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知られざる黒人部隊に焦点を当てた映画「セントアンナの奇跡」 この不可解な事件の真相を追う若い新聞記者がヘクターから聞き出したものは何か…。謎を解く鍵は1994年のイタリア・トスカナにあった。 アメリカの黒人部隊“バッファロー・ソルジャー”はその時、前線の地でナチスと戦っていた…、人種偏見の固まりのような上官に率いられて。ある日偵察に出たヘクターほか3名の黒人兵は爆撃で瀕死の少年、アンジェロを保護する。だがその結果、彼らは部隊とはぐれてしまい、ある村にたどり着くことになる。 村の人たちは、ヘクターたちにとって不思議なことに、黒人に対する偏見を一切持ちあわせていなかった。これまでにない経験だった。遠い外国で生まれて初めて平等な人間として扱われ、村人たちと強い絆で結ばれていった。その時、ナチスの大軍が村に襲いかかってきた。そして奇跡はやって来た。 ----------------------------------- 映画『セントアンナの奇跡』予告編 ======================================== 映画を鑑賞する上でポイントとなる史実 ⇒ Point 1 ドイツ軍がイタリア市民を大虐殺! 〜セントアンナの虐殺〜 1944年8月12日、ナチス・ドイツ軍が罪のないイタリア市民を虐殺した事件。反ナチを掲げるパルチザンの掃討作戦を展開していたドイツ軍が、この日、市民560人を皆殺しにしたという、史実に基づいた恐ろしい展開を見せる。イタリアのトスカーナで戦っていた4人の黒人アメリカ兵が爆撃から救った少年アンジェロにも関係が……!? Point 2 首の彫刻の秘密 黒人アメリカ兵の一人、トレインが大事そうに持っていた女神の首の彫刻。これは、実際にあった出来事で1944年にドイツ軍が橋を爆破したことから行方不明になっていた、イタリア・フィレンツェのサンタ・トリニータ橋に設置された彫像4体の一つ、プリマヴェーラ(春)の頭部をモチーフにしている。 ----------------------------------- 映画冒頭の殺人事件、ヘクターのあまりにも唐突な行為がなぜ起こったのか少しずつ明らかにされていく。なぜヘクターの部屋に女神彫像があったのかも。 そのほか映画評論家の村瀬広さんはこんなところも見どころにあげている。以下は「しんぶん赤旗」(8月6日付・学問文化欄)から引用。 > 戦闘や虐殺のシーンは実際の場所で撮影するなどリアリティがある。アメリカ兵もドイツ兵も型にはめず、多面的に描かれる。ドイツ軍にも平和主義の兵士や将校がいたのだった。 > 黒人であるスパイク・リー監督は、一般に知られていなかった第二次大戦期の黒人部隊に光を当て、アメリカ社会における黒人の歴史に新たな1ページを加えている。
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10315445554.html から転載。
2009-08-06 19:30:15
gataro-cloneの投稿
テーマ:映画・テレビ番組紹介
それは、不可解な殺人事件だった。1983年、ニューヨークの郵便局で定年間近の郵便局員が切手を買いに来た男性客をいきなり撃ち殺した。犯行に使われたのは戦前ドイツ製のルガーだった。犯人として逮捕された実直な黒人郵便局員、ヘクター・ネグロンと射殺された男性との接点はどこに?また彼の部屋からは歴史的に重要なイタリアの彫像も発見されたという。
http://www.youtube.com/watch?v=OFsEQVaIYow