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旭爪 あかね原作「稲の旋律」(新日本出版社)が映画化される。
読売新聞記事には出ていないが原作は「しんぶん赤旗」に連載され好評を博した小説。映画のタイトル名は「アンダンテ〜稲の旋律〜」(金田敬監督、同映画製作委員会が製作)。
「アンダンテ 〜稲の旋律〜 公式ホームページ」はこちら ⇒
http://andante.symphie.jp/
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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090503-OYT8T00914.htm から転載。
映画「稲の旋律」撮影始まる(読売新聞)
横芝光町
田植えシーンに取り組む女優陣(中央左)(3日、横芝光町台地区で)
横芝光町を舞台にした映画「アンダンテ〜稲の旋律〜」(金田敬監督)の撮影が3日、町内で始まった。引きこもりがちな1人の女性が、農村の男性との交流を通じて立ち直る姿を描いた物語。初日は同町台の水田で田植えのシーンなどを撮影した。地元の「映画製作支援町民の会」(会長・佐藤晴彦町長、町民約240人)も協力しており、完成を心待ちにしている。
原作は川崎市在住の作家・旭爪(ひのつめ)あかねさんの小説「稲の旋律」(新日本出版社)。自らの体験を基に書き上げた、自画像的小説という。
職場になじめず、人とのかかわりにおびえる主人公の女性「千華」が、農業を営む男性「晋平」と知り合い、農業を学んだり、文通したりする中で、固く閉ざした心を少しずつ開きながら成長していく様子を描いている。
町内でのクランクインとなった3日は、午前9時から同町上原地区で、千華役の女優・新妻聖子さんと友人が、晋平役の俳優・筧利夫さんの運転する軽トラックに乗って田園地帯を走るシーンを撮影した。
その後、台地区の水田に移動し、実際に稲の苗を手植えするシーンを撮影した。農作業服を着た新妻さんらは田んぼに足を取られながら、監督の指示通り、何度も田植えを行っていた。現場の裏方では、5、6人の町民会員らが撮影スタッフへの食事の用意などに活躍していた。
撮影には、旭爪さんが立ち会ったほか、晋平のモデルで町内に住む土屋喜信さん(56)も田植え機を使う農家の人として登場。土屋さんは「撮影を見ていると自分が2人いるようで奇妙な感じがした。完成が楽しみです」と話していた。台地区での撮影は4日も午前9時から行われる。
町内での撮影は、5月の田植えシーンに始まり、6月は草取り、8月は田の見回り、9月の稲刈りまで、稲の生育の1年を追って展開される。完成は11月の予定で、12月に同町はじめ、県内40市町村で試写会を行う。来年1月からは、全国の市民会館などで上映される。
(2009年5月4日 読売新聞)
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【関連記事】
2009年5月4日(月)「しんぶん赤旗」
「稲の旋律」撮影始まる/千葉・横芝光町
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-05-04/2009050414_02_1.html