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5月8日16時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090508-00000193-mailo-l29
奈良時代後期の僧、勤操(ごんそう)の命日の法要「勤操忌」が7日、奈良市の大安寺で営まれた。弘法大師空海の師とされ、同寺の別当も務めた高僧の遺徳をたたえた。
勤操は奈良時代に生まれ、大安寺で修行。平安時代には大僧都に任じられるなど、当時の仏教界の中心で活躍した。弟子の中に空海がおり、空海が唐に渡る際にも尽力したとされる。
法要は同寺の小子坊であり、勤操の姿を描いた掛け軸の前で僧6人が読経。河野良文貫主が、勤操の生涯を紹介する「嘆徳文」を読み上げ、仏教の興隆などを祈った。
その後、河野貫主は集まった参拝者ら約30人に「空海という大きな存在に隠れがちだが、とても重要な僧。あまり知られていないのは残念なこと」などと説明した。
【花澤茂人】
5月8日朝刊