写真集を発表してきた。
アフリカの飢餓を撮った「サヘル」や、近代化で消えていく肉体労働者を取材した「WORKERS」などの写真集や展覧会で世界各地の賞を多数受賞。
国連など国際機関にも作品で協力し、昨年からユニセフの特別代表。現在は地球環境をテーマに故国ブラジルで植林プロジェクトを展開中。
現在は、地球上の生物と環境問題をテーマにした『GENESIS』という撮影プロジェクトを進行中。
日本語訳のある著書
『人間の大地 労働−セバスティアン・サルガード写真集』ISBN:4000080598
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セバスチャン・サルガド写真展「アフリカ 〜生きとし生けるものの未来へ〜」
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極限に見た生命(いのち)の美しさ‐写真家 セバスチャン・サルガド‐