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「左翼」はなぜ都市伝説が好きなのか−−大江健三郎『死者の奢り』の出鱈目
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/253.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2009 年 10 月 25 日 11:51:53: of0poCGGoydL.
 

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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1319807302&owner_id=6445842


医学生の頃、解剖学の最初の講義においてだったと記憶しますが、解剖学の教授が、大江健三郎の『死者の奢り』を名指しで挙げて、その出鱈目(でたらめ)さを批判した事が有りました。

解剖には、三種類の解剖が有ります。それは、

1.正常解剖

2.病理解剖

3.法医解剖

の三種類で、1(正常解剖)は、医学部などで行はれる教育目的の解剖であり、2(病理解剖)は、死亡した患者の死因を医学研究の目的から行なふ解剖、そして、3(法医解剖)は、犯罪捜査や裁判などに関連する目的で行はれる解剖です。

解剖とは、この三つのいずれかであり、そして、この三つの解剖は、目的が全く異なります。又、1は、教育目的で、数か月をかけて学生が行なふ解剖であるのに対して、2、3は、死者の死亡後、或いは死体発見後、可能な限り迅速に解剖が行なはれるのが原則ですから、死体を洗ぐ作業など、全く不要です。

ところが、大江健三郎の『死者の奢り』は、1の正常解剖と2の病理解剖を混同し、一体、どちらを目的にして行なはれる解剖の準備として、死体を保存して居るのかも分からない状況設定が為されて居ます。まあ、病理解剖なら、この小説に描かれて居る様な死体の保存は全く行なはれませんから、教育目的の正常解剖でなければおかしいのですが、この小説では、そこが曖昧に成って居ます。

私の大学の解剖学教授が怒りを顕わにした通り、この小説(『死者の奢り』)は出鱈目(デタラメ)であり、こう言ふ猟奇的な作品のお陰で、解剖学や病理学において行なはれる解剖に対して歪んだイメージが形成されたかは、想像に余り有ります。

私は、大江健三郎氏の『個人的な体験』を心から称賛する読者の一人です。しかし、『死者の奢り』に関しては、怒りを感じずに居られません。(ベトナム戦争当時、ベトナムで戦死したアメリカ兵の死体を、日本の米軍基地で、日本の医学性に修復させるアルバイトが有ったと言ふ話が有りましたが、その真偽はともかく、その話から転じて生まれた都市伝説だったのではないか?と、私は想像して居ます)

大江氏が、優れた作家であるだけに、その大江氏が、こんな出鱈目な小説を書いた事が残念で成りません。「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」の話もそうですが、日本の「左翼」(?)は、この種の都市伝説が、本当に好きだなと、思はずには居られません。

2009年10月25日(日)

                 西岡昌紀

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1319807302&owner_id=6445842
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1318874499&owner_id=6445842


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「死体洗いのバイト」は本当にあるのか?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1000162&media_id=90

「死体洗いのバイト」は本当にあるのか?
(WEB本の雑誌 - 10月25日 10:43)


 大学病院では解剖実習のため死体を保管する部屋があり、その死体を洗うバイトがある。

 という「死体洗いのアルバイト」や、

 ピアスの穴を開けたら耳たぶから白い糸くずが出てきたので、それを引っ張った。その糸はかなり長かったが、どんどん引っ張り続けるとある時点でブツンと糸が切れ、その瞬間、目が見えなくなった。

 という「耳たぶから糸」という話しを聞いたことはないだろうか? これらはいわゆる「都市伝説」と呼ばれるストーリーだが、翻訳家でノンフィクションライターの宇佐和通氏は、都市伝説の中でも特別有名な「死体洗い」と「耳たぶの糸」の謎を、自著でいとも簡単に解き明かしている。

 まず「死体洗い...」について宇佐氏は「47都道府県の病院にアトランダムに電話を入れ、死体洗いのバイトはあるかを尋ねたが、いずれの病院からも『ノー』という答えが返ってきた」という自らのリサーチ結果を披露。その上でこの都市伝説は「1957年に大江健三郎が発表した『死者の奢り』という小説の主人公が死体置き場でアルバイトし、多くの死体に囲まれた暗い部屋で黙々と作業している様子が、この都市伝説のモチーフである」と断定する。

 また「耳たぶ...」については「耳には視神経は通っていない」と医学的に一刀両断。ただし、取材したアクセサリーショップによれば「耳たぶから白い糸のようなものが出てくることはあるが、その正体はシャンプーのかす」ということらしい。

 このように「都市伝説には何かしからのルーツが必ずある」と著者の宇佐和通氏。その言葉を信じて、まわりで囁かれる都市伝説を検証してみるのもおもしろいのではないだろうか。


『都市伝説の正体』
著者:宇佐和通
出版社:祥伝社
価格:840円

 

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コメント
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大江さんの「死者の奢り」ってノンフィクションでしたっけ?小説でしょ。
死体洗いのバイトがあるよ、ということがテーマである訳が無い。
あくまで設定であってテーマは別でありそのテーマを際立たせるための死体洗いというバイト。

大江さんの小説設定の事実誤認に託けて「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」を都市伝説と言ってしまうというのは如何ですかね〜。
私は賛同しません。
2009/10/27 08:50

>>「左翼」はなぜ都市伝説が好きなのか

タイトルからしてテキトーですね。
まず「左翼」ってなんですかね?
それから左翼が都市伝説な事の因果関係がはっきりしません。

投稿者の方は確か医療関係者だと思いましたが、学生時代に「因果関係」と「相関関係」について習ったとおもいますが・・・?

断定的に脳内ソースを述べているのなら、自然科学をならった者とは思えませんが・・・・・・・・・・・・・


2009/11/25 14:50

大江が左翼的で変だという事には、賛同できる。
2009/12/05 21:53
04. 2013年7月14日 00:02:18 : YelMcfjEBs
死体洗いのアルバイトが死者の奢りの本質ではないだろう

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