| Tweet |
霊人のひとり言
私の精神世界観
霊人のひとり言: 日本の大乗仏教は呪術的！その２
http://reijin32yoshi.blogzine.jp/shinsey/2009/12/post_be77.html
2009年12月 1日 (火曜日)
日本の大乗仏教は呪術的！その２
大乗仏教は仏教版キリスト教！
他力信仰の神や仏のルーツはシュメール神話の神アヌンナキ！
Ｗｅｂ Ｐａｇｅに『 仏教者のK. 』という方から、以下のコメントが寄せられました。
今回もコメント欄に返事を書こうと思いましたが、長い文章になってしまいましたのでブログ本文に書かせて頂きます。
【> エルサレムを聖地とする三大宗教と
> その影響を受けて誕生した大乗仏教です。
それは誰の説ですか。あなたの独断ですか。私の見解では、大乗仏教に中東三宗教の影響は見られません。
あなたの主張にもし論拠があるのなら、提示して下さい。】
仏教者のK.様、貴殿のサイトを拝見しました。
貴殿は浄土真宗を始め浄土教を批判しておられるにも拘らず、私の説に異論を唱えるのは矛盾を感じます。
拙ブログを読んで頂ければ、私は浄土教は仏教ではないと、くどい程言い続けているのはお分かりになると思います。
大乗仏教の有り様を冷静に鑑みれば、大乗仏教はキリスト教的だ、と謂うのは解るはずです。
そもそも釈尊は、読経や念仏やマントラ（真言）は一切唱えなかったし、そのような行為は外道のすることだと否定されていたはずにも拘らず、大乗仏教では、それは当然のように日常的に行われています。
なぜでしょうか？
少なからずキリスト教の影響を受け、原始仏教の流れを汲む部派仏教の一派が仏教を造り替えてしまったからです。
後に中国で景教と呼ばれた、東方キリスト教の一派であるネストリウス派がインドで勢力を伸ばし、そのキリスト教ネストリウス派の影響を受けて、キリスト教徒が神に祈る姿に感銘を受けた一部の仏教徒が仏の真理である『 ダンマ 』に神格を持たせ『 ダンマカヤブッティ 』（法身仏）と呼ぶようになり、神的存在である如来を創造してキリスト教徒と同じように如来や脇侍である菩薩（キリスト教の天使に見立てた存在）に、祈るようになって行ったのです。
その最たるものが貴殿が批判している浄土教であり、阿弥陀如来とは救世主キリストを仏教的にアレンジした存在です。
ですから、阿弥陀如来は西方（極楽浄土）に居る必要があったのです。
インドから見ればキリスト教の聖地エルサレムは西方にあり、キリスト教徒たちは西方から遣って来てキリストによる救済を説き、その教えをそのまま浄土教に取り入れたので極楽 浄土は西方にあるとされたのでしょう。
さらに、エジプトの神『 アメン 』がルーツだと謂う説もあります。
キリスト教では『 アメン 』神に祈りを捧げるために「 アーメン 」と唱えるようになり、『 アメン 』信仰がインドに伝わった時にインド風に訛り『 アミタ 』（アミターバ、アミターユス）と呼ばれるようになり、浄土教では『 アミタ 』信仰とキリスト教を合体させアミタ如来による救済を説くに至ったのです。
そして、エジプトの神『 アメン 』のルーツはシュメール（メソポタミア）神話の神『 アヌまたはアン 』、すなわち『 アヌンナキ 』で、他力信仰の神や如来のルーツはシュメール神話にまで遡るのです。
メソポタミアにせよ、エルサレムにせよ、エジプトにせよ、どちらにしてもインドから見て西方には違いありません。
これは、浄土教に限らず初期の禅宗を除く（現在の禅宗は他の宗派同様に葬式仏教に成り下がっています）大乗仏教全般にも言えることで、如来・菩薩による救済を説き、幸福祈願や先祖供養の加持祈祷や祈りの読経を行っており、明らかに現世利益信仰になっています。
原始仏教や初期の上座部仏教では、公な奉仕活動と謂うものは行われませんでしたが、大乗仏教では景教の影響を受け布施行の一環としての奉仕活動を採り入れるようになりました。
キリスト教では教会や修道院で貧しい人たちに施しをしたり、身寄りのない子供たちを引き取り育てていました。
近代で有名なのは、マザーテレサの奉仕活動が挙げられます。
日本で最初に奉仕活動を大々的に採り入れたのは聖徳太子、とされています。聖徳太子は現在の大阪市天王寺区にある四天王寺を拠点に、『 施薬院 』・『 寮病院 』・『 悲田院 』を設けました。
『 施薬院 』とは薬局で『 寮病院 』とは病院で、此処までは字を見れば見当がつくと思います。『 悲田院 』とは社会福祉施設で孤児院と老人ホームを一緒にしたような施設です。
聖徳太子は、これらの施設に貧しい人たちや行き倒れの人を収容し、無償で手当てをしたり食べ物を与えたり、行き場のない孤児や老人を『 悲田院 』に住まわせていました。
聖徳太子がこのような奉仕活動を積極的に行ったのには、秦河勝の助言によるとされ、秦一族は朝鮮半島経由で渡来したユダヤ人であり景教徒で、秦河勝は秦一族の長的人物であり聖徳太子のブレ−ンで片腕として活躍しました。
よって、聖徳太子は大乗仏典（法華経、勝鬘経、維摩経）と共に景教の経典（新約・旧約聖書を漢語に訳したもの）をも学んでいたと思われ、景教の教えである奉仕活動を、仏教寺院である四天王寺で行うことになったのです。
日本でも大乗仏教はキリスト教（景教）の影響を受けていたのは間違いないでしょう。大乗仏教のシンボルとして『 卍 』が挙げられますが、この『 卍 』は景教のシンボルでもあり、原始キリスト教のシンボルでもありました。
キリスト教のシンボルが『 十 』字になったのは、ローマ帝国がキリスト教を国教にしてからの事です。
勿論、釈尊がバラモン教（現ヒンズー教）のシンボルでもあった『 卍 』を仏教に採り入れるはずもありませんので、大乗仏教が『 卍 』を採り入れたのは、東方キリスト教の影響を受けていた証拠でもあります。
そして大乗仏教の『 灌頂 』の儀式は、ユダヤ教とキリスト教の『 洗礼 』の儀式を採り入れたものでしょう。
釈尊は儀式としての『 灌頂 』はなされかかったし、原始仏教やその後の部派仏教でもそのような儀式は行われませんでした。
ただし、心身を清めるための『 沐浴 』はされていました。
ちなみに、灌頂の儀式は古代インドで王の即位式の際に行われていた風習を仏教で採り入れたものとされていますが、カースト制度を批判していた仏教が王の即位式の真似事をするはずがありません。
したがって、東方キリスト教がやっていた洗礼の儀式を採り入れたものだと考えるのが筋が通っています。
弘法大師・空海は最澄（天台宗を学び）とともに唐に渡り、真言密教を学び密教の秘法を伝授され遍照金剛の灌頂名を授けられましたが、超天才であった空海は同時に景教の経典をも読破し真言密教との共通性を見出し感銘を受け、景教の経典を日本に持ち帰ったのです。
空海が日本に持ち帰った景経の写本を親鸞も読破し、親鸞が景教の影響を受けて誕生した浄土真宗は、キリスト教的なのはその為だったのです。実際に親鸞が読んだとされる景経の一部が、西本願寺に残されています。
大乗仏教の祖の一人とされるナーガールジュナ（漢訳、龍樹菩薩）は、部派仏教（小乗）の経典を９０日で読破し、その教えに満足できずに、新たな経典を求め修行の旅に出て、ヒマラヤ山中で修行をしていた老比丘から幾つかの大乗仏典を伝授され、その経典の隠し場所（洞窟）を発見し経典を持ち帰る承諾を得て持ち帰ることができましたが、それを全て読破してもまだ満足できず仏教とはこの程度のものかと慢心を起こしてしまったために、師匠でもあったマハーナーガ（大龍菩薩）は龍樹の慢心を哀れむと、ともに大乗仏教の壮大さを知らしめる目的で、龍樹を海底の籠宮城に連れて行き大乗仏典の真髄を授け、その経典を持ち帰らせ、龍樹はその経典を９０日で読破して漸く大乗仏教の真髄を理解でき満足を得て、その経典を般若経と名付けて中論を確立したとされています。
このような龍樹の伝説を信じられますか？
あたかも大乗仏典は釈尊の教えの秘伝中の秘伝であったため、その内容を理解できる者が現れるまで秘匿されていて、自分（龍樹）がその秘伝を伝えられるべく選ばれた者である、と言わんばかりの伝説です。
龍樹自身が大乗仏典は仏説（釈尊が説いた教え）である、と言いたいがために創作した伝説か、龍樹の教えを漢語に翻訳して中国に伝えた鳩摩羅什が、龍樹を敬愛していたために龍樹を神格化したいがため創作した伝説か、のどちらであるかは定かではありません。
しかしながら、この伝説を見る限りは、大乗仏典はナーガールジュナ（龍樹菩薩）自身による創作の可能性が疑われ、大乗仏典は仏説（釈尊が説いた教え）ではないのは火を見るより明らかです。
龍樹が創作した可能性が高い般若経を始め多くの大乗仏典は、呪術的で祈りの仏教になっていますので、龍樹も東方キリスト教ネストリウス派の影響を受けていた可能性は高い、と考えられます。
大乗仏教は呪術的だと謂うことに於いて、日本に大乗仏教が伝来した当初は法華経、勝鬘経、維摩経の大乗仏典と、ともに仏像も入って来て仏（如来）は仏教の神として扱われ、寺院ではなく社に仏像を安置して神官と巫女が祈りの儀式を執り行っていました。
その当時に飢饉や疫病が蔓延していたため、異国の神（大乗仏教の仏・如来）を祀った祟りだとして物部守屋は蘇我馬子を批判し、天皇に排仏を申し入れ仏像を破壊してしまったのが切っ掛けになり、若かりし聖徳太子を巻き込んで内戦にまでなったのは周知の通りです。
若かりし聖徳太子が蘇我氏に付いたのは、物部氏が仏像を破壊したにも拘らず一向に飢饉や疫病が治まる気配を見せない処か悪化する一方でしたので、蘇我馬子は天皇に物部が仏像を破壊した祟りに違いなく寺院を建て仏を祀る以外に飢饉や疫病が治まることはないと進言し、若かりし聖徳太子は馬子の考えに同意したからです。
そこで摂津国難波（なにわ）の地玉造に四天王像を奉納し、此の戦に勝利できた暁には四天王像を奉納した此の地に寺院を建て四天王を奉ることを誓い祈ったことで、蘇我氏が勝利を収めることが叶った、と言われています。
それで、聖徳太子は誓い通りに難波の地に寺院を建立し四天王像を安置し、四天王寺と命名されたのです。
そして、奈良時代にも同じような飢饉や疫病が流行ったため、これらを鎮める目的で東大寺の大仏（毘廬遮那仏）を建立し、唐の高僧であった鑑真和上を招いて入魂の儀式と鎮めの祈祷をお願いする予定でしたが、鑑真和上の乗った船が何度も難破してしまったため大仏の入魂の儀式には、間に合わなくなってしまったのです（難破が原因で、鑑真和上は失明したと言われています）。
このように、大乗仏教は呪術を目的とした異国の宗教であり異国の神だと考えられていたのです。そうです、当時の仏教は密教的な儀式を執り行うのが当たり前のように考えられていたのです。
本来の仏教と謂いますか仏説では、呪術は迷妄であり魔術（黒魔術）であるとされ、このようなものは外道のすることだ、と否定されていた筈なのに大乗仏教では密教を筆頭に当然のように行われているのは、他力信仰である東方キリスト教ネストリウス派の影響を受けていたのは、まず間違いないでしょう。
その他には、大乗仏教誕生のウラにはミトラス教やゾロアスター教の影響も受けていた可能性も否定できません。
大乗仏教には弥勒菩薩信仰がありますが、弥勒菩薩とはミトラス教やゾロアスター教の神ミスラであるのは明らかですので、此れらの宗教の影響が少なからずあったのでしょう。
キリスト教もミトラス教の影響があった、とされています。
原始キリスト教ではミトラス教の影響は殆んどなかったと考えられますが、ローマ帝国ではミトラス教は国教的宗教でした。
その後、西方キリスト教がローマ帝国で勢力を伸ばしミトラス教と国教の座を争い、ローマ帝国が正式に西方キリスト教を国教に定めたためミトラス教は、ローマ国内では衰退して行きましたが、ローマ国内では西方キリスト教とミトラス教の教義が混在する形でローマキリスト教会（後のカトリック）が誕生して、現在のキリスト教へと至っています。
クリスマスはイエス・キリストの誕生日とされ、キリスト教の重要な祭りの１つですが、実はナザレのイエスの誕生日は定かではなく新約聖書にもイエスの誕生日の記述はありません。
しかし、ミトラス教ではミトラス（ミスラ）は１２月２５日に生まれたことになっているのです（キリスト教とミトラス教との関係）。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。