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恐竜の絶滅は隕石衝突の30万年後だった−因果関係疑問視の新説
4月27日(ブルームバーグ):恐竜が滅亡したのは巨大隕石(いんせき)が現在のメキシコに衝突した30万年後だった可能性が高いとの新説が登場、衝突が絶滅の原因だったという定説に疑問を投げかけている。
ユカタン半島の「チクシュルーブ・クレーター」(直径約180キロ)が隕石の衝突によって形成されたのは6500万年前。1978年の発見以降、このクレーターは恐竜を含む全生物の約65%が隕石衝突によって滅亡した証拠となっている。
新説を唱えているのは米プリンストン大学と仏ローザンヌ大学の共同研究チーム。研究チームがジャーナル・オブ・ジオロジカル・ソサエティ誌に投稿した研究論文によると、恐竜滅亡が間違いなくチクシュルーブ・クレーター形成の30万年後だったことを裏付ける新たな証拠がメキシコの他の複数の場所で発見された。
プリンストン大学のガータ・ケラー教授(地球科学専攻)はロンドンでの発表文で、「チクシュルーブでの巨大隕石の衝突の結果絶滅した種は一つとしてないことがわかった」と述べた。
同教授らは、隕石衝突時の堆積層より上に、絶滅と関連づけられる堆積層を発見。この現象を隕石論の支持派は、衝突に伴う地震や津波が引き起こしたものと説明しているが、同教授らによると、2つの堆積層の境界にある層は、堆積が津波による短期的なものではなく、長い年月を要したプロセスだった様子を裏付けているという。
その上で同教授らは、インドのデカン高原に分布する広大な溶岩台地デカン・トラップで起きた大規模な火山噴火が恐竜絶滅の原因かもしれないとの見方を示唆している。大規模噴火に伴う煤塵とガスが太陽光を遮ったことが気候変動をもたらし、多数の動植物を死滅に導いた可能性があるとしている。
原題:Dinosaur Demise Came 300,000 Years After Crater, Scientists Say
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003013&sid=aZIA8TR9xFMo&refer=jp_us
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