★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ57 > 396.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.sorae.jp/030804/3326.html
シルク・ドゥ・ソレイユの創業者を乗せたソユーズTMA-16、打ち上げ成功 sorae.jp
シルク・ドゥ・ソレイユの創業者であるギー・ラリベルテ氏、第21次長期滞在クルーのマクシム・スラエフ宇宙飛行士とジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-16)は予定通り、モスクワ時間9月30日11時14分(日本時間16時14分)、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
打ち上げられたソユーズFGロケットは順調に飛行し、ソユーズTMA-16は打ち上げから約9分後に地球周回軌道へ投入され、打ち上げは成功し、ギー・ラリベルテ氏は世界で7人目の宇宙旅行者(民間宇宙飛行士)となった。
ギー・ラリベルテ氏は1959年9月、カナダのケベック州で生まれ、竹馬や火喰い芸をこなす大道芸人を経て、1984年にシルク・ドゥ・ソレイユを結成。後にシルク・ドゥ・ソレイユが世界に進出し、数々のショーを行い、規模を拡大した。その知名度は高く、日本でもドラリオン、アレグリア、コルテオなどの作品が公演され、人気を集めている。
また、貧困な国に井戸と飲料水を供給するため、ギー・ラリベルテ氏は2007年10月に「ワン・ドロップ財団(ONE DROP Foundation)」を設立し、多額な寄付と慈善活動も行っている。
これらの業績が認められ、ギー・ラリベルテ氏は2004年にカナダ国民最高の栄誉であるカナダ勲章を受賞し、タイム誌の世界で最も影響力のある 100人の1人に選ばれ、2007年には、アーンスト&ヤングのワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2007を受賞している。
ソユーズTMA-16は元々カザフスタンの宇宙飛行士が搭乗する予定だったが、世界不況により、カザフスタン政府が代金を支払えず、フライトをキャンセルした。今回の宇宙旅行で、ギー・ラリベルテ氏はスペース・アドベンチャーズ社に対し、3500万ドル(約32億円)以上を支払ったと言われている。
写真=NASA。
ソユーズTMA-16はこのまま2日間、地球を周回し、モスクワ夏時間10月2日12時36分(日本時間17時36分)に、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングする予定となっている。現在、国際宇宙ステーションには、ソユーズTMA-14とソユーズTMA-15がドッキングしており、3機のソユーズ有人宇宙船が同時に国際宇宙ステーションにドッキングするのは、今回が初めて。
ギー・ラリベルテ氏は国際宇宙ステーションで約10日間滞在し、第20次長期滞在クルーと共にソユーズTMA-14に搭乗し、10月11日に地上に帰還する予定となっている。
なお、国際宇宙ステーションの6人体制が始まっており、来年にはスペースシャトルが退役する予定で、ソユーズ有人宇宙船は今後全て長期滞在クルーに割り当てられるため、今回が民間人の最後の宇宙旅行だと言われている。
Guy Laliberte
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ57掲示板
フォローアップ: