投稿者 卍と十と六芒星 日時 2010 年 3 月 12 日 00:18:17: xsXux3woMgsl6
(回答先: 人類が星の記憶を取り戻す時(Otoya Kazamatsuri) 投稿者 卍と十と六芒星 日時 2010 年 3 月 12 日 00:14:01)
神になった地球外生命体は、地球に何を残したか!?
http://www.asyura2.com/sora/bd5/msg/381.html
投稿者 SP' 日時 2000 年 2 月 04 日 20:48:06:
世界各地にあった、また今でも現存するさまざまな秘密結社。その中で暗い面を持ちながらも、どこか深遠なドグマをも兼ね備えているように見える秘密結社集団は、その源流を辿ると、なぜかエジプト、そしてシリウスにつながるという共通点を持っている。
オカルトの秘教団体「銀の星結社」の頭目であったアレスター・クロウリーは、悪魔的な思考、性の魔術を用いたことで広く知られているが、彼はエジプトで「エイワス」と名乗る守護の天使とも、地球外生命体ともつかぬ何者かに接触された。
エイワスは、悪名高い『法の書』をクロウリーに授け、クロウリーは、なぜか結社のシンボル・マークに、ピラミッドの中に目を持った「三角形の中の目(アイ・イン・ザ・トライアングル)」を据えた。
結社名にある「銀の星」が、シリウスを指すことは多くのオカルト研究者が認めていることだが、19世紀のアメリカ人でフリーメーソンの33階級という最高位であったアルバート・パイクも、「フリーメーソンのロッジに必ず見られる〈ブレイジング・スター(燃えあがる星)〉は、〈シリウス(犬狼星)〉を意味するものだ」と述べている。
さらにシリウスは、1776年ドイツで興った「イリュミネ団」にも、きわどいつながりを見せる。
「イリュミネ団」は、フリーメーソンの政治担当の顔を持ち、アメリカの独立に関与したと言われているが、アメリカはご存じのとおり、国璽にイリュミネ団のシンボル(フリーメーソンもそうだが)、「ピラミッドの中の目」を用いている。
イリュミネにつながるフリーメーソンの団体構成には33階級の徒弟制度がしかれているが、この33という数字はフリーメーソンにおいて特別な意味をもつ神秘数字だ。この数字の意味は膨大で、一言では紹介しきれないが、キリスト教ではイエスが死んだ時の年齢(実際年齢は違うようだが)として考えられることがあり、カトリックの観想修道会に属するレデンプトール修道会などでは、修道員の構成人員をこの数字にあやかり、最高で33名までしかとらなかったという逸話を持っている。
この聖と悪が同居したような33という数を、イルミナティはこれまでのアメリカで生じた歴史的事件に導入しているという。
そのトップにあげられるのが、「ケネディの暗殺」で、それは北緯33度の地点で決行された。そしてそれは彼らの間で「神聖なる王の殺害」と呼ばれる儀式に基づくものだったというのだ。
ケネディの暗殺は一説によると、当時アメリカの上層部を2分していた地球外生命体とのコンタクトに関して、ケネディの接触していた地球外生命体が、イリュミネやフリーメーソンと接触していた地球外生命体勢力と別の勢力であったこと。そしてケネディが、アメリカ政府が収集したこれまでのコンタクト情報を一般に公開しようとしていたためとも言われている。
これに付随するように、アメリカの月面着陸の際の宇宙飛行士にフリーメーソンの会員を入れることを画策し、選ばれた1人がニール・アームストロング。彼はフリーメーソンの33階級員と言われている。
こうして見てみると、強いオカルト指向に傾いた秘密結社集団の源流にはエジプトがあり、そしてさらにその彼方にはシリウスが輝き、それはいつしか地球外生命体との接触という事件に辿りつくことになってしまう。(p97-100)
世界でもっとも多くの人々が読んだ本と言われる『聖書』。この中にはいくつかの星座の名称が登場する。そして、その登場箇所は旧約のヨブ記に集中している。
ヨブ記は紀元前5世紀頃に作られたと言われ、作者は『預言書』と『知恵の書』をよく学んでいたと思われるユダヤ人で、エジプトのことも知り得た人ではないかと言われている。
また、そのころ「ユダヤ人によく知られている星座が、ヨブ記に取り込まれた」というのだが……。
邦訳聖書は、訳者によって星座名をいろいろと使いわけているため、読む聖書によって、表現は多少異なっているものの、たとえばヨブ記38章31節には次のような言葉が記されている。
『おまえはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。
オリオンの綱を解くことができるか』
これは聖書中、神なる主が義人ヨブに向かって語りかけた一節で、星座の名前が登場する箇所として広く知られている。
旧約聖書の原文はヘブライ語で、プレアデスがケシル、オリオンはキーマ。双方の星座名は訳通りの意味を持っているというのが定説だ。
さて、この言葉を投げかけた主なる神は、いったいどのような意味でこう言ったのだろう。
これは、神なる主が自然を譬えにとって、「それらを司っているのが誰か、お前にわかるか」と脈々と語る中での、単なる詩的比喩の1つと考えられている。
しかし、それならば「星々を創ったのは誰か」でもよさそうなものだ。
ところが、なぜかこの章全体が、雲・風・雷という漠然としたものを譬えに引き出しているにもかかわらず、ここだけに特定の名前が出て来ている。
一方、ユニバース・ストーリーや、各地に残るプレアデス崇拝やオリオン、シリウスを当時の人々がどう捉えていたかを念頭に置いた上で、この箇所を読んでみると、「おやっ」と思いたくなる箇所なのだ。
ここを試しに、次のように読んだらどうだろう。
「ヨブよ、あなたはプレアデスの人々との絆を結ぶことができるだろうか。
オリオンの人々に繋がれた運命の綱を解くことができるのか」
まるで、架空の物語であった地球外生命体同士の過去の歴史が、地球に波及しているかのように読むことができる。
また面白いことに、聖書ではプレアデスやオリオンだけではなく、シリウスの痕跡までもが窺える。
ヨブ記の日本語訳では意訳されて表現がまちまちだが、同章15節には「悪者」、「悪人」などと訳されている箇所がある。この部分を英語訳の聖書で見てみると、ドッグ・スター(Dog-Star)になっている。
シリウスはエジプトにおけるアヌビス神の化身、女神イシスの星として神格化されているが、ギリシア神話では「オリオンの猟犬」というのが一般的な受け取り方。
しかも、英語のドッグは、「下劣なヤツ」などの意味を含んでいる裏で、The Dog Starは、「シリウス」に当たる。
そして、聖書の神は語る。
『大地の縁をつかんで、神に逆らうものどもを
地上から払い落とせ』
『しかし、悪者どもには、その光も拒まれ
ふりあげた腕は折られる』
先の置き換えを踏まえてみると、ここで「神に逆らうもの」「悪者ども」はドッグ・スター。つまりシリウスを暗示しているとして読むこともできる。
そして、ヨブの主である神は、シリウスとオリオンを悪の譬えとして、もしくはそれそのものとして語っていることが窺えることになる。
さてヨブ記は、プレアデスとオリオンの登場に引き続いて、同章32〜33節で次のように語る。
『あなたは12宮をそのときにしたがって引き出すことができるか。
北斗とその子星を導くことができるか。
あなたは天の法則を知っているか。
そのおきてを地に施すことができるか』
右の文中、「北斗」は、これまで何度か翻訳上問題があった箇所だが、慣例として、今では「北斗」「大熊座と小熊座」「熊座」などに邦訳されている。
この意味の取りかたは、イタリアの天文学者スキアパレリが1903年に著わした『旧約天文学』に説いた解釈に近く、次のようなものだ。
北斗にあたる聖書原文は「アーシュ」と「アイシュ」で、これは、ほぼ同じ意味を持った単語とされている。これがアラビア語の「ナーシュ」と言う言葉に似ていたこと。それがまた、アラビアの星名で大熊座の4つの星α、β、γ、δを指すこと。大熊座ηが「ベナトナシュ」と呼ばれ、その意味が「ナーシュの娘たちの長」という意味を持っており、ヘブライ語の「アーシュの子ら」に近い。これらを考え合わせると、問題の部分がまとめて北斗になるという訳だ。(中略)
ちなみに、ケンブリッジ、オックスフォード両大学の出版局から出されている1989年版の英語聖書で見てみると、問題の部分が何と、アルデバラン(Aldebaran)になっている。
先の北斗との訳の違いは、原語の解釈の相違から来ているのだろうが、ここがアルデバランになると、また新しい見方も出てくる。
アルデバランはプレアデスが属するおうし座の1等星だが、アルデバランの原形となるアラビア語アル・デバランには「従うもの」の意味があり、また先にも述べたが、アルデバランはアトランティスに介入したと噂のある地球外生命体の出自の星。そして、エジプトのピラミッドの秘伝を受け継いだ白色同胞団の出身と目される星のうちの1つにあたる。(p101-106)
こうした謎解きが可能な聖書を読むと、どうもそこには、宇宙の創造者である大いなる存在と、人類に直接関与したと思われる神のような存在(高度知性体)を、区別することなくいっしょくたに表現されていると思える場所が多数ある。
だからこそ、神の解釈に混乱が起きているのではないだろうか。
このような、混乱はキリスト教にとどまらない。
古代から伝わる宗教体系に残る神と悪魔の抗争、善と悪との2分化は、星々と宗教、そして秘伝主義者の集団として存続する秘密結社が交錯しつつ、1つの大きな構図を浮上させているようだ。
それは、太古、そして今も地球に密接な関わりをもつ、複数の地球外生命体による複雑な介入の結果と、これに巻きこまれた人類の意識の混乱の構図だ。
構図が示す意味は単純ではない。
その構図を読み解くには、実は人類の過去の隠された史実の真相や、地球外からの魂の転生を抜きにしては、たどり着けそうもないものだ。
ここでは、何が善で何が悪などというものをつきとめることが目的ではないが、それでも、新たな宇宙的視点から、この地球上で起きている大きな混乱、政治・宗教・人種の局所的な抗争を眺めなければ、それらの呪縛から抜け出る糸口を引き出せそうにない気がするのだが。(p110-111)
奇妙なチャネリング情報、コンタクト情報が流れるアメリカは、陰謀論の渦巻く国としても知られている。
アメリカの建国にはフリーメーソンが多大な影響を与えたとささやかれ、影ではフリーメーソンを牛耳るイルミナティのなした業とまで言われるほどだ。
このフリーメーソンは、アメリカの政治・経済に深い根をはり、その根本思想に基づく行政は絶対的な権力をもっているという。
このフリーメーソンの起源を辿るとき、私たちは現代までに起きた、地球上のさまざまな支配権をめぐる抗争、そして神話や伝承に盛り込まれた善悪の抗争を想いめぐらすことができる。
フリーメーソンの起源の定説でもっとも有力なものは、中世のギルド体制から生まれた石工集団ということになっている。
しかし、その定説は常に波紋を呼び、少なくともメーソンの創世神話であるヒラム伝説にまで遡ることが可能だ。
伝説は次のように伝える、
「はるかな昔、我々の宇宙よりはるかに巨大な宇宙から、神秘的な存在が訪れた。彼は星から星への旅を続け、地球にやってきたが、そのときに創造者の呼びかけを聞いた。そして創造者は語った。
すべての被造物のうちからあなたを選び、我が封印をお前の上に置こう。お前は我が道具として選ばれ、神殿の建設者となる。そしてお前はその職人らの棟梁(マスター)になるのだ」
この棟梁が、メーソンの始祖、伝説のヒラム・アビフだ。
その後、創造者の命に従って、神殿を建設する最中、ヒラムは3人の職人によって殺害されてしまうが、3人は自分たちの犯した罪を嘆き、創造者に「どうしたらよいのでしょう。彼を蘇らせたいのです」と願う。
しかし、創造者は、彼ら自身を創造した主を見いだすまで、またヒラムを指導者として神殿を完成するまでは、「自分は沈黙する」と告げるのだ。
この神殿はいまだ完成していない。そのため、メーソンが創造者を見いだし、神殿を完成して始めて、彼らにとっての「主の日」が訪れることになる。
ローマ・カトリックが目の仇にするフリーメーソンも、もとを正せば、神を切に求める集団ということになる(ただし求めている存在が真の創造者か否かはわからないが)。
メーソンの奥義に真の意味で通じている構成員は、自分たちの組織が地上のものではなく、宇宙を含む壮大な組織であることを理解しているという。
彼らのめざす理想の世界は神政共同体であり、また定められた階級を昇ることのできる階級国家だ。
アメリカの政治は、たとえ表面にその思想が表出されないにしても、国家建設の当時から、この基本姿勢のもとに発展してきたとも言える。
フリーメーソンの思想体系に大きな影響を与えていると言われるカバラの教えは次のように説く。
「神は対立物を互いに刃向かわせる。善は悪に、悪は善に対立する。善は悪を、悪は善を浄化する。こうして神は終末の日まで両者を戦わせる」
この言葉をよく見るとどうだろう。これはまさに南カリフォルニア発のニューエイジの歌い文句、さまざまなチャネリングソースが同じように伝えるテーマにそっくりだ。それはこのようなものである。
「地球で語られる善と悪は、どちらが良いとか悪いとかの問題ではありません。それは単に神の力が2極に分かれているだけに過ぎないのです。そして2極は統合されることになります」
「絶対善」に拠り所を置くキリスト教を始め、常に「善と悪」「光と闇」の戦いに勝利する方が決まっている宗教思想には、これは驚天動地の内容なのだ。
ニューエイジで語られる内容を調べてみると、多くの場合、純朴なキリスト教徒などが眼をひんむくような情報が伝えられている。
それは、現行のキリスト教哲学に、キリスト教がタブーとしていた概念を解禁する内容を付け加えたものと言える。
そこでは、性の解放、離婚の肯定、魂の転生等について、キリ スト教が認めていない事柄を能弁に正当化している。
内容は、頷ける部分もあり、コチコチのキリスト教の教条主義も、ある意味で揺さぶられて当然というような事実も多いが、さらによく見てみると、その内容は決して目新しいものではなく、しかも昔から歴史の闇の部分で伝えられてきた叡智の一部分がドッキングされていることがわかる。
たとえば、プレアデス・シリーズでは、「性の何たるか」が詳細に語られているが、これはヒンズー教の性のタントラ技術そのものであるし、またアレスター・クロウリーが追求してやまなかったセックスによる覚醒の秘儀とも酷似している。
これは、どのようなことを意味しているのか。
考えられることはいくつかあるだろう。
・情報は本当に、地球外生命体からのものなのか。はたまた、地球上の何かの勢力による高度な情報操作なのか。
・これまで異端とされてきた叡智が正当化される権利を持つ時代を迎えたのか。
・それとも、これまで秘儀伝授者のみに伝えられてきた内容が暴露されたのか。
・はたまた現在流布されている情報そのものが、大衆を扇動するための画策なのか。
・もしくはそれらすべてが同時に起こっているのか。
などなど……。
こうしてみると、すべてを地球外生命体からの情報と言い切れるほど、単純なものとは思えない。
1章でも述べたが、情報には真実もあるが、チャネラーの意識が知らず知らずのうちに、初めの情報源ではない別の何かに、利用される場合がある。
また、地球外からの魂の転生を公にしたマンデルカー博士も、チャネラー情報を活用したわけで、チャネリング情報には確かな信憑性のあるものもある。(p161-166)
現在、天照大御神は皇室の祖神である女神として、伊勢神宮の内宮に祀られているが、この伊勢の内宮の神について、かねてより「男神であり、しかも蛇神である」という異説があるのをご存じだろうか。
「アマテラスが男神かも知れない」という話は、超古代文献の1つ『秀真伝』にその旨が記されており、江戸時代に荻生徂徠などが唱えていたことで知られている。
が、ここで問題にしたいのは「アマテラスが蛇神だった」という部分だ。
この伝承はかなり昔からあったと思われ、鎌倉時代の『通海参詣記』の記述には、「皇大神宮の神は蛇神であり、斎宮は神の后である」旨が記されている。
また『扶桑略記』には、斎宮が蛇神と同衾したことが語られ、先の『通海参詣記』にいたっては、蛇神と床を共にした斎宮の寝床に、蛇のウロコが落ちていたという具体的なくだりまでがある。
近年の研究では、伊勢の内宮の別宮がある磯部付近に「伊雑宮に祀ってあるアマテラスは蛇である」という伝承があることや、伊勢の内宮にある神主の家に「内宮に祀られた神が蛇神である」という言い伝えがあることが確認されているようだ。
実際にアマテラスが蛇神であったのか、もしくはアマテラスとして伊勢の内宮に祀られるようになった何者かが蛇神なのかは定かでないが、日本の神社の頂点にあり、皇室の祖神ともいえる伊勢に祀られた神が「蛇神である」という伝承は、興味を覚えるものだ。
キリスト教の伝播に伴い、蛇が悪魔と同一視され、即邪悪の化身と考えられてしまう現代の風潮があるが、古代、アマテラスが蛇神と捉えられただけなら驚くにあたらない。
というのも、マヤの有翼蛇ケツァルコアトルを始め、「聖なる蛇」の伝承は世界各地に存在し、また伝説のムーについて伝える「ナーカルの粘土版」でも、創造神は7つの頭を持つ蛇に譬えられている。
つまり、遠い昔、蛇は聖なる象徴の1つとして考えられていたのだ。
蛇が、単なる象徴として捉えられているならば、特に問題にすることもないのだろうが、実はその奥にさらなるミステリーが見え隠れしている。
かつて、大本教に属し、心霊学の大家であった浅野和三郎という人物が、「龍神遠祖説」なるものを打ち出したことがある。
彼の説によると、人類は原初の地球を支配していた自然霊の想念によって物質化して出現した。そしてこの自然霊が、龍神であるというのだ。
この説の背後には、古代日本に伝わる龍と蛇に対する概念も組み込まれている。
その概念の中では、龍と蛇は先の自然霊に発し、そのうち神性の強いものが龍、そしてより物質的なものが蛇として位置づけられ、両者は本来同一の源から出たものになる。
実は、「龍神遠祖説」に非常によく似た太古の歴史を示す情報が、アメリカの大衆意識に介入する、シリウス経由のチャネリングに奇妙にも語られているのだ。
そこでは、約2600万年前、地球に2種類の非人間的生命体が入植し、それらは射手座星系からやってきた爬虫類的存在と、オリオンのベラトリックス星系からの恐竜的存在だったというのだ(ここで言う爬虫類と恐竜は、生物学的に分類される爬虫類と恐竜とは意味を異にする)。
そして、地球ではこの2種類の生命体が入り込んだ後に、人間の祖となる哺乳類的生命体(実際はクジラ目の祖とされる生命体だが、これも現在のクジラ目とは異なる)が現れる。
この3者が共存する地球が、まず存在していたのだ。
ところが、あるとき、オリオン星系のベラトリックスを含むいくつかの星々から、新たな訪れがあり、それまで地球にいた元恐竜タイプの生命体に対して、新しくやってきた恐竜タイプの生命体から、「哺乳類的生命体の根絶」の計画がもちかけられる。
このことによって、地球上で抗争が起き、哺乳類的生命体は2つに分かれ、一方は地球に残存し、もう一方が琴座の領域に離脱する。
そしてこの琴座領域に離脱した生命体は、時をへてヒューマノイド型の生命体に進化し、その進化した生命体が、地球へと再入植した。
この地球帰還組の生命体とオリオン出自の生命体は、幾度となく宇宙と地球で衝突を繰り返すが、その背景の下で地球には、「琴座/シリウス系」の文明が成立する。
そしてこの文明が100万年もの期間栄えた後に、レムリア文明が生じるのだ。それは実に90万年も昔のことだった。
面白いことに、地球に関与した最初の生命体が、「恐竜(龍)/爬虫類(蛇)タイプ」であり、地球に抗争の種をまいたのが、このうちの恐竜タイプである。
情報の伝えるところでは、この2生命体のうち、オリオン出自である恐竜タイプの生命体の容貌が、人類の想像した悪魔の容貌に似ていたそうで、実際彼ら恐竜タイプの生命体は、悪魔のモデルになったということだ。
これらの話は、世界中に残る「龍と蛇の伝説」に善悪の2面性があることを想い浮かばせるものだ。
この「龍と蛇」にまつわる悪の面は、常に話題になってきた。
アトランティス人であり、エジプトにその叡智をもたらしたトートが記したとされる『エメラルド・タブレット』には、闇の世界の住人である「蛇人」の記録がある。
この存在は、はるかな昔から地球の別次元に存在している霊的な存在で、本 来の姿は蛇の頭をもった蛇人だった。
彼らは、人類の属する次元からの召喚によって、人間の姿をとることができたが、それを可能にするには、強力なネガティブエネルギーとも言える「悪意」と、人類が持つ血液のエネルギーを得ることが必要だった。
人類の中には、この異なる次元の存在を召喚しようとする闇の心を持つ存在がおり、彼らによって、しばしば蛇人らがこの世に現れたという。
そのため、蛇人は血を好む邪悪の化身として、アトランティスの聖なる人々によって徹底的に排除されたという逸話を持つ。
この話が、まったくの架空の話であったにせよ、太古にこのような逸話を耳にした者たちがいたであろう。
そして、アトランティスに起源を持つカバラの伝承によれば、ユダヤの祭司長の先祖になったメルキゼデクは、アトランティスの植民地出自であり、彼の教えた宗教と政治体系がユダヤ思想の源流にあるというのだ。
当然、聖なる指導者であったメルキゼデクは、この伝承を知っていたに違いない。
つまり、遠い記憶のはざまに揺られながら、「蛇人」の逸話が旧約聖書に取り込まれていった可能性を暗示しているのだ。(p194-199)
日本出自の神秘家である出口王仁三郎などに賛同する人々や『日月神示』に賛同する人々は、「正神」の復権を唱え、現代の日本の堕落した世相と、西洋社会にはびこるイシヤ(フリーメーソンやイルミナティ)を糾弾し、世の立直しを宣言している。
また、古代の叡智を復活させ、キリスト教の誤った部分を改善しようと試みるニューエイジ派は、過去の分裂の記憶を今世で癒そうと、人の持つ眠れる能力の開発をベースに、宇宙意識への回帰を提言している。
このような動きの中には、ときたま行き過ぎる面や、理解不足による誤謬も混入することがあるが、総じてその趣旨は、「太古に起きた様々な地球規模のカルマの浄化と、地球人類の宇宙参入」をめざしているのではないだろうか。(p213)
ケイシーは、ギザの大ピラミッドにある「孔」が天空を指し示す方向、地球から見た天の北極付近一帯に見える星系が、地球の転生サイクルを終了した人々のはばたく場所だと言った。
現在、ギザのピラミッドのシャフトは、ケイシーの述べた「孔」にほぼ近い付近の天空を示すものが2本。そしてもう2本のシャフトが太古の地球に関わった地球外生命体の出自のうちの2つと同じオリオンとシリウスを指している。
今回は、記すのをとどめるが、プレアデスは、そのうちのシリウスに含まれていると言っても過言ではない。
そして、ギザの大ピラミッドは、「現段階の人類」がどこからきて、どこへいくかを、このシャフトで示している。
人類はこのピラミッドに暗示されている。そして、あなたの「星の記憶」は、このピラミッドにも相当しているのだ。
天空の記憶と内面の記憶がちょうど合流したとき、あなたはこのピラミッドに秘められた真義と同じものを、自分自身の中に引き戻すことができる。
そのときようやく、あなたは自分が何であるか、どこから来てどこに行くかについての真実を、自分自身で知ることになるだろう。(p244-245)
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