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6月1日21時24分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090601-00000618-san-soci
出雲大社(島根県出雲市大社町)で1日、夏の無病息災を祈る涼殿祭(すずみどののまつり)が古式にのっとり営まれた。
祭神の大国主命が、境内から東へ約200メートルの「出雲森(いずものもり)」で涼をとったという故事にちなんだ祭り。この日から夏用の麻地の祭服をまとった千家尊祐宮司が森のムクノキの下で祝詞を読み上げたあと、清めの砂が盛られた境内の御手洗井(みたらい)までの道中をイネ科の多年草「マコモ」を踏みしめながら進んだ。
このマコモを持ち帰ると、夏を元気に過ごせると伝わり、氏子らは先を争って拾い上げていた。鳥取県米子市の主婦、松宮悦子さん(62)は「厳かな祭りですね。マコモは風呂に入れるよう教わりました。楽しみです」と喜んでいた。
出雲地方の家々では、ふすまをヨシ障子(しょうじ)にするなど夏の準備が始まる。