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横暴を極めた時の権力に対して正面から堂々と対決して、その政策を批判したことで歴史に名をとどめたのは、朝日新聞に掲載された中野正剛の『戦時宰相論』であり、それは戦時体制が絶頂の昭和十八年一月一日号だった。この歴史的な『戦時宰相論』に勝るとも劣らないのが、2009年の夏に登場した『さらば、暴政』であり、米国に住む日本人ジャーナリスト藤原肇がこの夏に出した新著は、衆議院選挙を前にして絶大な威力を持ち、日本の歴史に革命的な影響を及ぼそうとしている。
日本国民にとって八月に行われる選挙のときに、タイムリーに誕生した暴政を論じた本に注目して、そこに秘められた威力を活用することで、戦後最大のチャンスをもたらそうとしている。だが、それを使いまくる頭脳が野党におらず、昔ながらの選挙運動に明け暮れているようであり、それは実に残念であると言わざるを得ない。
だが、在野には興味深いアイディアを持つ人もいて、たとえば次のようなブロッグに出ている声は、大衆の注目と関心を集める作戦として傾聴に値する。
http://www.asyura2.com/09/senkyo68/msg/679.html
確かに、刺客第一号だった小泉チルドレンに属す小池百合子は、タレント性で人気抜群だったけれど政治能力は乏しかったので、人気投票で落選するのを楽しむ目的としては、いたぶる点でエンターテーメント的な趣味は満たせる。たとえ大臣を歴任したといっても人気取りでの出世だったから、「そのまんま某」とか都知事にに収まっている「慎太郎」と同じで、河原者の芸人が人気で政治を篭絡したに過ぎないので、単なる一時しのぎの娯楽の提供で終わる可能性が高い。
だが、世襲代議士として選挙地盤を利権化したお陰で、能力や責任感がなかったのに血統書で首相の椅子に座ってしまい、日本を滅茶苦茶にしてしまった超A級戦犯は、政治的にはっきりと始末をすることが重要である、だから、安倍晋三と麻生太郎の二人の首相経験者にははっきりと狙いを定めて、落選させることが政治のレベルで有意義である。
安倍と麻生が露呈した無能力と無責任さについて、徹底的に論証し批判している『さらば、暴政』の価値は絶大であり、麻生の選挙区である福岡8区の直方市や飯塚市だけでなく、福岡市でこの本をを数万部ばらまくことで、現首相を始め古賀誠や山崎拓などの古手議員も、続々と落選して政界の大掃除が実現するだろう。同じように安倍の選挙区である山口4区を構成している、下関市や周防市にも数万部ばらまくことで、ネオコンとして暴政の行き詰まりで政権を投げ出した無責任に対して、徹底的な総括を選挙を通じて実現するのは重要である。。
現に山口4区はその実現の展望が開けようとしており、安倍落選の可能性を『週刊文春』が報じたという情報もある。
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/205.h
明石元二郎が試みたよく知られた参謀本部の対露工作は、日露戦争の直前に行われた後方霍乱として、日本の運命にとって大きな役割を演じている。それを評価したプロシアのカイゼル・ウィルヘルムは、明石大佐は一人で三個師団の役割を演じたと賞賛したが、もしも、麻生と安倍の両首相経験者を数万部の本が討ち取るならば、『さらば、暴政』は平成における数個師団の働きをしたことになり、日本国民は再び提灯行列の感激を味わうことになりそうだ。
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